広告企画♪ 2018年1月18日

福岡では70歳のおじいちゃんが作るハンバーガーを食べるべし~地元の人頼りの旅 in 福岡市~

ウインナーの切れ目の細かさやパンのカリカリ具合。。最高!
ウインナーの切れ目の細かさやパンのカリカリ具合。。最高!
ガイドブックに頼らずに、地元の人にお薦めの場所を聞いて周る旅はたのしい。

どんなところにたどりつくか分からないドキドキと、地元の人しか知らないような情報が得られて嬉しいからだ。

今回やってきたのは、博多ラーメンや明太子が有名な福岡市。いったいどんな旅になるのだろうか。



※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。

愛知編:名鉄のナナちゃん人形の股を覗いてはいけない
鳥取編:まさか鳥取でうどんを食べるとは
滋賀編:彦根の心霊スポットが本気で怖い
宮城編:冷やし中華の元祖店では具を自分で乗せる
神奈川編:小田原にはトリックアートみたいな不思議な景色がある
佐賀編:佐賀には深夜23時から開く甘味処がある
静岡編:浜松で一番人気なのは小さな絵本屋さんだった
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」(動画インタビュー)

前の記事:浜松で一番人気なのは小さな絵本屋さんだった~地元の人頼りの旅 in 静岡県浜松市~

> 個人サイト twitter

空港からのアクセスが良すぎる福岡市

はじめて福岡市にやってきた。しょっぱな度肝を抜かれたのは、空港がまちなかにあり、地下鉄でわずか6分で中心地の博多駅についてしまうというところだ。
空港から6分で博多駅。超便利!
空港から6分で博多駅。超便利!
空港が近いため駅前の建物は高さ制限があるらしく、ビルがきれいに揃っていた
空港が近いため駅前の建物は高さ制限があるらしく、ビルがきれいに揃っていた
さっそく駅の案内所で地図をもらいつつ、お姉さんの個人的にお薦めの場所に向かうことにした。
こちらですかね、と丁寧に案内。
こちらですかね、と丁寧に案内。
教えてくれたのは、お寺や神社が密集しているエリア。都会的な福岡の街並みの中でも歴史が感じられるエリアである。

お薦めスポット1:日本最大級の木造大仏と、地獄めぐり

東長寺にやってきた。弘法大師・空海が日本で最初に創建したお寺だそうだ。
東長寺にやってきた。弘法大師・空海が日本で最初に創建したお寺だそうだ。
珍しい木彫りの大仏がある。木彫り座像では日本一大きいのだとか。
珍しい木彫りの大仏がある。木彫り座像では日本一大きいのだとか。
大仏の拝観料は特に無く、お線香3本と蝋燭を50円で購入して参拝する。

そのあと、お薦めされていた「地獄めぐり」も体験。大仏の台座内にある真っ暗で狭い通路を通り、途中にある「仏の輪」を触れば極楽にいけるというものだ。
残念ながら撮影NG
残念ながら撮影NG
大仏は大きく迫力があったが、木彫りとあって少しあたたかみが感じられた気がする。

お薦めスポット2:うどん・蕎麦発祥の碑

東長寺の方にお薦めされて次にやってきたのは、すぐ近くの承天寺の境内にある碑である。
承天寺。770年以上続く祭り「博多祇園山笠(やまかさ)」の発祥の地でもある。
承天寺。770年以上続く祭り「博多祇園山笠(やまかさ)」の発祥の地でもある。
いろいろ発祥してる寺なんだな
いろいろ発祥してる寺なんだな
なんでも、鎌倉時代に聖一国師と呼ばれる僧が中国から製麺・製粉等の技術を持ち帰り、この地からうどん・蕎麦・饅頭を広めたらしい。知らなかった!

