景色がバグっている
海老名駅はJRと小田急と相鉄が乗り入れ、西口にららぽーと海老名、東口にビナウォークという2大ショッピングモールがそびえ立つ場所である。
たまたま別件で海老名まで来て、どこかでお昼ご飯を食べようかな~と駅前まで来たとき、それは見えた。
遠くから屋根っぽいものが見えたとき「和食のゾーンかな」と思った。寿司や蕎麦の飲食店が集まってるフードコートかな?
でも近づいてみたら本気の七重の塔だった。こんなに縦に伸びた和食のゾーンはない。
もし、この世の土地が一晩でシャッフルされたら、こういうことが起こるだろう。子どものころ、誰もが「家の隣に小学校が来ないかな」と妄想したことがあるだろうけど、実際に起こるのはこういうシュールな光景である。
近づいてよく見ると建物としては新しく、「古くからここにあって動かせない」というものではなさそう。
イベント的に作られたものだとしても大きすぎるし、でも中に入ってなにかできるわけでもない。
一体この七重の塔はなんなのか。