華麗なる加齢
昔から珈琲が好きで、一日にリットル単位で飲み続けてきた。「珈琲飲むと眠れない、なんて嘘だね!」と就寝前にもがぶ飲み。実際布団に入ればすぐ眠れるのだが、最近気付いた。尿意を催して何度もトイレに起きてしまうのだ。結果的にはやっぱり全然眠れてないじゃん…。
遂には水に関係する夢を見て「やっちゃった!」と飛び起きる始末。幸い実際に粗相をしたことはないが、こんな夢を見るなんて子供に戻ってしまったようだ。

大事な趣味にも影響が
困るのは就寝時だけではない。
映画好きなので、週一回は必ず映画館に通っている。休日はまずカフェで珈琲を飲みながら読書、そのあとに映画観賞、というのが長年お気に入りのルーティンだ。
しかし近年は鑑賞中、尿意に襲われるのでそれもやらなくなった。勿論、映画館の売店でコーラを買って…なんてこともしない。映画が始まる2時間前くらいからは水分を断ち、戻す前の高野豆腐みたいな状態で劇場に向かっている。
気付けば私も44歳。加齢という圧倒的な現実に、様々な楽しみを徐々に奪われていく。
餅が尿意を抑える?
ある日、ラジオ番組で「映画を見る前に餅を食べておくと尿意を催さない」というハガキが読まれていた。立て続けに今度は映画系YouTubeでも同様の話題で盛り上がっていた。
本当だろうか?科学的根拠があるというより、なんとなくこんなイメージが思い浮かぶからなんじゃないか?

DPZの会議でこの話題を出したところ、議事録を読んだ石川さんから以下のようなご意見を頂いた。
やっぱり迷信だよな…と思ったら、今度は安藤さんから反応があった。
続けてアップされた写真を見て私は言葉を失った。

マラソン界隈では餅は常識?
マラソン走る直前の人がとんでもない量の餅を食べている、なんてまったく知らなかった。慌てて安藤さんに詳しく話を聞いてみた結果、分かったのは以下の通り。

・レース前に餅を食べるのはランナーの間では割とメジャー |
石川さんと安藤さんでまったく異なる証言。これはもう実際にやってみるしかあるまい。
餅尿意実験なら御徒町
家で餅を食べてから映画館に行くことも考えたが、今回の実験に最適の場所を見つけた。

みはしは甘味だけでなく磯辺餅やお雑煮など、餅メニューも充実しているのだ。


餅を食べ終わったらすぐ上の階の映画館に行くだけ。なんて尿意に優しい施設なんだ。


さあ、映画が始まる!