特集 2023年11月24日

税別498円! スーパーマケット「オーケー」のピザが安くて大きくて美味しい

ピザという料理がある。イタリア南部ナポリ地方発祥のパン料理だ。19世紀の初めにトマトを乗せる現在の形になった。第二次世界大戦後にナポリのピザは世界中で普及することになる。

日本にも多くのピザ屋があるし、デリバリーで食べることが多かったように思う。しかし現在はスーパーマーケットでもピザは販売されており、特にオーケーのピザが安くて大きくて美味しくて素晴らしいと思うのだ。

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

オーケー

横浜に本社を置くスーパーマーケット「オーケー」。EDLPを戦略とするのが特徴だ。EDLPは「Everyday Low Price」のこと。つまり毎日安いのだ。消費者にとっては嬉しいスーパーマーケットと言える。 

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オーケーです!

2023年10月には銀座にもオーケーがオープンした。私の住む街にもオーケーがあり、よく利用している。よくというかほぼ毎日利用している。家から一番近いスーパーマーケットがオーケーなのだ。お惣菜とかも美味しいので好きだ。

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ほぼ毎日利用しています!

そのオーケーのピザがめちゃくちゃ素晴らしい。まず大きい。大きいことは素晴らしいことだ。そして安い。やはり安いことも大切だ。日常的に食べるものならばやはり値段は大切な要素になってくる。最後はやはり美味しいということだ。

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これがオーケーのピザです!
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大きさは30センチ!

30センチもあるのだ。というか、サイズはこの1つしかない。SとかMとかLとかはない。30センチの一択。ただお店では4分の1にカットされたものも売っている。私の行くオーケーでは平日は4分の1のカットがあり、土日はないような気がする。

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耳の厚さ!

耳の厚さもポイントではないだろうか。生地が薄いピザもあるけれど、オーケーのピザはどれも分厚い。お腹にたまるので私は好きだ。おやつとしてのピザではない。食事としてのピザを食べている感じで、満足感を得られる。

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顔が隠れるからね!

 

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種類が豊富!

さらに素晴らしいのは種類が多いことだ。一定期間だけ販売されるものもあれば、ずっと売っているものもある。今回は私が訪れた時に売っていたオーケーのピザを紹介したい。 

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チェリートマトのマルゲリータピザ
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美味しそうでしょ!

税別で498円という安さ。大きさは全てでもちろん30センチだ。変化球ではない王道の一枚。食べるとわかるけれど非常に美味しい。迷ったらこれを選べばいいと思っている。トマトとチーズの相性はやはりいいのだ。

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ポテツナベーコンピザ
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マヨネーズがずるい!

ポテツナベーコンピザはお腹を満足させてくれる一枚だ。ポテトと厚い耳が胃袋に幸福を与えてくれる。そこにツナが入るのがアクセント。さらにマヨネーズなのだ。ポテトもツナもマヨネーズとの相性がいい。まずい、と言える訳が無い。弱点を見つけられない一枚だ。

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明太子ポテトピザ
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こっちもマヨネーズ!

ポテトに明太子はもはや反則レベルに美味しい。そこにマヨネーズ。それがピザになっているのだ。私は言葉を失う。いい意味で失うのだ。どんだけお腹を満たしてくれるのか、と。美味しいし、満腹になるし、食事としてのピザの最適解なのではないだろうか。

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ブルーチーズの4種チーズピザ
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これマジで美味しい!

私がオーケーのピザで一番好きなのがこれだ。シンプルでありながらリッチ。ブルーチーズ、ゴーダ、モッツァレラ、チェダーの4種のチーズがピザ生地の上で共演しているのだ。チーズの味を存分に感じることができる。それでいて安い。大好きなのだ。

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2種のソーセージとベーコンのピザ
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豪華!

肉を食べたいという時がある。そのような時はこれだ。大きなソーセージに小さなソーセージ。さらにベーコンまで乗っているのだ。チーズとソーセージの相性はどう考えてもいい。満足感がある。いい意味でのジャンク感があり私は好きだ。

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タンドリーチキンピザ
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カレーの味!

