梅しばを1時間かけて食う
時間かけて梅しばを食べるのが好きだ。最長記録は伊丹発の飛行機が熊本に着くまでの1時間である。
1時間の記録を出したのは子供の頃なので、今ならもっとタイムを伸ばせるはずだ。ちなみに普通に食べると30秒で終わる。
時間を測ってやってみよう。
計測ついでに、梅しばを長時間かけて食べる技を紹介していこう。後進育成も草分けの役割なので。
マル秘テク① 舐める
まずは、舐めることだ。
ほのかな塩気を感じるだろう。歯を立てず優しくしてね。
マル秘テク② ヘタを吸う
10分ほどで味がなくなってくる。
限界がきたら、ヘタの部分に舌先をあてがって吸おう。
また新たに塩気を感じられる。
マル秘テク③ 小穴を開ける
次第にヘタも味がしなくなる。
口に入れているだけで梅しばの風味がするから、それを感じて耐えよう。
お風呂に入ったりして気を紛らわせるのもテクい。
1時間!小学生の頃の記録を破った!
ここで褒美として歯を立てよう。でも噛むのはNO。犬歯で小穴を開けて塩気を吸い取ってください。
穴から塩気を吸い、味がなくなったら別の所に穴を開けて…てな具合に続けよう。味を絶え間なく感じられるゾ。
マル秘テク④ 種にアクセス
穴を開け続けていると実がほぐれて種に舌が触れる。チャンスだ。舌で種に染み込んだ塩気を吸い出そう。
種は塩っぽくてうまい。
果肉の部分を残しつつ種の塩気を吸い取るのが肝要だ。種だけしゃぶってるとひもじい気持ちになるからね。
マル秘テク⑤ 果肉を噛む
一度歯で身に穴を開けると味の濃さが嬉しくて、新しい穴を次々に開けることになる。
ここで果肉を食べてしまおう。
味は吸い取り切っているので残り滓という感じだ。あとなんかシャキシャキしてる。
マル秘テクEX 種をくだく
種の味もなくなったら、種を噛み砕いて最奥部の塩気を吸い取る。
昔は種まで飲み込んでいたが、今はそこまでやれなかった。さいごに粉々の種を吐き出して計測終了。
気になるタイムは…?
なんと、1時間30分!新記録だ!!
このあと梅しばを普通に食べたら味が濃くてうまかったことを正直に伝えておきます。
ショート記事
1000文字以内の短い記事です。読みやすくて満足感があるよ。
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