広告企画 2023年3月17日

【切りジャー】中高時代のおしゃれローカルルールを227人に訊いた【ファスナー破壊】

男子のトレンドは様子がおかしい

スカートを短くしたり、リボンを長くしたりと、女子のトレンドには筆者も共感できる点が多くある。だが男子はどうだ。学生時代は気付けなかったが、どうやら彼らなりのオシャレポイントがあったらしい。

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目撃してしまったこの方に同情しつつ、「白とショックピンクの市松模様」というリアリティに笑ってしまった。あったあった、ビレバンみたいな柄がオシャレだった時代。 ​​​​
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腰パンとは、ウエスト部分を腰までずり下げてボトムを履くスタイルのこと。ストリートファッションの延長として、筆者の時代も大流行していたが、ちょっとかがむとパンツが見えまくるのが難点だった。
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2003年ごろの愛知県でも、男子のパンツは見えていたらしい。

最近は腰パンの男子学生を目にする機会も少なくなったが、彼らは見えるパンツの柄まで計算して腰パンをしていたのだろうか?だとしたらアホすぎる。

「オーバーサイズがかわいい」など、現代のファッショントレンドにも通じる女子のローカルルールと異なり、男子のファッションは少し様子がおかしい。

どういうこと……!?と思ったが、中でも回答が多かったトレンドアイテムがこれだ。

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軍手!!?

面白すぎる。地元で軍手といえば、農作業をするおじいさんが着用しているくらいしか見たことがない。

群馬県の一部地域だけの流行か……?(失礼)と訝しんでいたが、神奈川県からこんな回答も届いた。

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カラバリを競っていたらしい。カードやスニーカーのコレクションのように、軍手のカラーのレアリティでオシャレ度を測っていたということなのか?カーディガンや靴下ではなく?

恋仲になった相手と手を繋ぐときは、軍手をはずすのだろうか。それともカラフルな軍手ごしに触れるのだろうか。ただそればかりが気になる。

軍手情報はほかにもいくつか集まったため、どこかの県に限った流行ではないらしい。強いていえば東北の県で根強いトレンドのようだ。
「自分はこんなに寒いのに、手袋ではなく軍手で凌いでいるぞ」という、一種の体力自慢だったのかもしれない。


イケてる奴は裸足で走る

今回、制服やジャージのローカルルールとは別に、「文化祭や体育祭での特別ルール」があったかも訊いてみた。

最も面白かった回答は「イケてる奴は裸足で走る」という、それファッション関係あるんか?というあるあるだったが、イベント時の着こなしは全国で共通点が多くみられる。

たとえば、クラスTシャツは上級生になるほど派手にしていいとか、サッカーユニフォームに似せたTシャツ(通称:サカT)を着てもいいとか。クラスカラーのシュシュや鉢巻きを身につけ、力を入れている学校だと、「その日だけはクラスカラーに髪を染めてよかった」なんて回答もあった(「体育祭が終わったらカップル同士で鉢巻きを交換する」なんて甘酸っぱい報告も!)。

 

たくさんの方にアンケートにご回答いただいたことで、大きな一つの疑問が湧いている。一体なぜ、全国で同じようなローカルルールが存在しているのかということだ。

スカートを短くするという普遍的なものから、ファスナーの開き具合や、リボンの結び具合という繊細な決まり事まで。いったい誰が広めて、どういう心理で継承されるのだろう?学生制服の文化史として研究されていないのだろうか?

あなたの学校にあったローカルルールは、今回の記事にも載っていただろうか。もし他にも妙なトレンドをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひTwitterの引用リツイートなどで教えていただきたい。

 

(アンケートにご協力いただいた方、誠にありがとうございました!紹介できなかったぶんも編集部とともに楽しく拝読いたしました。)

 

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