広告企画♪ 2018年9月20日

老舗わんこそば屋さんが薦めてきたのはカツ丼でした~地元の人頼りの旅 in 岩手県盛岡市~

わんこそば屋のカツ丼。うまい!
わんこそば屋のカツ丼。うまい!
ガイドブックに頼らずに、地元の人にお薦めの場所を聞いて周る旅はたのしい。

どんなところにたどりつくか分からないドキドキと、地元の人しか知らないような情報が得られて嬉しいからだ。

今回やってきたのは、冷麺やわんこそばで有名な岩手県盛岡市。いったいどんな旅になるのだろうか。

※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。
愛知編:名鉄のナナちゃん人形の股を覗いてはいけない
鳥取編:まさか鳥取でうどんを食べるとは
滋賀編:彦根の心霊スポットが本気で怖い
宮城編:冷やし中華の元祖店では具を自分で乗せる
神奈川編:小田原にはトリックアートみたいな不思議な景色がある
佐賀編:佐賀には深夜23時から開く甘味処がある
静岡編:浜松で一番人気なのは小さな絵本屋さんだった

福岡編:福岡では70歳のおじいちゃんが作るハンバーガーを食べるべし
石川編:金沢ではニンニクたっぷりのステーキに気をつけろ!
愛媛編:松山には道路にみかんが転がっている島がある
栃木編:宇都宮では餃子があちこちで待ち受けている
兵庫編:神戸には空気が異常にキレイなカフェバーがある
富山編:富山市には市民が100%薦めてくる公園がある
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」

前の記事:最後のお寿司は私がいただきます(デジタルリマスター版)

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初めての盛岡

盛岡にやってきた。勝手に遠いイメージを持っていたのだけど、上野からだと新幹線で2時間ほどでついてしまう。
まちは平坦でコンパクトらしい。自転車で楽しめそう
まちは平坦でコンパクトらしい。自転車で楽しめそう
駅前で自転車を借りつつ、さっそく店主に個人的にお薦めな所を聞いた。

責任は持てないよ、などと言いつつも最終的に「あ、ココ!本当に自信を持って好きと言えるのはココ!」と太鼓判を押した所があった。よしまずそこ行こう。
マップのギリギリの所。
マップのギリギリの所。
「弁慶石」という大石が地震でも全く落ちないことから合格祈願に来る人が多いらしい
「弁慶石」という大石が地震でも全く落ちないことから合格祈願に来る人が多いらしい

お薦めスポット1:変わった狛犬がいる「盛岡天満宮」

やってきたのは合格祈願所として人気の盛岡天満宮。ここにいる狛犬がすごく良いというのだ。
あ、いた!
あ、いた!
こ、狛犬? と一瞬ためらう。ちゃんと口が「あ」「うん」の形をしている。
こ、狛犬? と一瞬ためらう。ちゃんと口が「あ」「うん」の形をしている。
ふつう狛犬は獅子のような強面の表情で、少し複雑な形をしている。一方こちらの狛犬は愛嬌があってシンプルな作りだ。

確かにこれは好きになるのがわかる!
平たい頭、垂れた耳。人間のような顔。いいなあ
平たい頭、垂れた耳。人間のような顔。いいなあ
気に入ってたくさん写真を撮ってしまった。
気に入ってたくさん写真を撮ってしまった。
この狛犬たちは石川啄木の小説に「古い親友」として出てきており「よく見ると實(じつ)に親しむべき愛嬌のある顏だ」と私と同じ感想を書いている。石川啄木もお薦めなのだ。
岩手の伝統工芸である南部鉄器で作られた狛犬が!作るのに時間がかかるため滅多になく、入荷すると人気ですぐ売りきれるそう。
岩手の伝統工芸である南部鉄器で作られた狛犬が!作るのに時間がかかるため滅多になく、入荷すると人気ですぐ売りきれるそう。
隣りの参拝客は合格お守りをたくさん買っていた。ここで買うと本当に受かるそうなのだ。

