広告企画 2023年3月17日

【切りジャー】中高時代のおしゃれローカルルールを227人に訊いた【ファスナー破壊】

筆者の高校生時代、ジャージは七分丈に切り、スカートの下に履くのが最上級者のオシャレとされていた。ところが今はどうだ。大人になって私服を着始めると、そんなアンバランスな格好をしている人は一人もいない。

どうしてあの着こなしが流行していたのだろう?他県の学生は何を着ていたのか?
制服にまつわる謎のローカルルールについて、アンケートを取ってみた。

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの花屋。花を売った金で酒を買っている。

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いまから10年と少し前。筆者が高校生だった頃、イケてる女子のファッションはこんな感じだった。

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今見るとちぐはぐすぎてかわいいものだが、当時はこれが最先端だったのだ。オシャレな女子はみんなウィルコム(通称:コム)の携帯を持ち、ラインストーンでこれでもかとデコった上で、彼氏とおそろいのストラップを付けていた。電池カバーの裏にはもちろんプリクラだ。

この妙なトレンドは、筆者が居たド田舎の山奥(※明らかに若者よりもタヌキの数の方が多い)の高校に限ったものなのだろうか?それとも全国的にも同じように妙なのか?

いちど調査してみたいと思い、「中高生時代のおしゃれローカルルールを教えてください」と題したアンケートを作ってみた。Twitterで宣伝したところ、なんと227人から回答があった。おかしなファッショントレンドはどこの学校にもあるらしい。

回答を読んでいくと、「あ〜これ、うちもそうだった」というものから、「待ってそれどういうこと??」と動揺を覚えるものまで、多種多様なローカルルールがあった。
特に興味深く感じた回答をいくつか紹介させていただきたい。

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セーラー服のリボンの短さ=美徳

筆者は中学、高校とブレザーが制服の学校に通っていたため、セーラー服関連のしきたりを知らない。
いただいた回答の中には、セーラー服のローカルルールについて言及したものが多く、そのほとんどが下記のようだった。

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スカーフの結び目について。結び目から出ている先端は短いほどオシャレらしい。輪ゴムや安全ピンなど、中学生でも入手できる道具で改造を試みているのも趣深い。

この方は1985〜1988年に中学生だった、筆者よりもお姉さんだが、だいぶ年下の世代になってもこのルールは生きているようだ。

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2013年に中学生ということは、今だと20代半ばくらいの方だろうか。スカーフだけでなく、リボンも短くする対象らしい。「作れる子に頼んで作ってもらう」システム、学生時代にあったな〜と懐かしくなった。

セーラー服のスカーフの長さをめぐるトレンドは、「短いほどかわいい」という意見が多数のようだ。特に、「小指くらいの長さに」という表現を使っている方が複数いて、共通のものさしが「小指」なのがまたかわいらしいと思う。

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アンケート結果から見る、セーラー服のスカーフ(リボン)のバリエーション

一方、少数ではあるものの「長いほどかわいい」という回答もあった。地域的な偏りは見られず、おそらく制服のデザインに起因したものだろう。

同様に、ネクタイの結び目のサイズに言及する回答も多かった。リボンやスカーフ、ネクタイは、制服の中でも装飾品になり得る貴重なパーツのため、オシャレさをアピールするアイテムとして注目されやすいのだろうと想像する。

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