お薦めスポット3:おかわりしたくなるうどん屋「春月庵 (しゅんげつあん)」

そして、碑とあわせてお薦めされていたのが、すぐ近くのうどん・蕎麦屋さんである。繁忙時には行列ができる人気店だそうだ。
明治23年創業、博多で一番古くから麺をつくっているというお店
明治23年創業、博多で一番古くから麺をつくっているというお店
人気の理由のひとつと思われるのが、なんとここ、3玉までは同じ値段で食べることができるという。さらに14時以降はお代わり自由!
一番人気のごぼ天うどん(650円)。器が大きい! まずは1玉。すぐさま平らげる。
一番人気のごぼ天うどん(650円)。器が大きい! まずは1玉。すぐさま平らげる。
うどんは元より、優しい出汁やほどよい噛みごたえのごぼ天が旨い。店員さんが「0.5玉からお代わりできますよ!」と積極的に促してくれるのもうれしい。

たしかに女の私でも1玉では物足りない。ここはいっちょ、2玉追加してみよう。
明太子(200円)を乗せてみたらすごく合った。けど、3玉は多すぎたな。
明太子(200円)を乗せてみたらすごく合った。けど、3玉は多すぎたな。
麺は釜揚げで、オーダーしてからゆで始めてくれる。が、福岡うどんの特徴として麺が柔らかい上に、後半食べるスピードが落ちてその間にうどんが増殖していくように感じた。

1玉ずつオーダーして様子を見ながら食べるのがいいかもしれない。
お次は超地元という彼女。渋い所を教えてくれた
お次は超地元という彼女。渋い所を教えてくれた
向かったのは、承天寺創建に私財をなげうち多くの援助をした中国人の謝国明(しゃこくめい)という人のお墓である。

近くの住宅街に大きなクスノキが一本だけ生えていて、まちのちょっとしたシンボルになってる。

お薦めスポット4:お墓を飲み込んだ大クスノキ

存在感がすごい
存在感がすごい
墓上に生えたクスノキによってお墓が包み込まれてしまったと言われている。
「大楠さま」と呼ばれているそう。見上げると木漏れ日がきれい。
「大楠さま」と呼ばれているそう。見上げると木漏れ日がきれい。
承天寺を見てきた後なので、謝国明さんがいなかったら福岡の歴史がかなり変わったのだろうと思うと感慨深い。だいぶ地味ながら立ち寄れてよかった。

お薦めスポット5:見事な飾り山が見られる「櫛田神社」

博多に来たなら訪れるべきと何人かに言われた博多の総鎮守「櫛田神社」
博多に来たなら訪れるべきと何人かに言われた博多の総鎮守「櫛田神社」
次に向かったのは博多祇園山笠が奉納される神社。お正月近かったのもあり多くの人がお参りしていた。

博多祇園山笠はユネスコ無形文化遺産にも登録されている博多を代表するお祭りだ。
境内には「飾り山」が展示。人形たちが見下ろすかのように立体的に飾られていて圧倒される。
境内には「飾り山」が展示。人形たちが見下ろすかのように立体的に飾られていて圧倒される。
お祭りでは7つの「舁き(かき)山」という、4.5mほどの山笠がすごい勢いでまちなかを走り回るらしい。

この飾り山もコースは短いものの、近くの商店街や公道を走らせるという。こりゃあ盛り上がるわ!


次は天神でスイーツ!羊羹宇宙とは?


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お薦めスポット6:女性に大人気のオルトカフェ

今度は天神というエリアへむかった。東京の繁華街を凝縮したようなすごく賑やかなエリアだ。

楽しそうに歩いていた女性2人に声をかけた。
さすが女子。最新のスイーツスポットを教えてくれた。
さすが女子。最新のスイーツスポットを教えてくれた。
2017年9月に開店したばかりの「オルトカフェ」。
2017年9月に開店したばかりの「オルトカフェ」。
美味しそう!
美味しそう!
店内に入ると、果物をふんだんに使ったタルトやケーキが並んでいた。とてもオシャレで女性に人気なのが分かる。

お薦めされていたティラミスと、コーヒーをオーダー。
見た目がブラックめで大人ぽいティラミス。ほんのりとした酸味と苦味と甘味が口の中で溶けあう。旨い!
見た目がブラックめで大人ぽいティラミス。ほんのりとした酸味と苦味と甘味が口の中で溶けあう。旨い!
3玉のうどんで占められていたお腹もティラミスとなると別腹で、とてもおいしくいただくことができた。

