特集 2025年3月28日

うずらのたまごの開け口観察

おつまみとしてよく売られている、味付けうずらのたまご。その開け口に個性を感じたので、たくさん集めて観察しました。

イカをこよなく愛する人形劇人。特にコウイカが好きです。

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親切デザイン

何気なく買ったうずらのたまごが、人間に親切すぎてしばらくじっと見つめた。

どこからでも開けられる!!

え!?うずらのたまごってこんな感じだったっけ? 機能としては1箇所でいいのに、親切すぎないか。酔っ払って判断力を失った人でも開けられる、ユニバーサルデザインだ……!!おつまみとしての意識が高い……!!

意識高い系うずらはファミマで購入

定期的にうずらのたまごを買うけど、このタイプは初めてだ。他がどんな感じかと言われると、全く思い出せない。でも、絶対に違うはずだ。うずらのたまごの真の個性は、開け口にあるのではないか。

気になった私は、近所で売っているうずらのたまごを、片っ端から買ってくることにした。

全員集合!!

 それぞれのうずらが必ず持っている、「開け口」の部分を鑑賞していこう!!

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ハナマサのうずら

まずは業務スーパーの肉のハナマサから。

上部2箇所!!

「OPEN」と英語で書いてあるところがグローバル!!

周りを白い枠で囲っているところも、テーブルの上で見つけやすいようにという優しさが感じられる。

ファミマと大きく違うところは、印刷されているのが裏面ということだ。

勝手に定義した表裏

裏面に印刷することによって、机の上でコロコロ転がらず、安定感が出るのだ。 印刷面一つとっても、ささやかな個性を感じられる。

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セブンのうずら

名乗ってる!!

 自分が「うずらの味付けたまご」であることを、1個ごとに名乗っている。誠実さ……!! 確かにぱっと見だとホタテとか、違うものに間違えられる可能性もあるのだ。おつまみって茶色多いし。

名乗っていることに注目してしまったけど、開け口のグラデーションも美しいですね。

上面全部を開け口にしていて、その大胆さが気持ち良い
でも実は下からも開けられる

 開くのに、「開け口」を名乗らないパターン!!! 奥ゆかしさ……!

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カネセイ食品のうずら

カネセイ食品のうずらは透明感がすごい。

朝ドラのヒロインのような透明感

 全方向開けられる親切タイプなのに、そこまで主張してないところがにくい。あと出汁のみずみずしさを一番感じるうずらです。

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トリュフのタマゴ

同じく透明感がある、トリュフ味のうずら。

開けてないのにすごい匂いがする

金色で書かれた「開け口」の文字に漂う高級感。開け口は下部分に書いてあるけど、実は四角全て開けられる、奥ゆかしい系タイプ。

うずらって書いてないから最初素通りしたけど、よくみたらうずら

⏩ 生き別れの兄弟

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