特集 2024年9月27日

一年に一度だけ! 憧れの能取岬灯台に登る

灯台というものがある。岬や湾口に灯台はあり、夜になると光を放ち、船舶の航行目標となるものだ。どこかに地域に出かけ灯台を見かける。バックには海が見える。とても絵になる景色を作ってくる。

北海道の網走に「能取岬灯台」というものがある。白と黒のストライプが特徴的な灯台で、映画などの撮影でも使われている。いつかこれに登ってみたかったけれど、普段は開放していない。しかし、年に一度だけ一般公開があるのだ、行かねばならない。

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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憧れの能取岬灯台

能取岬灯台は年に一度だけ内部の一般公開が行われる。2024年も行われる予定で、それは明日、9月28日(土) 11時-15時(最終入場14:30)だ。今回の記事は2023年の一般公開での出来事。この日のために一年間、原稿を寝かせておいた。

ここにあります

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これが「能取岬灯台」です!

能取岬灯台は北海道阿網走市のオホーツク海に突き出た岬に立っている。灯台の高さは21mで1917年に設置された。黒と白の縞模様が実に特徴的で美しい。青い空と海、緑色の牧草にとても馴染んでいるように思える。

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2017年にこの辺を通るマラソン大会に出ました!

私は数年前から仕事でこの地域を訪れている。2017年には能取岬灯台がコースに含まれるマラソン大会に出たこともある。そのためだろうか、この灯台が私の心にこびりついている。いつか登ってみたいと思っていた。

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一般公開!!!

しかし、先にも書いた通り、普段は能取岬灯台を登ることはできない。見学はできないのだ。それが2024年だと明日9月28日、2023年は9月23日の1日だけ見学することができた。一年に一度の貴重な機会なのだ。これは行かねばならない。

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めちゃくちゃ走って、
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見学に来ました!!!

 

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一番に来た!

2023年9月23日の私は、見学できることが楽しみで、ホテルを早々に飛び出した。駐車場から能取岬灯台までは走った。2017年のマラソン大会の時はすでにこの辺りでは疲れていて、全然足が前に進まなかったけれど、この日は違った。足がどんどん前に出て逆に転びそうだった。

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結果、
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一番でした!

整理券のようなものがもらえるのだけれど、一番だった。しばらくして後ろを見ると多くの人が並んでいた。私は本当に見学したかったのだ。それが整理券一番という形で可視化された。別に何番でも見学できるのだけれど。

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この日は万国旗なども飾られていました(普段はない)

少し灯台について話そう。世界最古の灯台は紀元前279年にエジプトのアレキサンドリア港の入り口、ファロス島に建てられたものだ。高さは135mもあり完成までに200年がかかった。この灯台は1477年まであったと言われている。1700年以上使われていたことになる。

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見学会では各種パンフとかもらえます!

日本での最初の灯台は1300年ほど前になる。唐の国から帰る道がわかるように、九州地方の岬や島で昼は煙を上げ、夜は火を灯し船の目印にした。江戸時代になると日本式の灯台が建てられるようになる。「かがり屋」や「灯明台」などと呼ばれた。

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能取岬灯台のペーパークラフトをもらった!

幕末になると洋式灯台の建設が始まる。改税約書(江戸条約)に基づき、灯台を設置することが求められ、外国人技師を呼び作られた。能取岬灯台は八角形をしており、これは江戸時代に雇われた外国人技師であるフランソワ・レオンス・ヴェルニーの設計した灯台の名残が受け継がれている。

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いよいよ見学です!

 

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