コーヒーはしっかりと酸味が感じられ、素人ながらなんとなくこだわりを感じる。それもそのはず、店主が特大のコーヒー好きだった。
お薦めスポットを5~6こ聞くが、ことごとくカフェである。すごく好きなんだな。
お薦めスポットを5~6こ聞くが、ことごとくカフェである。すごく好きなんだな。
コーヒーを飲んだばかりなので、正直いって記事的には、次は見る所などのスポットにしたい。

だがそれを伝えても店主は「見るならギャラリーもあるここのカフェですね」とか、「ここのバリスタのラテアートは世界2位ですよ」と、やはりカフェ推しなのだ。途中で東京の話にそらしてみても、会話がカフェから離れない! すごい。

根負けして、中でもイチ押しのカフェに向かうことにした。

お薦めスポット7:コーヒー好きが絶賛するCoffee月白(つきしろ)

スマホの地図アプリ無しではたどり着けないような住宅街へ。
スマホの地図アプリ無しではたどり着けないような住宅街へ。
「coffee 月白」。アパートの一階をぶち抜いたような作り。素敵だ
「coffee 月白」。アパートの一階をぶち抜いたような作り。素敵だ
何がお薦めかというと、もちろんコーヒーが美味しいというのもあるだろうけど、この場所に来ると毎回自分の感性に合うようなおもしろい人と出会えるのだ、と言っていた。

なんてワクワクするお薦めコメントだろう!
先ほどとは違ったオシャレさ。落ち着く。
先ほどとは違ったオシャレさ。落ち着く。
物腰柔らかな若い店主さんが出迎えてくれた。その笑顔だけですでに心地いい。コーヒーや紅茶はいくつかの種類から好みのものを選ぶ。
まろやかで飲みやすいコーヒーと、店主手作りのお菓子「羊羹宇宙」(300円)。これ絶対頼んだ方がいいやつ
まろやかで飲みやすいコーヒーと、店主手作りのお菓子「羊羹宇宙」(300円)。これ絶対頼んだ方がいいやつ
気になった宇宙羊羹は、ナッツやドライフルーツを入れた羊羹に、バタークリームチーズを挟んでいる。和と洋のいいとこ取りしたような新しいおやつだ。

常連さんのカップルがいわく、コーヒーよりこちらを先に頼んでしまうことがある、というくらい人気のようだ。
そしてこの3人との出会いでさらにディープな福岡市を知ることになる。
そしてこの3人との出会いでさらにディープな福岡市を知ることになる。
まずは近所にあるアートスポットへ案内してくれた
まずは近所にあるアートスポットへ案内してくれた

お薦めスポット8:ファイナルファンタジー7に出てきそうなハーレー

近所にずっと放置されているバイクがあるらしく、それがFF7のようになっているという。

なんのことやら分からないので連れて行ってもらった。
ほんとだ、ファンタジーさ感じるわ!
ほんとだ、ファンタジーさ感じるわ!
バイクのカバーが清々しいほどにビリビリに破け溶けている。FF7をやった事ないけど、なんか出てきそうだな、、と納得はできた。

たまたま見かけた者からすると単なる廃バイクだけど、地元の人にはアートスポットとか呼ばれてるのすごくおもしろい。

お薦めスポット9:福岡県一有名なラブホ「チャペルココナッツ」

想像より立派なラブホ! うわあ
想像より立派なラブホ! うわあ
次に向かったのはなんとラブホである。男性ならではの意見だろう。

が、このラブホは他と違ってかなりオープンらしく、観光客や、なんと子連れの家族で泊まることもあるそうだ。そのため絵本が借りられるようになっている。

さらにカラオケも食事も楽しめるとあって、女子会にも使われるそうだ。
ラブホなのにシェフがいる。しかも567種類のメニューですと?!
ラブホなのにシェフがいる。しかも567種類のメニューですと?!
そんな訳で通称「チャペココ」は、男女問わず福岡県民の認知度がすごいらしい。

ラブホってもっとこう、クローズドで赤面する場所じゃなかっただろうか。なのに地元の人はみんなまるでディズニーのホテルを説明するかのように明るく話していた。
橋かかってるし滝流れてるし。。ディズニーぽいかもな
橋かかってるし滝流れてるし。。ディズニーぽいかもな
チャペココについて気になりすぎるけど、この企画が進まないので、また改めて別の記事で詳しく書こうと思う。(取材許可はすぐおりた)

