ポイント① 欲しいと感じたら躊躇しない
まず大切なのは、躊躇しないことだ。
躊躇してしまうと、次立ち寄ったときにはもう、ほかの誰かのものになっている可能性がある。
とはいえ、少しでも必要ないと感じたら、その気持ちを大切にするのが一番だ。
ポイント② 同じものが複数置かれていたら、複数もらうと良き
同じ食器が複数あると何かと便利である。同じものが複数置かれているときは、複数もらうのがおすすめだ。
ただし陶器の場合、複数持ち帰ろうとするとめちゃくちゃに重くて、一体なんの苦行なんだ……と感じることもあるだろう。
家までの距離がさほどない場合には、ごくごく一時的なことだと思ってがんばってほしい。でも、家から遠い場所で出くわした場合は無理しないでほしい。腰や肩を大切にしてほしい。
ポイント③ 店舗のご自由にお持ちくださいは良き
店舗を改装する際、ご自由にお持ちくださいするお店や、閉店に伴いご自由にお持ちくださいするお店もある。
お店の食器類は、毎日使われ続けることに耐え抜いた勇者たちだ。強度の高いものが多い。飛び込もう。食卓の味方になる。
ポイント④ 全部別の人の行いだ
ところで「ご自由にお持ちください」にはむらっけがある。欲しいと感じるものばかりのときもあれば、ニッチな需要を求めていそうなもの、いちかばちかの可能性にかけてそうなものなど様々である。
しかし、よく考えれば……いやよく考えなくても当然なのである。同じフォーマットを使い、まったく別の人間が起こした行動だからだ。
たとえ持ち帰りたいものに出会わなかったときでも、どんな人がこの箱を置いたのだろう、どんな思いでこのMDにこの曲目をダビングしたのだろう……などと想像してみると味わい深い。
まとめ
拾い物なのか、お金を出して購入したのか。出自は違っても、使い始めて気に入ってしまえば、両方とも大切な自宅の雑貨になる。
「ご自由にお持ちください」は、生活の味方だ。