だがそれよりも私は狛犬の置物に夢中だ。3,400円もするが…もう一度実物の頭をなでにいった末に買うのを決心。可愛いのだ。
どっちの色にするか一緒に悩んでくれたお父さん
どっちの色にするか一緒に悩んでくれたお父さん

お薦めスポット2:まちのシンボル「岩手銀行赤レンガ館」

次はこの後にも何度も挙がることになるスポット。
1911年に建てられてから約100年、割と最近まで現役の銀行として営業していた建物だ。今は公開施設になっている。
勘の良い人は何かに似ていることに気づくかも。
勘の良い人は何かに似ていることに気づくかも。
こちらの建物、東京駅の設計をした辰野金吾とその教え子が作ったそうだ。言われてみれば似ている!
東京駅の入り口にこういうとこあったわ!
東京駅の入り口にこういうとこあったわ!
銀行なだけに奥には重厚な金庫室があったり豪華な応接室などもあった。
この奥が金庫室。2012年まで使われていたそう。
この奥が金庫室。2012年まで使われていたそう。
一部手すりなど変化したことがあったらしいが、今は創建当初の姿に復原されている。
一部手すりなど変化したことがあったらしいが、今は創建当初の姿に復原されている。
1階は多目的ホールになっていて、この時は「ゴルゴ13」の特別展が開催されていた。

銀行にスナイパー…なかなか攻めてるなと驚いたが、どうやら作者のさいとう・たかをさんの奥さんが盛岡出身という縁があるらしい。

お薦めスポット3:老舗のわんこそば屋「東家」

お次は盛岡天満宮の方おすすめのお蕎麦屋さん。創業明治40年。
お次は盛岡天満宮の方おすすめのお蕎麦屋さん。創業明治40年。
盛岡といえば冷麺、じゃじゃ麺、そしてわんこそばの三大麺が名物だ。

それならベタにわんこそばを、、とも思ったけれどお店の方によると、地元民はおもてなしの時くらいしか食べないらしい。地元の人に人気なのは、実はカツ丼なのだそうだ。
という訳で特性カツ丼。お蕎麦もついてるぞ。
という訳で特性カツ丼。お蕎麦もついてるぞ。
一番上はカツが2重になってる!
一番上はカツが2重になってる!
甘辛い味付けの衣のカツに、卵が絡んだ黄金のご飯…たまらない。美味しくてただ黙々とかきこんだ。もちろんお蕎麦も美味しかった。
食後、2階のわんこそば用の広間を見せていただいた。みんなけっこう食べてるな~
食後、2階のわんこそば用の広間を見せていただいた。みんなけっこう食べてるな~
わんこそばをやるお店はお給仕さんを手配しないといけない為、昔に比べると数が減ってしまっているのだそうだ。

確かにお客につきっきりで大変だよな。
わざわざ着替えてくれたお店の方
わざわざ着替えてくれたお店の方

お薦めスポット4:いい香りの「ござ九・森九商店」

東家さんのお薦めは、すぐ近くにある日用雑貨屋さん。ザルやかごなどが多く並んでいた。
江戸後期から続くお店。ここだけ時代劇の舞台のようだ。
江戸後期から続くお店。ここだけ時代劇の舞台のようだ。
店内は風鈴の音だけが鳴り、イグサのいい香りが漂う。前を通ったら誰しも入ってしまうだろう。
店内は風鈴の音だけが鳴り、イグサのいい香りが漂う。前を通ったら誰しも入ってしまうだろう。
東家さんはこちらに畳の張替えをお願いしたり、若旦那が主催しているまち歩きのスタンプラリーづくりで絡んだりしているそうだ。

それを聞いて勝手に豪快なタイプを想像したけど、若旦那はお店から受ける印象とぴったりの穏やかな方だった。
心落ち着く光景だ。
心落ち着く光景だ。


つぎは商店街をジョキ片手にうろうろ。

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