総合ランキング
まずはノーマルなランキングから。
総合ランキング
デイリーポータルZは常連ばかりのサイトのように見えて実は閲覧回数の8割を新規の来訪者が占めています。
AndroidやChromeに表示されるニュースから来ているのだと思います。だからどこに出しても(初対面の人に見せても)恥ずかしくない記事が並んでいます。
でもこれが常連だけのランキングにするとようすが変わります。
常連読者に読まれた記事ランキング
★がついている記事が常連ランキングにだけ登場した記事です。通好みの記事が並びます。
常連もかなり常連、訪問回数30回以上の人に限定したランキングだとこうなります。
超おなじみの読者に読まれた記事ランキング
江ノ島+與座のタッグ記事が飛び込んで来ました。
こちらは今年公開された記事に限定したランキングですが、公開時期をとっぱらうと意外な記事が1位に登場します。
2008年にFlashで公開して、2019年に新版が公開されたゲームです。これがいまだに遊ばれています。
インターネットが変わって、広告が入らない純粋なゲームとして貴重な存在になりました。
もっと意外な記事が出てくる切り口があります。常連の比率がやたら高い記事でランキングです。
閲覧数のうち、常連読者の割合が高い記事ランキング
「ショッピングモールで買ったヘネシーを飲む」は高い店の安いもの(久兵衛の太巻きとか)を食すシリーズ企画だったのですが、西村さんが青森にいて高い店がないから五所川原のショッピングモールで515円のヘネシーのミニボトルを飲んでいます。
人の数だけランキングがあります。
しっかり読まれた記事ランキング
記事がやたら長いデイリーポータルZですが、どの記事が最後まで読まれているのかもこっそり計測しています。
最後まで読まれた記事ランキング
1位の早起きして夜更かしみたいに過ごすは読了率83%。ほとんどの人が最後まで読んでいます。
でもそれってつまり短い記事ってことじゃない?と思ったかもしれませんが、世の中には正しいことを言うと面白くなくなることもあります。ではこれはどうでしょう。滞在時間ランキング。
滞在時間ランキング
うどんの記事の2ページ目の平均滞在時間は3分52秒。ショート動画の時代に4分近く留まらせているってすごいことですよね。
さぬきうどんの記事の2ページ目は5,000文字以上あります。記事全体では17,000文字あります。
入稿したあと、確認のためになんどか読むのですが、それでも1時間以上はかかります。こんな長文をインターネットに公開して読まれるのか不安になりますが、玉置さんの記事は毎回めちゃくちゃ読まれているんですよね。どうなってるんだろう、デイリーポータルZの読者。
次は閲覧数には表れないパッションを数値化します。感想のメールが多かった記事です。
感想が多かった記事ランキング
意外な記事が1位2位で並びました。あくまでポジティブな感想の数で、クレームではありません。絶対に閲覧数では上位に来ないタイプの記事です。(閲覧数ではコンプレックスは430位、宝塚は283位でした)
偏った情熱が集まるデイリーポータルZのなかでもさらに偏った情熱を集めました。デイリーポータルZオブデイリーポータルZな記事です。
長いタイトル・短いタイトル
SEO(検索エンジンで上位に表示してもらうための手法)的には長いタイトルがいいらしいです。なのに今年、いかに短いタイトルをつけるかが一部のライターのあいだで流行りました。流行るな!
ちなみに過去最短の記事タイトルは「送る」。
ライターが集まると「2文字、いや1文字に挑戦する!」などと間違った方向に息巻いています。2026年はついに1文字タイトルが出るかどうか注目してください。
逆に一番長かったのはこれ。62文字、飯丸めの20倍です。
びっくり率
ウェブ記事といえば「!」。私を含めウェブの編集者は句読点のように「!」を使う人が多いです!お世話になっております!よろしくお願いします!送ってもらえると助かります!など。
そんなびっくりしがちな我々のなかでもびっくりしているタイトル!
1位 !3つ
GWなのに!超すごいのに!奈良に人がいない!
速報! 豊洲の三大メガバンク撮影スポットが消失! 急いで代替地を探しました!
2位 !2つ
極私的!一度座ってみて欲しい都内の椅子ベスト3!
もっと多いかと思ったんですが、3つでした。デイリーポータルZでは一時期「!」禁止令を出していたせいかもしれません。
そしてネットでは意外に大事なモニターの印象。漢字が多いとモニターが黒くなるのでデイリーポータルZでは意図的にひらがなを使っています。漢字を知らないという理由もあります。
タイトルのカタカナ率が高い記事ランキング
スタバメイク(100%)
サクラステージがゲーミング(92%)
マンハッタンとブラックモンブランマンハッタンin福岡(81%)
おれのオクトーバーフェスト(77%)
指グルメ(75%)
早口言葉か!
タイトルのひらがな率が高い記事ランキング
どんなまんじゅうも蒸したら温泉まんじゅうになるのでは(88%)
とけかけ雪見だいふくのすすめ(86%)
花としゃべる(83%)
自分のかぶりものができた(83%)
たこせんはたこをプレスしてせんべい状にしたもの、いかせんはいかをプレスしてせんべい状にしたものだと思っていた(81%)
「花としゃべる」「とけかけ雪見だいふくのすすめ」の柔らかさはひらがな ならではです。「融け掛け雪見大福の奨め」では明治の文豪の随筆みたいですからね。
景気のいいタイトル
景気がいいとはすなわち大きな数字が入っていること。そんな記事ランキングです。
タイトルに入っている数字が大きい記事ランキング(年号と「万博」は除外)
「北の国から」のフェイク泥の付いた一万円札
4000円のごま油がもう魔法くらいうまい
トルコ料理の2000円モーニングビュッフェがすごかった
1968年発売の初代人生ゲームで遊ぼう
1500km離れた人と「遠隔カラオケ大会」をすると一体感がすごい
思ったより小さかった!2026年は億とか兆をタイトルに入れることを目標にします。乳酸菌1兆個のヨーグルトドリンクを飲んで。










