50円玉の穴から覗く
ふと、本当にふと、50円玉の穴から友人を見たら可愛く見えた。写真に撮ってみても可愛いままだった。友人はなんてことのない同い年の男性である。
記事のトップに載せたばかりだが、さっそく50円玉から覗いたかわいい私をいま一度実例としてご覧頂こう。
あまりピンとこない読者諸兄姉は、50円玉なしバージョンを見てその差に打ちひしがれろ。
どうだ。見ていられないだろう。
もう一度50円玉から覗いた姿を掲載しよう。
Q.E.D.
これにて50円玉フィルターで人は可愛くなることが証明された。
50円玉フィルターのやり方
全くもってそれだけの話なのだけど、せっかくなので50円玉を使って被写体を可愛く撮る方法を共有しておきたい。
手順は以上である。
そのようにして撮った猫ちゃんの写真がこれだ。
失敬、猫は綺麗に撮れなかったのでやむなく私の写真で代用した。
ええと、なんだろう。
ピンボケした50円玉がキラキラほわほわしているのがいいのか、小さな穴のなかの小人みたいに見えるからいいのか。不思議だ。
物を撮ってもよし
同じ方法で物を撮ってもいい感じになる。こっちのほうを先に見せればよかったですね。
ミニチュアみたいになるのがおもしろいし、ピントが被写体にしか合っていないので目が吸い込まれる感覚もある。たのしい。
どんどんいきましょう。
何を撮ってもいつもと違う見え方をする。
生き物でも自然のものでも人工物でも、果てには風景でもいい。
ちなみに5円玉でやっていないのは、単に手持ちになかったからです。
31歳になっても50円玉で1時間遊べる豊かさを買ってください。
ショート記事
1000文字以内の短い記事です。読みやすくて満足感があるよ。
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