特集 2025年5月2日

明石家さんまが好きだというみかんの缶詰の食べ方で夏を感じる

明石家さんまが「異常にうまい」と語ったみかんの缶詰の食べ方を試した。

天気のいい日は外で食べると、さらにうまさ倍増。
夏をガンガン感じる圧倒的なビジュアルと共にお届けします。

1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。
ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。

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GW特集『没ネタ交換会』

やりたいけど自分じゃできないネタを交換するのが没ネタ交換会。そこで受けとったネタを記事化して掲載します。(企画説明)

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まずは元ネタのラジオを確認

GW企画のボツネタ交換会で、わたしは石井公二さんから『明石家さんまが好きだというみかんの缶詰の食べ方を検証』というネタをいただいた。

今回の企画は、明石家さんまが爆笑問題のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』にゲスト出演した際、一番好きな缶詰はなにかと聞かれ「みかんの缶詰」と答えたところから始まる。

ポイントはその食べ方にあり、ただみかんの缶詰を開けて食べるだけではなく「ガラスのボウルに氷をガーンと入れて食べる」そうだ。
しかもその食べ方で食べると「ものすごい甘みを感じる」し、「異常においしい」とのこと。

異常においしいなんて、普段生活している中でなかなか出会わないできごとだ。そんな言い方をされたら誰だって試してみたくなる。

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ちょっとした思い出に浸る買い物

あいにくうちにはガラスのボウルがない。

白いプラスチックでできたボウルならあるが絶対ガラスのボウルで食べた方がうまいに決まっているし、できるだけ忠実に明石家さんまの食べ方を再現したかったので、この機会に購入することにした。

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ガラスのボウルを買いにカインズに来た。天気が悪い

カインズで無事ガラスボウルを購入し、店内のカフェでミニアイスを食べ、スーパーへ移動。カインズの店内は広くて歩くので、買い物後のアイスは必須。

次はみかんの缶詰だ。

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フルーツの缶詰だけでこんなにもある。みかんの缶詰も種類や大きさがいろいろあって迷う
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地元企業ということで、はごろもフーズの『朝からフルーツ みかん』に決めた

この朝からフルーツシリーズ、いつも実家の食糧庫に保管してあって昔からあるよな…と思い調べてみたら、27年もの歴史のある缶詰だった。

非常時にも食べられるようにと母が常にストックしていたが、おいしいので非常時じゃなくてもすぐ開けて食べてしまっていた記憶がある。我が家は常に非常時。

ガラスボウルとみかんの缶詰を抱え、帰路についた。

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氷をガーン、みかんをドーン

必要なものが揃ったので、早速作っていく。
作っていくと言っても、氷とみかんの缶詰をボウルに入れるだけではあるが。

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こちらがカインズで購入したガラスボウル。デザインはもちろんシルエットまでおしゃれ。いいガラスボウルを買えてテンションが上がる
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あらかじめ大量生産しておいた氷を、ガラスボウルにガーンと入れていく

みかんの缶詰はいくつ買ったら足りるのかいまいちわからなかったので、とりあえず3つ買ってきた。 

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わたしが子どもの頃からこのロゴだった気がする。懐かしさで泣ける
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みかんをどんどん入れていく

多過ぎたら2つにして1つ取っておけばいいやと思っていたが、ガラスのボウルをいっぱいにするには案外量が必要で、結局3つすべて開けた。

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全部開け終えるとこんな感じ。みかんの缶詰がワッサワサ!

没ネタ交換会が開かれた日から3日間は、かなり気温が上がり夏日が続いた。キンキンに冷えたみかんの缶詰を食べるにはうってつけの日だ。

太陽も出てきたし、せっかくなので外で食べよう。

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絶好のみかんの缶詰日和

外に出たらいつのまにかすっかり晴れて夏のような日差しが照り付け、むしろ暑いくらいだった。

みかんの缶詰でいっぱいのガラスボウルをテーブルに乗せてみた。

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画力が強い

ガラスボウルに入っているのは何の変哲もないみかんの缶詰と氷だけだが、これだけで夏が来た!!!というメッセージ性を感じる。

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太陽の光に照らされ、みかんのオレンジ色がまぶしい
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では、いただきます
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うまいねぇ………

氷で冷やされているからか冷蔵庫とも違ういい塩梅の冷たさで、みかんの甘味が体中に染み渡った。味はみかんの缶詰だけど、ガラスボウルいっぱいに入った強いビジュアルのおかげで贅沢感がすごい。

また時間が経つにつれてみかんがより氷で冷やされて、開けてすぐよりも3分くらい経った後の方がキーンとした冷たさが味わえるという発見もあった。

すぐに食べたい気持ちを抑えてあえて待つという大人の駆け引きを経ると、よりこの食べ方の醍醐味を感じられる。「待て」を命じられた犬の気分だ。

そしてガラスボウルに氷と一緒に入っていると、みかんなのに“そうめん感”がある。というか昔の流しそうめんって、それこそみかんの缶詰がそうめんと流れてこなかった?わたしのまわりだけ?

みかんを食べているのにそうめんを思い出すという不思議な体験をした。

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空にかかげたらエモい写真が撮れるかと思いかかげてみたが、予想以上に重くてすぐテーブルに戻した。危ない

ちなみに、企画を聞いた時もしかして氷も一緒に食べるのかな?とも思ったが、ラジオの内容からするとみかんを氷で冷やして食べるという趣旨に聞こえたので、氷は冷やす用途でのみ使用した。

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ほかのフルーツも試したくなった

ガラスボウルに氷と一緒に入れて味わうみかんの缶詰は、いつものみかんの缶詰とは一味違う贅沢感があった。

暑い日に外で食べると、そのおいしさはさらにグレードアップ。ビジュアルも圧倒的で、夏のバーベキューあとにデザートとして出したら参加者に喜ばれそうだ。

今回はみかんの缶詰で試したが、さくらんぼの缶詰や桃の缶詰などほかのフルーツでも絶対うまい。
この夏フルーツの缶詰をたくさん用意して、太陽の日差しを感じながら味わいたい。


氷が溶ける

記事内にも記した通り、晴れの日は部屋の中で食べるより外で食べた方が断然うまい。

しかし日差しが強すぎると氷がものすごいスピードで溶けるので、注意が必要だ。

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室内に避難したみかんの缶詰と氷。スピード感が求められる

 

ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

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