チャーハン部
2023年4月11日
写真好き店主が作る食べ応えと歴史あるチャーハン~奈良「中華料理 大廣」~

奈良「大廣」のチャーハン。
ふらりと入ったお店のチャーハンが最高だった。
チャーハンが、というか、お店もお店のご夫婦も、場所もなにもかも、ぜんぶひっくるめて最高だったのだ。
奈良にある「中華料理 大廣」というお店です。
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー)
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奈良にて
取材で奈良にやってきた。
待ち合わせの時間まで1時間あったので、どこかでチャーハンを食べようと思っていたのだ(どこに行ってもチャーハンを食べています)。

そのとき見つけたのがこの看板だった

そろそろ看板を見ただけで想像できるようになってきた。うまく説明できないが、この看板のお店はぜったい美味いと思う。
とはいえ、お店が見当たらないのだ。
看板には椿井市場内、とあるが、看板の道向かいはこんな感じなのである。

お休みなら仕方がないが、それならば看板もしまわれているはずだろう。看板が外に出されているということは、チャーハン屋さんは開いているのだ。チャーハンに対する推理はポワロ並みである。
ふと見上げると暗い路地の入口の上に書いてあるではないか

シャッターの閉まった暗い路地をしばらく歩くと、遠くに暖色系の明かりが見えてきた。安心して腹が鳴る。

僕が行った時間が早かったのか遅かったのか、市場の他のお店はシャッターの降りているところも多かったのだが、ここ「大廣」は看板の通り営業中だった。
入ると10席ほどのカウンターの向こうからご夫婦が出迎えてくれた。


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