名古屋駅周辺の地下街が広い
名古屋駅周辺には地下に広大な地下街が広がっている。

そんなこと言ったら大都市の地下にはだいたい広大な地下街があるだろう、と思うかもしれない。
確かに東京にも大阪にも札幌にも、大規模な地下街があるが、中でも名古屋の地下街はお店の密集具合が圧倒的だと思うのだ。

僕は愛知県出身で名古屋には子どもの頃からちょくちょく来ていたのだけれど、名古屋駅が建て直される前の地下街は本当に混沌としていて魔窟のようだった印象がある。
一度入ったらどこから出てくるか予想ができない。リニューアルされてきれいになって、そういった怖さは感じなくなったが、それでも広すぎて慣れていないと今でも地上との対応ができずに変なところから出てきてしまったりする。
そんな名古屋駅周辺の主な地下街を少しだけ紹介したい。
名古屋めしならエスカ
初心者にやさしいのはエスカではないだろうか。名古屋駅の西側に独立して存在しているので、いつのまにか他の地下街に足を踏み入れていた、なんてことがない。
エスカではいわゆる名古屋めしと呼ばれる手羽先、味噌煮込み、エビフライ、ひつまぶし、そういったものがぜんぶ食べられるのもいい。



とにかく長いぞユニモール
規模が最も大きいのはユニモールだろう。なにしろ地下鉄一駅分がまるごとモールになっている上に、長いモールが2列並列している。


どこか落ち着くサンロード、ミヤコ地下街
近鉄、名鉄の方面へと伸びるサンロードと、その先にあるミヤコ地下街は、古くから存在しながらリニューアルを繰り返して人気を保ち続けているモールである。



ほかにもファッションワンやゲートウォーク(前はテルミナでしたよね)などなど、ぜんぶ回ろうとするとどれだけ歩くの?というくらい充実した地下空間が広がっている。つながってはいないが、名古屋一の繁華街である栄にも地下街が広がっていてきりがない。