編集部日記 2025年5月1日

片方だけ江戸時代(2025.5.1 朝エッセイ/とりもちうずら)

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こんにちは!とりもちうずらです!

時々結婚式の写真がSNSで流れて来ますが、和装の場合、まず初めに私が注目するのは新郎新婦の髪型です。

女性側が文金高島田の髪型をしている場合、男性側が異様に現代風の髪型に感じてしまうのです。
 

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片方だけ江戸時代

文金高島田は江戸時代からある髪型らしく、髪型の時代を合わせるなら男性側はちょんまげが自然なのではないでしょうか。
ちょんまげを結うために頭を剃ると、その後の日常生活に支障が出るというのは想像できます。でもカツラをかぶるとか、お相撲さんのように剃らないタイプのまげを結うとか、ちょんまげ風に見えるヘアアクセサリーをつけるという手も考えられます。現代風にマイナーチェンジしたちょんまげ文化が残っていてもいいのではないかと思いますが、男性側はあくまで現代、そして女性側は結構な確率で江戸です。その数百年の時代のずれが、毎回気になってしまいます。両方現代風なら何も思わないのですが……。

吉田拓郎の「結婚しようよ」という歌をご存じでしょうか。男性側の髪が、肩まで伸びたら結婚しようという内容の歌です。結婚のために男性側が髪を伸ばすって、一体何故……?とずっと疑問でした。でもこれ、もしかして、ちょんまげ結おうとしてません??
そう考えると、腑に落ちました。男性側が、髪型の時代を合わせにいってます。絶対そうに違いない。
でも歌に出てくる結婚式をあげる場所は、和装が似合う神社やお寺ではなく、白いチャペルでした。洋装の可能性が高いです。


本日の記事はこちら。

井上さんが1968年に発売された初代人生ゲームを入手してます。まず最初に出てくるボロボロの箱にぐっと胸をつかまれました。捨てられそうな危機を幾度もくぐり抜けて、井上さんの元にたどり着いたであろう、人生ゲームの人生を感じ、味わい深いです。内容がアメリカなのも驚きました。


もう1本の記事は、読者投稿のイトウケンさん。
ドラム式洗濯機への憧れを断ち切るために、一度自分で作ります。もはや機能とかではなく、ただそばにいて欲しいだけという、純愛ドラマを見た気分でした。間取りの関係で決して結ばれることのない、洗濯機版ロミオとジュリエットです。

ついに今日から5月!!連休の方もそうでない方も、良い1日を〜!
 

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