バーミヤンのチャーハン
そういえばチャーハン部でバーミヤンへ行ってないことに気づいた。気づいたときには、部員たちを誘っていた。おれたちの新年会はバーミヤンだ!
バーミヤンは中華料理を提供するファミリーレストランで、魅力的な中華料理が数多くあるのはもちろん、チャーハンも悩むぐらいある。バーミヤン、おれたちを悩ませてくる。やるな。
互いにゆずり合う注文
2024年になって初めてのチャーハン活動である。(チャーハン活動とはチャーハンを食べることを言います。通称チャー活)ここで部長から2024年の活動について報告があります。
江ノ島「予算が少ないので皆さん節制した注文をお願いします。チャーハン以外は自腹です」
部長がはめを外し始めた。でも食べたいものがあったら自分で払う。それがチャーハン部の活動方針だ。(北京ダックの写真は、この後に出てくるチャーハンたちに歓喜し、舞い上がっていたせいで撮影し忘れた。チャーハン部のいいところと悪いところが出ている。普通においしいかったです。)
何を頼もうか。さすがにチャーハンがありすぎてどのチャーハンを頼むか迷う。今回、バーミヤンへ行くにあたり、メニューを予習してきたが、でかいから揚げがのったチャーハンを食べたいと思っていた。
でかいから揚げがのったチャーハンなんておいしいに決まっている。絶対に食べたい。これにしようかと思って、視線をあげたら
「八角とかニッキとかスパイスのやつ好きなんだよね。うわー食べたいなー」とこんな食べたそうにしている安藤さんを見たことない。注文がかぶるの初めてだ。チャーハンに前のめりじゃん。
安藤「でも、江ノ島くんが食べたいなら違うのにするよ」
江ノ島「いやいや、安藤さんが食べたいならキムチチャーハンとかにします!」
安藤「食べたいやつ食べたほうがいいよ」
江ノ島「いや、しょうが焼きチャーハンも食べたいんですよ」
月餅「中華風漬けまぐろも頼んでいいですか?」
江ノ島「いいですよ」
安藤「おれ、普通のチャーハンでいいよ」
江ノ島「いや、安藤さんから揚げチャーハン食べてください!ぼく、食べたかったらもう1回頼むから!!」
こういうやりとりを10分ぐらいした。「ここの支払い、私が払いますから!」「いやいや私が払いますよ!」のチャーハン版だ。あるんだ、チャーハン版。
ものすごく悩んだ結果、安藤さんが『台湾大からあげチャーハン』、月餅さんが『本ずわい蟹あんかけチャーハンのかに肉3倍』、江ノ島が『豚肉生姜焼きチャーハン』にした。
ネコ型配膳ロボットがチャーハンを運んできた
注文して待っていると猫型ロボットが料理を持ってきてくれた。かわいいな。
ネコ型配膳ロボットが運んできたチャーハン。ロボットもさすがのチャーハンの量に驚いたのか、エラーが起こって元の場所に帰れずにいた。もうチャーハン部でこのロボット保護しない? かわいいから。