香川県の「かしわバターチャーハン」は鶏肉の大きさがすごい～チャーハン部活動報告～

武内食堂のかしわバターチャーハン

武内食堂に行ったのは、2020年の3月のことである。「香川県の隠れた名物「かしわバター丼」を食べたい」の記事で行った。三脚をなくしたけど良い思い出である。

そのときはかしわバター丼を食べたが、ここにチャーハンがあったことを思い出した。チャーハン部に入っている身としては、どんなチャーハンなのか気になる。食べたい。高知の取材の帰りに寄って食べに行った。

前に来たときはこんな看板なかった。鶏肉にはタンパク質が多くふくまれていて、皮さえ取れば、もも肉もむね肉も大きくカロリーはそんなに変わらないらしい。ダイエット情報です。捨てるならその皮焼いて食べるのでくれ。

外観もそうだが、店内も「ぜったいにおいしいものが出てくるだろう」という雰囲気がある。ここにはおしゃれな料理はないが、おいしい料理はある、そんな感じがする。

チャーハンを頼もうか。チャーハン部の期待をうらぎってかしわバター丼を食べてもいいかもしれない。いいかもしれないわけないだろ。

ポン酢をつけて食べるこちらのメニューはかむたびに肉の味わいが楽しめる。あと、ポン酢ってさ、おいしいね。飲めるなと思ったが、飲まなかった。大人でポン酢を飲んでいる人を見たことないから。

まずはチャーハンだけ食べてみよう。ネギと卵のチャーハンはお米がしっとりしているタイプ。パラパラのチャーハンもおいしいが、しっとりしたチャーハンも舌になじむ感じがしていい。

また、チャーハンそのものはさっぱりしている。味の濃いかしわバターとのバランスを考えられているのだ。

かしわバターと一緒に食べてみた。食べてみた感想を伝えます。

さっぱりとしたやさしいチャーハンだったが、かしわバターと食べたら、バターの濃厚な香りにコショウ、にんにくがこれでもかときいていて、脳がゆさぶられるおいしさ。

なんか、中学生の頃、おとなしかった子が成人式の同窓会のときに会ったらめちゃくちゃギャルになっていたのを思い出した。めちゃくちゃギャルだった。

武内食堂はこれで終わらない。カレーが無料で食べられるのだ。

かなりスパイシーなカレーとチャーハン、そしてかしわバターが組み合わさったら、かなりジャンクではあるが、こういうのを食べたいときもあるなと思う味になった。

めちゃくちゃしたいときに食べたい。

大雪の北海道でチャーハンを食べようとした男

自分がかしわバターチャーハンを食べて、興奮をしていたとき、スマホの着信音がなった。チャーハン部のグループチャットに安藤さんが投稿してくれたらしい。

こういうとき、かける言葉ってないなと思った。がんばって生きてほしい。あったかいスープとか飲んで。