石川の味
石川県と言えば金沢や能登、白山などがあり、観光地としてもとても人気のある地域だ。では、そんな石川県に出かけたらどこで何を食べればいいだろうか。ノドグロやカニ、ブリ、きんつばやスイカなどが思い浮かぶ。悩む。

その悩みに私が答えを出そうと思う。石川に行った際はどこのお店で食べればいいのかがこの記事で解決する。とても簡単な答えなのだ。はい、そうです、「すしべん」です。すしべんで食べてください。

「すしべん」は八幡が展開するお店で、テイクアウトもできるし、イートインスペースもある。スーパーの飲食物スペースだけのようなお店だ。エンターテイメントだと思っている。いろいろなお惣菜があって楽しいのだ。

すしべんは石川県に20を超える店舗を構える。店内は2つのスペースに分けることができる。1つはお惣菜の量り売りなどのスペース、もう1つがイートインスペースだ。もちろんお惣菜を買って、イートインスペースで食べることもできる。

すしべんで食べる
すしべんで何を食べるか悩む。ここは悩んでください。どれも美味しいから。ただたらふく食べることをオススメしたい。だってどれも美味しいから。さらにお惣菜コーナーもあるのだ。私はそちらでも買ってイートインスペースで食べている。




すしべんで絶対に食べるのは「ピリ辛とり皮煮」。トロトロでめちゃくちゃ美味しい。お惣菜コーナーに必ずあるから絶対に食べたほうがいい。味が濃くて美味しい。そこまでピリ辛というわけではないけれど、アクセントのような辛さがクセになる。

すしべんの「肉うどん」がとにかく美味しい。少し甘めの出汁がいいのだ。昆布は利尻、かつお節は最高級のものを厳選し使っているそうだ。それが肉うどんによくあい、すしべんに行くと必ず頼んでいる。

すしべんの本社は「羽咋市」にある。羽咋市といえばUFOで、UFOで町作りをしている。そんな羽咋市に本社があるからUFOラーメンがメニューに並んでいるのだろう。すしべんのラーメンは和風出汁で、UFOラーメンはそこに野菜がたっぷり乗っている。

かまぼこの「F」の文字が石川県の形になっているのも素敵だ。とにかく出汁が美味しいと覚えて欲しい。それをダイレクトに感じることができるのが肉うどんだ。もちろんラーメンも美味しいけれど、私の好みとして肉うどんをよく食べている。

お惣菜コーナーにはお寿司も売っている。さすが「すしべん」。名前に偽りがない。能登塩で食べるお寿司を買った。これがやっぱり美味しい。あと安い。これはお寿司に限った話ではなく、全体的に安い。安くて美味しくてと最高なのがすしべんなのだ。

すしべんのカレー
石川県を観光した場合、いろいろな場所に行くだろう。ただ安心して欲しい。先にも書いたように20を超える店舗があるのだ。24時間の店舗もある。すしべんは終わらない。

すしべんはおでんも美味しい。お惣菜コーナーにあり、自分で食べたいものを選ぶ感じだ。すしべんのおでんも出汁が効いており、こちらの地域のおでんなので、麩が入っているのが特徴だ。

全てに出汁が染み込んでいる。胃には限界があるのでどれを食べるか悩む。その限界を解決するのが、昼すしべん、夜すしべん、ということになる。安心して欲しい。朝もすしべんだから。

すしべんはカレーも美味しい。エスビー食品と共同企画した特製のビーフカレーだ。スパイシーで濃厚。カレーの一つのお手本のような味だ。すしべんは揚げ物も美味しいですから、もちろんカツにもあう。このカレーをもっと堪能したくなる。

安心してください、カレーをもっと堪能したくなったら「カレーラーメン」があります。和風の出汁と特製カレーの共演。カレーのスパイシーが和のまろやかさと調和してこれまた美味しい。

蕎麦屋のカレーはうまい、なんて言うけれど、それだ。和風のラーメンスープとカレーの塩梅がちょうどよくて、完璧と言いたい。

これはもう決まりですからね。すしべんは肉うどんが美味しんです。肉の脂とすしべんの丁寧に作られた出汁があうのだ。運命の出会いなのだ。おでんを食べても、カレーを食べても、肉うどんを食べないという選択肢が私にはないのだ。

カツ丼も美味しい
すしべんのオススメでよく挙げられるのが「肉うどん」「ラーメン」「カツ丼」ということになる。すしべんはカツも美味しいし、出汁が美味しいので、つまりカツ丼は絶対に美味しいということになる。



こんなの美味しいに決まっているではないか。食べてみる。はい、美味しい、と納得する。衣が最高の出汁をたらふくに含んでいる。

とりもも唐揚げも買った。これは初めて食べたのだけれど、美味しかった。生姜と醤油のシンプルな味付けが飽きの来ない王道の味を作り出している。ニンニクは不使用なのでパンチ力はかけるけれど、飽きが来ないを加速させる。

肉うどんを食べない、という選択肢はない。夜がいつか明けるように、雨がいつかやむように、すしべんではいつも肉うどんなのだ。デザート感覚なので別腹という感じ。決してボリュームがないわけではない。別腹だから食べることが可能で、やっぱり美味しいと毎回心から感じる。