お薦めスポット10:かもめ広場あたりの夜景

停泊している漁船や造船所がみえる。
停泊している漁船や造船所がみえる。
次にやってきたのは、昼間出会った女子2人に教わっていた場所だ。

チャペココから博多湾に向かっていくと、造船所が見える夜景がきれいな所があるのだ。
チャペココもうつるスポットです。
チャペココもうつるスポットです。
本当だ、確かにとてもきれいだ。だが、もはやチャペココの存在に気を取られすぎてて夜景に集中できない私がいた。

気持ちをリセットして、次の場所へ向かおうじゃないか。


次は同じ味が二度と出せないカレー。


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お薦めスポット11:人を魅了するAi Arakiさんのライブ

すぐ近くに次の目的地はあった。

かつて干物の工場として使われていた建物をリノベーションし、撮影所やイベント会場としてつかっているFactory UNVELASHU(アンベラシュウ)である。
良い感じのスペース!
良い感じのスペース!
ここではこの日、Coffee月白にいた3人が惚れ込んでいるAi Araki(アイ アラキ)さんというアーティストの投げ銭ライブが行われていた。

月白の店主さんいわく「本物であり、規格外に純粋。どういう人間か、機材は何か、ルーツは何かというのが気にならないくらいに魅力的な音楽とライブスタイル。次に何が起こるかわからない、原始的感覚に近い行動が興味を引くんじゃないのかなと僕は感じてます」

こんなこと言われたら見たくなる!
自分の弾くギターやボイパなどをその場で録音し多重ループさせ、さらに歌う。か、かっこいい!
自分の弾くギターやボイパなどをその場で録音し多重ループさせ、さらに歌う。か、かっこいい!
YouTubeのda PORTOチャンネルにいくつか動画が上がっているのでぜひみてほしい
歌だけでなく、ダンスのパフォーマンスも目が離せないほどかっこよかった。

彼は今、福岡を拠点として活動しているらしいのだけど、それ以外はあまり情報がないのも魅力的である。
バンドスタイルと合わせて2ステージ。今後も注目しよう
バンドスタイルと合わせて2ステージ。今後も注目しよう

お薦めスポット12:川口さんのつくるモンカレー

そしてここにはもう一つ名物があった。ふだん映像関係の仕事をしている川口さんという方が作るカレーだ。
川口さん。材料費が一杯当たり3000円かかっても、500円で提供するという変なおじさんだ。
川口さん。材料費が一杯当たり3000円かかっても、500円で提供するという変なおじさんだ。
同じ味は二度と無く、素材にこだわりすぎて大赤字というのがポイント。こちらのアンベラシュウでのイベントなど川口さんが関わるイベントで食べられるそう。(Coffee月白でもやる予定らしい)
この日はちょうど七草がゆの日。七草が入った優しいカレーだった。
この日はちょうど七草がゆの日。七草が入った優しいカレーだった。
チャペココも刺激的だったけど、旅先で急きょライブを見るのもすごく刺激的な体験だ。

しかも評判にたがわぬ素晴らしい歌とパフォーマンス。そして手作りの美味しいカレー。最高の夜であった。
イベントは深夜2時くらいまで続いたらしい。
イベントは深夜2時くらいまで続いたらしい。
ところで夜の博多と言えば屋台も何人かにお薦めされていた。夜になるとあちこちに小さい屋台が開くのだ。
これは博多の代表的な夜の景色。
これは博多の代表的な夜の景色。
そして翌朝。今度は福岡市を一望できるという場所を目指してきつい坂を登っていった。
電動自転車でよかった!
電動自転車でよかった!
やってきたのは福岡市植物園近くにある展望台。無人で無料!
やってきたのは福岡市植物園近くにある展望台。無人で無料!