カレーの味がする。それもいわゆるカレーではなく、タンドリーチキンカレーの味。それがビザ生地にとても馴染む。チーズに馴染む。もちろんタンドリーチキンにも馴染む。ピザを食べていながらカレーも食べているのだ。幸せな一枚と言える。

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スモークチーズ入りシーフードピザ
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スモークチーズがいい!

ビザにはもちろんシーフードピザもある。それがこれだ。しかもスモークなのだ。食べてみると確かにスモークした時の特有の香りが生きているのがわかる。シーフードの臭みはなく、旨味とスモークの香りが我々を楽しませる。これも私の中で人気の一枚だ。

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照り焼きチキンピザ
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照り焼きですよ!

日本人だからか、照り焼きという言葉に弱い。ピザの歴史に詳しくないけれど、発祥のナポリ地方には間違いなく照り焼きチキンのピザはないだろう。でも食べるとその甘味がピザ生地と相性がいいことに気が付く。ピザ生地というキャンパスは自由が許される場所なのだ。

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切る時の喜び!

以上の8枚が私の行くオーケーで売っていたピザになる。季節により変わるものもあるが、この8枚は基本的に並んでいるように思える。つまり支持が熱いピザなのだ。ピザの耳も厚いけどね。オーケーのピザを知ってから、私はとてもよくピザを食べるようになった。

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美味しいのよ!

 

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限定のピザ

上記は平日も土日も祝日も売っているピザなのだけれど、土日祝日にしか販売されていない限定のスペシャルなピザもある。ピザと思えば十分に安いのだけれど、上記に比べれば少し高い。なぜならスペシャルだからだ。 

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箱にもスペシャルと!
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デラックスピザ!
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デラックス!!!

ベースは「2種のソーセージとベーコンのピザ」だろうか。とにかく具沢山なのがわかる。特筆すべきは通常のピザには乗っていなかったオリーブが乗っていること、またチーズの味が強く感じられることが挙げられる。オリーブは高級感なのだ。

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全部のせって感じよね!

トマトもソーセージもチーズも玉ねぎも乗っている。玉ねぎはシャキシャキ感のようなものが残っていてよいアクセントになっている。たまらなく豪華だ。スペシャルでありデラックスであることが頷ける。

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たっぷり海老のシーフードグラタンピザ
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グラタンとピザの融合!

同じく土日祝日限定には「たっぷり海老のシーフードグラタンピザ」もある。カニの旨みが染み込んだグラタンソースにたっぷりの海老をトッピングしたピザだ。海老の多さは確かにすぐにわかる。プリプリの海老だ。

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海老の輝きが眩しい!

何よりボリューミーだ。だってグラタンなんだもん。グラタンという完結している料理がピザと融合しているのだ。ボリューミーに決まっている。ただ美味しいからどんどん行ける。グラタンソースがクリーミーで美味しい。

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きのことベーコンのトリュフソースピザ
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高級感!

こちらのピザはオーケーの銀座店オリジナル商品だ。銀座店限定なのだ。銀座という街のためだろう、トリュフソースが使われている。確かに銀座にトリュフはよく似合う。4種類のきのことベーコンがそこに乗っている。

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トリュフの香りが素晴らしい!

食べるともちろん美味しい。玉ねぎのシャキシャキ感が癖になり、トリュフの高級感に大満足する。ちなみに銀座店オリジナルのピザだけれど、期間限定で私の家の近くのオーケーにも売っていた。ありがたい。

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オーケーのピザを食べるようになって、ピザカッターを買った!

ピッツァと呼ぶ

オーケーのピザはどれも美味しい。本当によく食べている。4分の1にカットされたものもあるので、日によっては一枚を買うのではなく、4分の1のものを複数選んで買っている。最近はもうピザではなくピッツァと言いたくなっている。それくらいにピッツァを食べているのだ。

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全部美味しい!

参考文献
「たべもの起源事典世界編」岡田哲 筑摩書房 2014

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