地域のシンボルとしてあり続けてほしい「望楼付き消防屯所」
というワケで今回は岩手県および青森県の望楼付き消防屯所を紹介させて頂いた。消防屯所のような公共施設はフォーマットが統一されているものかと思いきや、意外にも同じものはひとつとなく様式もデザインも様々で非常に興味深く楽しむことができた。
いわば時代に取り残された建物であるが、望楼が高くそびえるその姿は非常に象徴的なだけに、これからも地域のランドマークとしてあり続けて頂きたいものである。
今回訪れた場所以外にも望楼付き消防屯所は現存しており、特に青森県の五戸町にあるものはデザインに優れ、また新郷村の西越沢口にあるものは望楼が二段重ねになっているらしく、機会があったら見に行きたいと思う。