お薦めスポット13:まちが一望できる展望台

福岡市といえば海沿いにある234m(展望室123m)の福岡タワーも絶景スポットらしい。ただ自転車でいくと遠そうなのと、もうひとつの理由でこちらにした。
ヤフオクドームや海が見える。よく探したらチャペココも見えるかも。
ヤフオクドームや海が見える。よく探したらチャペココも見えるかも。
標高73mの、360度福岡市が見渡せる穴場である。天気がイマイチだったけれど、朝の展望台は清々しくて気持ちよかった。
ランニングがてら訪れていたご夫婦からも情報ゲット
ランニングがてら訪れていたご夫婦からも情報ゲット
この展望台は福岡タワーと違って屋外なため、自然を感じられてとても良い。その代わり一つ問題がある。いま真冬なのでめっちゃ寒いのだ。そして夏はめっちゃ暑くて汗をかくだろう。

そこで次のスポットなのである。

お薦めスポット14:山の上ホテルの日帰り入浴

展望台をもう少しあがった所にある「アゴーラ福岡山の上ホテル」。フロア全体が良い香り。
展望台をもう少しあがった所にある「アゴーラ福岡山の上ホテル」。フロア全体が良い香り。
こちらではタオル付き1000円で天然温水の大浴場に入ることができるのだ。(10:00~20:00)

シャンプーやボディーソープはもちろん、化粧水などのアメニティもしっかり揃っているからいきなり行っても問題なし。おかげで体が温まった。
ホテルからの景色も最高!
ホテルからの景色も最高!
山の上ホテルの方にも聞いておこう。
山の上ホテルの方にも聞いておこう。
ホテル内はオシャレで、ゆったりと休めるソファーがあちこちにある。スタッフの方もすごく丁寧だし一休みするにはもってこいだ。

展望台からの景色+入浴。どうだ、きっと福岡タワーに負けてないぞ。


次は70歳のおじいちゃんが作るバーガー。


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お薦めスポット15:スナックで出してるエメラダのカレー

さて坂を下りてやってきたのは、「園」というスナックを間借りして、昼間だけ営業しているカレー屋さんである。
きのうCoffee月白で出会った氏家兄弟の兄がつくるカレーだ。
きのうCoffee月白で出会った氏家(うじいえ)兄弟の兄がつくるカレーだ。
実はきのう氏家兄弟に会う直前にお薦めされていたのが偶然にもこちらのカレー屋だったのだ。
カウンターだけのザ・スナック。時間は12:00~17:00で不定休。
カウンターだけのザ・スナック。時間は12:00~17:00で不定休。
兄弟はカレーの研究熱心で、旅先でカレー屋巡りもしているそうだ。メニューは時期によって違うようだが、私が訪れたときはマトンの骨付きカレーとキーマカレーの二種類だった。

カレーやライスをよそう前に、器にお湯をかけて温めている姿を見て期待が高まっていく。
おいしそー! 1300円。
おいしそー! 1300円。
しっかり辛いのだけどカレーやお肉の味を殺さずすごく美味しい。どういう訳だか分からないけれど、食べていくにつれてお腹がすいて食欲がわく不思議なカレーだった。
手でつかんでしゃぶりつくスタイル。
手でつかんでしゃぶりつくスタイル。
居心地がよくてずっと居たかったけど口コミできたお客(店の外にはカレーの文字さえ出てない)で席が埋まってきたので店を後にした。

お薦めスポット16:みんなの故郷の景色、大濠(おおほり)公園

一周2キロと聞いたけどもっと大きく見える公園。
一周2キロと聞いたけどもっと大きく見える公園。
次にやってきたのは、ほとんどの人がお薦めに挙げた大濠公園。どこか違う土地に住んで帰郷した時、眺めたい景色はここなのだと言っていた。

また公園近くの学校出身の人も多く、マラソン大会で走ったり恋人と花火大会にきた、など、福岡市民にとってはなにかと思い出深い場所のようだ。
スタバ辺りからの景色が人気。
スタバ辺りからの景色が人気。
見晴らしがよくのんびりできて、素敵な公園だった。

そしてその隣には、福岡城(舞鶴城)跡がある。天守などはないが、石垣や一部の門・櫓が残っていて往時の城の規模の大きさがうかがえた。
ちょうど夜のライトアップイベントがあって卵みたいなのがたくさん置いてあった。
ちょうど夜のライトアップイベントがあって卵みたいなのがたくさん置いてあった。
お城あるあるだけれど、周りは桜の木がたくさん植えられていて、春になるとこの辺り一帯は絶景だそうだ。

