飼われていても夜行性なのか
夜行性の動物はたくさんいるのだという。それはもともと昼間動くよりも夜動いた方が敵に見つかりにくいから。
ではもはや敵らしい敵がいなくなった動物園の動物たちはどうなのか。敵がいなくてもやっぱり夜な夜な活発化しているのだろうか。
おりしも夜の動物園に入ることができるイベントに参加できたので見てきた。
やってきたのは横浜にある野毛山動物園。僕がネタに困ると来る場所のひとつだ(もう一箇所はジャスコ)。
普段は全体的に静かな動物園なのだが、夜の動物園が開放されているこの時期は夕方から園内がにわかにざわつきはじめる。
暗闇の動物園で、ひときわたくさんのギャラリーを集めている檻がある。
そう、日本最高齢の34歳、人間に直すと100歳超えています、でおなじみのラクダのツガルさんだ(ツガルさんについてはこちらの記事参照)。
昼間はほとんど寝て過ごしているツガルさん、夜もやっぱり寝ているのだろうか。実は夜になるとビンビンで鳥とか食い殺していたりしたらイメージくずれる。
なんとツガルさん、起きていた。口をしきりにもしゃもしゃさせていてかわいい。
昼間に来るとたいてい寝ているのは暑いからということもあるかと思うが、ツガルさん、実は夜行性なのだろうか。
この後も何度か見に行ったのだが、とにかくこの夜はずっと元気に首を持ち上げて口をもしゃもしゃさせていた。あらためてかわいい。かわいいツガルさんを見たい人は夕方以降がお勧めです。
中には昼も夜も関係なくいつ来ても寝ている動物もいるが、全体的にやはり夜の方が活発に動き回っているようだった。
やはり動物としては飼われていても、夜になると血が騒ぐものなのかもしれない。
動物園の外の動物たちはどうなのか。見てみよう。