飲み会は好きだが「夜」が辛い
ここ数年「飲み会がしんどい」という思いがずっとあった。
元々お酒があまり飲めないので、毎週飲みたい!というタイプではない。それでも昔は友達と集まると楽しかったのに、どうして最近は辛いのか。
理由を書き出すと、
書き出してわかった。私は集まること自体は嫌いではなく、夜元気に活動するのが辛くなっていたのだ。
飲み会からこの「夜」を抜けば、かなり楽しく集まれるのではないか?
平日、朝7時半集合で「飲み会」
というわけで、今回は飲み会の予算と時間の長さはそのまま、開始を朝にしてみようという実験である。
いつもの飲み会予算は、大体3000〜5000円だ。
朝、これだけのお金を使うには…?と考えて思い浮かんだのが「モーニングビュッフェ」だった。
モーニングビュッフェで待ち合わせ
当日。友達3人を誘った。みんなには「飲み会だけど朝です」と言い、ホテルのビュッフェに行こうと伝えてある。
この後みんな仕事があるので、お酒も今日は封印である。
元々飲まない私は「夜」、お酒が飲める日西さん・鳴海さん・郡司さんは「夜と酒」が除かれた飲み会になった。
お酒がなくてテンションが心配だが、これで「友達と店に集まってワイワイする」という飲み会の本質は再現できた。
その後、我々はビュッフェをスタートし
夜と朝、何が違うのか?
あっというまに2時間が経過した。では実際に、夜集まる飲み会と何が違ったのか。
やってみてわかった「朝飲み会の良さ」を振り返っていきます。
当初、一番不安だったのが「みんなお酒なしでテンション大丈夫か」ということだった。しかし、朝は朝でハイになれるものがたくさんあり
体感だが、この3つでお酒とちょうど張り合えるぐらいのテンションが完成する。
今回はモーニングビュッフェという追加要素もあったので、テンションの上がりでいうと夜飲み会を余裕で超えていた。
また、夜の飲み会中、たまに仕事の連絡がくることが憂鬱だったが朝なので連絡が全くこない。
「やり残した仕事を憂う気持ち」や「まだ働いている同僚に申し訳ない気持ち」などもまだない。朝だから…。そうしたストレスがないことも、楽しい要因の一つだった。
お酒がないので、ご飯を食べた後はみんなでコーヒーやジュースを飲みながらしゃべっていた。
そうした状況で話していると、郡司さんが
朝だからまだ疲れておらず、アルコールもないので脳がかなりシャキッとしている。
日西さんが今ハマっている複雑な趣味の話をしたが、通常よりすいすい頭に入ってきた。話す日西さんも、いつもよりパキパキ明瞭に喋っている。
会話内容もいつもは愚痴などを挟むところ、 おすすめの美容法やおいしかったカレーの話など、さわやかな話題ばかりだった。
夜の飲み会で気になるのが、遅い時間にご飯を食べることだった。
飲み終わるといつも、体に負担だろうな…という罪悪感でいっぱいになってしまう。
今回はビュッフェだったので、量はかなり食べたが
どんなに食べても、その後仕事があるので「エネルギーとして摂取している」と思い、元気よく楽しむことができた。
実際に「朝たくさん食べたので昼は抜いた」という人や「飲み会後は必ず体重が増えるけど減ってた!」という人もいた。お酒がなかったことも良かったようだ。
いろいろ言ったが一番すごかったのが、我々は今日、
終わって時計を見るとまだ朝の9時半だったのだ。
「え、これ今日”この後”がまだある…?」と全員驚いてしまった。
夜の飲み会だと、2時間も飲めばもう帰ってお風呂に入って寝るだけだ。でも外を見たら明るく、出勤途中の人が見える。
私たちは、こんなに楽しんだのに、さらにここから一日、仕事をがんばったり買い物したりできるのだ!すごい!!気楽!!
唯一、酒飲みの2人が楽しめたかが心配だったが「結局飲み会もお酒を飲む以上に人と話すために行ってるので、楽しさは同じくらいある」とのことだった。
私も朝だと夜の辛さがなく楽しめた。朝豪華に集まるの…最高なのでは?
デメリットもある
と、いろいろいい点を挙げたがもちろんデメリットもあった。
朝開催だとお酒が飲めないことはもちろんだが、お酒が運んでくるおもしろハプニングのようなものが減るなと思った。
こうした「今後も思い出してみんなで笑いそう」なハプニングが起こるのは、夜飲みの魅力なんだなぁと思った。(なくてもいいかもしれない)
朝から派手に遊んだので当たり前だが、夜はめちゃくちゃ眠くなった。あとそもそも早起き辛いという人もいた。
が、郡司さんはリズムが整って、翌日も早朝からジムに行けたらしい。
朝の集い、もう少し流行りますように
今回は「3000円ぐらい使うぞ!」ということでビュッフェにしたが、例えばカフェで値段を抑えても十分面白いと思う。
そのぐらい朝集まるのはテンションがあがって良かった。今後は朝7割、夜3割ぐらいで集まりたい。世間的に少し流行りますようにと祈った。

