全X連クイズ
全X連クイズとは、「全X連」のXの部分に「ア」から「ン」までの46字を割り当てた46枚のカードを用意し、団体名を予想してからカードをめくり、ポイントを獲得するゲームである。

カードの裏には、ゲームマスターである私が事前に入念に調べて見つけた団体が書かれている。 「団体のWebサイトが存在する」「団体の規模が大きい」「活動の実績が多い」など、一定の基準を満たした団体には「◎」を付与した。基準には満たないものの、そこそこの活動実績のある団体には「〇」を付与した。飲み会の場の勢いでmixiのグループだけ作ったような団体は含めていない。
全X連クイズに挑戦していただくのは、北向ハナウタさんとまいしろさん。交互にカードをめくり、8ターンでより多くのポイントを獲得したほうの勝利だ。

全ア連。いきなりすごい展開に
ほり:では、まいしろさんから
まいしろ:例えばですけど、「全ア連」だったら、全米アーティスト連盟とか、そういう感じのを当てればいいんですよね?
北向:「全米」はあまり無いんじゃないですか?普通「全日本」や「全国」とかじゃない?
まいしろ:う~ん、じゃあ、「全ア連」は全国アーチェリー連盟?


まいしろ:おぉ~!
ほり:正直、当てられることを想像していなかったので、ハナウタさん大ピンチです
ちなみに、活動実績のないジョーク的な団体だが、全国アヒル連合組合協会というものもある。

「全X連」を「ア」から「ン」まで片っ端から調べていると、こういうノリと勢いで作ったグッズや団体がいくつも見つかって、ほほえましい。しかし、こういうのを入れていてはキリがないので、今回はある程度の活動実績がある団体のみをポイントの対象としている。
さて、まいしろさんがいきなり10ポイントを先制し、続いて北向さんの番。

結局、「全ソ連」のカードはめくらなかったが、実はけっこういい線行っていた。

北向:スポーツ系はあるなぁと思います。全日本テニス連盟(全テ連)!


ほり:アーチェリーは「連盟」でしたけど、基本的にスポーツ系は「協会」が多いです
まいしろ:たしかに。連盟してないとダメなんだ
ほり:連盟してないとダメです
北向:連盟とか連合とか
1ターン終えた段階で早くも 10 - 0 と大差に。これを7ターンやる。
2ターン目。まいしろさん。
まいしろ:自信あるんですけど、


全日本タイピスト連合の活動方針を見ると「毎日パソコン入力コンクールに団体出場することで、互いに刺激し合い、意欲を高め、より多くの人に参加してもらう」「全国からコンクールの予選を勝ち抜いたメンバーが集まる全国大会は、当連合にとっては一種のお祭りのようなイベントでもあります。」とある。 全タ連に所属のタイピングの猛者たちが全国大会で「おう、お前も来たのか」みたいな会話をしているのを想像した。漫画みたいな話だ。
まいしろ:タイピストとダンス。職業系はありそうですね
北向:なるほど~

北向:全日本スーパーマーケット連合(全ス連)!

北向:ステンレスの流通?
まいしろ:しぶい!全然法則が見えない
ほり:法則は無いです!
正直、攻略法が特になく、当てられるかどうかは運に近いというのが、このゲームの微妙なところだ。それでも、普段生活する上では決して関わることの無い数々の団体を知ることができ、業界の多様さを実感することができる。それが本当に面白い。
なので、当たる・当たらないはともかくとして、「こんな団体もあるんだ!」という目線で読み進めてください。