広告企画 2019年10月9日

車へ全力アピール!女子大生が作った服が光る!目立つ!

彼女たち、このあと光ります。

夕暮れ時の歩行者は、車から見えづらいものである。

今回、明るくても暗くても、走っている車から道路上で目立つ服を作った人たちがいるというので見せてもらいました。

そうしたら、なんと光ってました。

行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー)

前の記事:江ノ島茂道インタビュー ~わからないことはすべてオカルト~

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

夕方の歩行者は見えにくい、だからアピールが必要

車に乗る人は経験があるかと思うのだけれど、夕方から夜に向かう時間帯、いつヘッドライトを点けたらいいのか迷うことってないだろうか。

ちょっと見えづらいかな、でも周りがまだヘッドライト点けていないからもうちょっといいかな、そんな時間帯が実は歩行者がいちばん見えづらくて危ないらしいのだ。

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今日の僕の服。だいたいいつもこんな感じの色合いを着ています。
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うむ、我ながらこれは見えない。危ない。

いつもよりも早めにヘッドライトを点けてください、それはおもいやりです、というのが今回のテーマである「おもいやりライト運動」である。この運動に賛同して、車側からではなく歩行者側から、交通事故を減らせないかと考えて活動している人たちがいるという。

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この人たちである。
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こんな感じで全国各地に出没中。

思った以上に直接的な運動であっけにとられただろう。この人たちは球場からあふれた野良阪神ファンではない(もしかしたら阪神ファンも混ざっているかもしれないけれど)。なんとかして車に早めにヘッドライトを点けてもらおうと、歩道からパネルをかざしてアピールしているのだ。これぞ草の根、すばらしい。

草の根ながらこの点灯アクション運動、じわじわと広がりをみせてすでに10年くらい続いているのだとか。最近では自治体もまきこんで全国で行われるようになってきたという。しかも車に対するアピールは徐々に進化し、今年は女子大生たちが視認性の高い服を開発してそれを着て参加するのだとか。

いったいどういうことなのか、今回の活動に参加する学生さんたちのいる相模女子大学にやってきた。

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女子大と聞いただけで緊張する世代です。
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建物の名前からして女子大っぽい。

今回、会いに来たのは相模女子大学学芸学部生活デザイン学科の角田先生と学生のみなさん。女子大なので当たり前だが、全員女性である。

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相模女子大学のみなさん。うしろが角田先生。

 

彼女たちも参加する、11月5日の「点灯アクション」についてはこちら。
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