サメを見たあとにサメを食べる
近年、サメが盛り上がっているように思う。海外でも日本でも新作サメ映画が次々と公開されていることからも明らかだろう。僕もサメ映画が好きだ。
そんなおり、横浜八景島ではサメの詳しい展示を見たあとでサメバーガーなるものが食べられるという話を聞いた。
サメ好きの一人としては行かないわけにはいかないだろう。

実は僕は以前この近くに住んでいたことがあり、八景島にもよく遊びに来ていたのだ。
久しぶりに来た八景島は、遠足の子どもたちがたくさん来ていて相変わらずにぎやかだった。ただいま!2時間かけて自転車で来たよ!


八景島の水族館はサメの展示が有名である。すごく力をいれている。




企画展の内容は時期によって違うようだが、いまは深海の生き物の展示がされていた。もちろん深海ザメのコーナーもある。



触ることにより得られる情報というのは思いのほか多いと思う。その感触はずっと頭に残る。
さらに進むとシロワニという名の巨大ザメが四匹泳ぐ水槽があった。サメ好きにとってはここが一番のみどころになるだろう。

巨大なサメ水槽にはたくさんの子どもたちがつめかけてきていた。
泳ぐサメを見ながら「こいつ食べれるかな」と言っていた子どもがいたが、(むしろ食べられる方だからな!)と思った。もちろん言わなかったけれど。

サメたちはゆっくりと回遊しているので、しばらく待っていると優雅に泳いで近づいてきてくれる。







ここに来ると誰もがサメの泳ぐ大型水槽に見入ってしまうと思うが、後ろを振り向くと整然と並べられたサメのあごの骨たちが並んでいるのでこれもぜひ見てほしい。

周囲に掲示されたサメの情報を読むことでサメ知識を増やせるのもいい。
たとえばサメの顔の前の尖ってる部分、あそこの名前はロレンチーニ瓶というらしい。


他にもスクリュードリルみたいな形をしたサメの卵や触れるサメの皮の展示なんかもあって、いろいろな方面からサメを感じることができる。


生きたサメに触れる!
八景島の水族館ではいま「サメのタッチ・レクチャータイム」という時間が設けられており、実際に生きているサメに触ることができるのも素晴らしい。


恐る恐る指先で背中のあたりを触ってみると、サメはザラザラのサメ肌ではあるのだけれど、弾力があって思いのほか柔らかかった。



サメレクチャータイムにはサメの骨格標本がいくつか並べられ、これも手に取って触って確かめることができた。
何度も言うが、自分の手で触れて感じるということは、その感触が体験としてすごく頭に残るのだ。これを書いている今でもサメ肌の感触や鋭い歯の怖さを思い出すことができる。


これだけしっかりサメを見てサメに触れ、サメの知識を得てから食べるサメバーガーはさぞ感慨深いものになることだろう。楽しみである。