2021年GW企画「お役立ち記事100連発」 2021年4月30日

商店街で店員さんに旬を尋ねるとおトクな気持ちになる

商店街や市場などでよく見られる対面販売は、人見知りにとってはできれば避けて通りたいものだ。しかし、専門店ならではな情報がゲットできたりもするし、勇気を出して話し掛けてみて良かったナァと思えることもたくさんある。とりあえず最初の入り口としておすすめしたいワードがある。「旬はなんですか」だ。

1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。

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このご時世、というワードはあまり使いたくないのだが、すっかり元気がなくなってしまったように感じる商店街。今回は、活気のあった以前を振り返りつつ、「旬はなんですか」からいただいた店員さんからの金言をご紹介していきたいと思う。

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防空壕跡地を利用した「戸尾市場街・とんねる横丁」。近年、日本遺産にも。大正時代から市民の台所として親しまれている。
いまは里芋が美味しいからね。

——でもあれって、剥くの大変なんですよね。手がかゆくなるし。

いやいや、あんなん、レンジでチンすればズルリよ。
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全国メディアにも数多く登場した本田蒲鉾店。防空壕を利用したお店の1つだ。

 

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周りをストローで巻いたかまぼこ。長崎では「すぼ」と呼ばれ、お土産に買って電車でかぶりつく佐世保人もいるとか。

 

つわ蕗はね、くじらと煮物にするとすっごく美味しいわよ。

 

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ところ変わって、毎年初夏に毎年行われている「早岐茶市(今年は中止、写真は4年前のもの)」。昔は物々交換も行われていたとか。

 

わかめはしゃぶしゃぶにするともおすすめよ。茎の部分は切って甘酢に漬けたら美味しかけんね。たくさんあるけんオマケつけとくね。

ーーいやいや、買った分よりはるかに多いですけど!?

 

思い出に浸っていたらしんみりしてしまった。「旬」でここまで盛り上がれるのかと思うけども、季節を味わうことが当たり前になっている専門店のみなさんにとっては、十分な会話のトリガーになるのである。対面販売ならではの楽しさ、いろんなものが落ち着いたらまた体験しに足を運んでみたい。 

 2021GW特集! お役立ち記事100連発! 

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