![DSC_9940.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/5916/8966/7607/DSC_9940.jpg)
6合炊きサイズのホワイトを買った。専用のステンレスセイロ、フッ素加工内鍋も揃えて、合計29,600円。
筆者の家には炊飯器がないため、新しくお米を炊く機械を買ったと思えば、そう高い金額ではない。
![IMG_5420.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9916/8966/6269/IMG_5420.jpg)
![DSC_9646.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/7016/8966/6178/DSC_9646.jpg)
説明書通りに水を入れると、(お米の品種にもよるが)やや硬めに炊き上がるため、酢飯を作るのにもちょうどいい。
調理は「炊飯」と「保温」の2つのスイッチだけで操作する。外釜に任意の量の水を入れて、炊飯のスイッチを押すと、水がなくなるまで加熱が続く。つまり、こちらがコントロールできるのは「外釜にどのくらい水を入れるか」の要素だけだ。これが非常に興味深い。
![DSC_9693.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/7016/8966/6182/DSC_9693.jpg)
![DSC_9711.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/5816/8966/6186/DSC_9711.jpg)
さて、電鍋を手に入れたら一度はやってみたいことがあった。
![DSC_9854.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9916/8966/6197/DSC_9854.jpg)
「炊飯器でホットケーキを作ると分厚く焼ける」という噂を耳にしたことがある。大同電鍋なら加熱時間を調整できる上、蒸し調理になるから、きっと炊飯器よりもかんたんに作れるはず。
期待を込めつつ、思い切って2袋ぶん(300g)の粉を使ってみることにした。
![DSC_9859.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/3116/8966/6201/DSC_9859.jpg)
フッ素加工内鍋は傷つきやすいため、泡立て器でなくシリコンスパチュラなどで混ぜる。フッ素加工内鍋がない場合は、ステンレスの付属内鍋にクッキングシートを敷くといいだろう(取手の取れる小鍋を内鍋として使う強者もいるらしい)。
![DSC_9861.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/5516/8966/6205/DSC_9861.jpg)
![DSC_9864.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/3016/8966/6213/DSC_9864.jpg)
いつもフライパンで焼くときは、1枚あたり生地をどのくらい使おうかなとか、そろそろ裏返そうかなとか、結局付きっきりで面倒をみてしまうので、放っておけるのは本当に楽だ。
コーヒーなど淹れながら悠々と待っていたら、炊飯のスイッチが上がる音がした。ホットケーキはうまく膨らんだだろうか。
![DSC_9865.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9116/8966/6217/DSC_9865.jpg)
まるで『ぐりとぐら』のカステラだ!
上面は蒸しケーキのようだが、きっと裏側は焼き色がついているはず。
![DSC_9869.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/7116/8966/6221/DSC_9869.jpg)
水を1/2カップ加えて、もう少し炊飯してみることに(この微調整ができるのが、電鍋のいいところ)。
待つこと十数分後……
![DSC_9900.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9516/8966/6226/DSC_9900.jpg)
両手にミトンをはめて、熱々の内鍋をひっくり返してみると……
![DSC_9905.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/1816/8966/6230/DSC_9905.jpg)
やばい。でかい。子どもの夢すぎる。
「水がなくなると勝手に止まる」仕様のおかげで、焦げ付かないし、焼き色は表面にだけしっかり付く。
![DSC_9907.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/6316/8966/6237/DSC_9907.jpg)
![DSC_9912.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/3316/8966/6241/DSC_9912.jpg)
![DSC_9918.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/3816/8966/6249/DSC_9918.jpg)
![DSC_9926.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9916/8966/6261/DSC_9926.jpg)
焼き目がついているのが表面だけで、他は均一にやわらかい。火の通りもばっちりだ。なんだか夢を見ているような気がする。
![DSC_9929.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/6816/8966/6265/DSC_9929.jpg)
バターとメープルシロップだけで最高においしいが、スポンジケーキとして生クリームを挟んだり、フルーツを盛り付けたりするのも楽しいだろう。
さらに素晴らしいことに、この後洗うべきは内鍋、蓋、スパチュラだけなので、生の生地がこびりついたボウルや泡立て器をすすぐ必要がない。
このホットケーキが作れるってだけで、電鍋を買ってよかった〜!!と思える、素晴らしい体験だった。これは人気になるわけですよ、大同電鍋。
記事に登場した大同電鍋 Mサイズ
使用しているフッ素加工内鍋は別売です
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