お薦めスポット17:光雲(てるも)神社

次にやってきたのは、大濠公園を北上したところにある西公園。小高い山になっていて、そこには福岡藩祖の黒田如水とその息子・長政が祀られている神社がある。
今日二回目の坂道
今日二回目の坂道
ここも春は桜がきれいだそうだ
ここも春は桜がきれいだそうだ
お参りしたあとは境内を左手に登る。すると、海が間近に望める広場があり、そこにこの旅最後のお薦めスポットがあるのだ。

そこにあったのは…
わん!
わん!
にゃー
にゃー
わんわん!
わんわん!
にゃにゃにゃー
にゃにゃにゃー
広場にはめちゃくちゃ人懐っこい犬と猫たちがいた。特に猫の数が多くて、ネットでは自然の猫カフェと書かれているくらいだ。
か、可愛い!
か、可愛い!
ただこれはこの時にたまたま知った情報。本当のお目当ては、カレー兄弟や動植物園展望台でであったご夫婦推薦のハンバーガーである。

お薦めスポット18:70歳のおじいちゃんがつくるホットドック型バーガー

広場には、腰の曲がったおじいちゃん(今崎勝美さん)が一人で40年も続けているハンバーガー屋さんがあるのだ。
歴史が感じられる「今屋のハンバーガー」
歴史が感じられる「今屋のハンバーガー」
見た目は全部ホットドック型。頼んだのはミックスエッグ(450円)。
見た目は全部ホットドック型。頼んだのはミックスエッグ(450円)。
「ちょっと待っててね~」と何度か声をかけてくれる。時間は多少かかるけど、パンや具材をとても丁寧に焼いてくれるのがここの特徴。
「ちょっと待っててね~」と何度か声をかけてくれる。時間は多少かかるけど、パンや具材をとても丁寧に焼いてくれるのがここの特徴。
待つこと10分ほど。ボリュームたっぷりですっごい美味しそうなホットドック、いやハンバーガーが出てきた!
写真では隠れちゃってるけど、下にはひき肉と一緒に炒めたキャベツが敷き詰められている。食べやすいようにカットされたウインナーも食欲そそる!
写真では隠れちゃってるけど、下にはひき肉と一緒に炒めたキャベツが敷き詰められている。食べやすいようにカットされたウインナーも食欲そそる!
「他の店だとみんな時間短縮でパンが柔らかいままでしょ。でもパンはパリっとさせないとね。これが美味しいの。」と今崎さん。

たしかにこれまで食べた事ないくらいアツアツでパンはパリッとしていた。しっかり炒められたキャベツは甘くて、マスタードとの相性も抜群。

急いだために端っこが少し焦げちゃった、ごめんねと謝られたけどいやいや、それがすごく美味しいです!
記念に猫をはさんでのツーショット
記念に猫をはさんでのツーショット
という感じで旅は終了した。今回も本当に良い旅だった。福岡市の皆さま、ありがとうございました!

※今屋のハンバーガーは売り切れ次第終了なので、早めにいきましょう。(実は私は1日目に逃して出直した)
なお雨天時は閉店。週末なら小雨程度ならやっているかも。

根負けしてよかった旅

今回の旅で印象深いのは、いまコーヒーを飲んだばかりなのに、頑なにカフェしか薦めてこない店主の存在だ。私は記事的にどうなんだろうか、と少し戸惑った。

同様に、ラブホを出すのはどうなんだろう、カレーが2回出てくるのはどうなんだろう、言葉で伝わりにくいライブを紹介できるだろうか、などなど、構成上ちょっと迷うシーンが多かった。

でも、薦めてくれる人が真摯で、楽しそうで「ああ、本当に好きなんだなあ」と伝わって嬉しくて、また羨ましく感じたのだ。そして根負けした結果、とても楽しい旅になった。すぐさまもう一度福岡に行きたいくらいである。
お名前を聞くと「名刺がこの中にあったはず」といってレンジをあけた今崎さん。お茶目だ。そして名刺は切らして無かった。
お名前を聞くと「名刺がこの中にあったはず」といってレンジをあけた今崎さん。お茶目だ。そして名刺は切らして無かった。


福岡の不思議を出身者と対談しました。


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