鼻シャボン道・入門
洗顔中のシャボン玉を自在に操りたい。意識して出したことはないが、まずは勘でやってみよう。
準備完了、あとは鼻から息を吐き出すだけだ。
せーの。
スコーーーーー!!!!
だめだ。
薄々分かってはいたが、洗顔料をぼってり使うとだめっぽい。水で薄めよう。
ぷく~~~。へへ、うまくいったぜ。
鼻シャボンのコツ
そのあと厳しい修行の末にコツを掴んだので、知見を共有しよう。
まず、どっちの鼻の穴が「利き穴(造語)」か見分けるのが大事。
上図は先ほどのものだが、鼻息によって生じた空気孔が片側の穴にしかないのがわかるだろう。
どうやら鼻呼吸は片方の鼻の穴でするものらしいのだ。どちらから空気の出し入れをするのかは、時間経過や身体条件によって決まるとのことだ。
先の例だと左側が「利き穴(造語)」のようである。鼻シャボンをするときは、その利き穴のほうに重点的に洗顔料を塗るとやりやすい。
まずそれが一点。
また、洗顔料の種類も重要なのでいろいろと試してみてほしい。筆者はビオレの「マシュマロホイップ アクネケア」がしっくりきた。
次、洗顔料の薄め方について。
手に取った泡を水で薄めるときの比率は、洗顔料1に対して水が3くらいがちょうどいい。
思い切って薄めていいのだ。泡は指先に集めよう。
これを鼻の穴に塗るわけだが、コツがあるので注意してほしい。
泡を鼻の穴に当てたあと、鼻に対して垂直・上方向にこすり上げるといいのだ。江戸っ子のてやんでい!みたいな動きになる。
横方向に指を動かすとうまく膜が張れない。
あとは唇をムムと内側にしまい、利き穴から息を出すことを意識して泡を膨らませよう。
うまくいかない場合は「洗顔料の濃度調整のミス」か「鼻の穴に膜が張れていない」ことが原因だと考えられる。洗顔料は薄すぎるくらいのほうがシャボン玉になりやすいよ。
あとは鼻からシャボンを切り離すことに成功すれば芸の幅が広がるのだけど、残念ながら習得は出来なかった。
あとは各々努力されたし。
「これ爆売れすると思うので」(窪田さんからコメントです)
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