2022年ゴールデンウィークとくべつ企画 身近な絶景 2022年5月2日

どうみても居抜きの個室ビデオ

「居抜き」とは閉店した店舗の建物をそのまま流用して作られた店舗のことである。流用しているので一から作られた店舗とは違った独特な雰囲気であることも多く、なんだか気になってしまう存在だ。

そんなわけで居抜きには敏感に反応してしまう筆者だが、JR南武線の尻手駅の近くに笑っちゃうくらい居抜きな個室ビデオ屋がある。

 

こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。
わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。

1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー)

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隠しきれない前世の気配

それがこちらの花太郎 川崎尻手1号店だ。

居抜き個室ビデオ④.jpg
個室ビデオ屋としては違和感しかない。前世の魂がまだここにありまくっている。​​​​​

これ、どうみてもファミレスの居抜きである。たまたま隣を通りかかったのだが、思わず振り返ってしまうほどの居抜きっぷりだ。

建物正面全体が窓になっているにも関わらず、すりガラスで中は見えない。個室ビデオなので本来は窓なんてなくてもいいわけで、個室ビデオ専用に作られた建物であればわざわざこんな作りにはしないだろう。この無理やり感が居抜きっぷりを増長させている。

居抜き個室ビデオ②.jpg
一階が駐車場で二階に店舗というスタイルをほぼファミレスでしか見たことない
居抜き個室ビデオ③.jpg
店の前の看板すら違和感がすごい。「DVD鑑賞」ってこんな風に掲げるもの?

 実際にGoogleの昔の写真が見られる機能でこの場所をみてみると2009年9月時点ではここにはロイヤルホストがあったようだ。やっぱりファミレスだ!ちゃんと看板までそのまま居抜かれている。

こんなふうに予想がバチっと当たるのが居抜き鑑賞の醍醐味である。それにしてもこうしてロイヤルホスト時代を見てしまうと、個室ビデオの違和感がさらに際立って面白い。ファミリーレストランが個室ビデオに変わってしまうあたり、少子化の時代を象徴しているようでどこか寂しい気分にもなるが。 あからさまな居抜きにすっかり心を射抜かれてしまった。

 2022GW特集! 身近な絶景 

 企画のご説明 

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