琥珀色の甘酸っぱい酢
以前、古賀さんの書いた以下の記事で、ワンカップ大関にレモン汁と炭酸水を入れて飲む「日本酒レモンハイ」を紹介しました。
記事:頭からっぽでいいから飲もう偏差値40からの日本酒
今回の「日本酒ホワイトバルサミコハイ」は、それにさらにホワイトバルサミコ酢を足した感じです。
通常のバルサミコ酢は赤みがかった黒い色をしていますが、ホワイトバルサミコ酢は透き通った琥珀色をしています。これは使うブドウの違いからくるものです。原材料に赤ワインビネガーではなく、白ワインビネガーを使用するのでこのようになります。
味は、通常のバルサミコ酢と比べて甘味やコクが穏やか。酸味はより果実感があり、爽やかな味わいです。バルサミコ酢は、煮物や炒め物に使ってコクや甘味をつけるのにも使いますが、ホワイトバルサミコ酢はオリーブオイルに混ぜてドレッシングにしたりします。
日本の酢よりもかなり甘酸っぱいので、そのままや炭酸水で割って飲む方もいます。
では、日本酒ホワイトバルサミコハイを作っていきます。作り方は簡単。氷を入れた大き目のグラスにワンカップ大関を半分ほど注ぎ入れます。
続いて同量程度の炭酸水を入れます。この時点でいっぱい入れてしまうと、ホワイトバルサミコ酢が入らなくなるので適量で。
次にホワイトバルサミコ酢をお好みで大サジ2杯か3杯ほど入れます。
最後にレモンを搾り入れて軽く混ぜれば出来上がりです。
日本酒ホワイトバルサミコハイは、味でいうと甘酸っぱく爽やか。まろやかなブドウの甘味を感じたあと、バルサミコ酢の果実感のある酸味が広がる。最後にレモンのキリっとした酸味で引き締められ、スッキリと流れていきます。
日本酒ホワイトバルサミコハイ
ワンカップ大関:半分
炭酸水:同量程度
ホワイトバルサミコ酢:大サジ2杯か3杯(お好みで)
レモン:少々
軽快な飲み心地で、スイスイいけるタイプのカクテル。焼酎などと違い、日本酒を使うので当たりが柔らかく、非常に飲みやすい感じに仕上がります。
日本酒ホワイトバルサミコハイに合わせる料理も用意しました。甘酒黒酢ドレッシングかけのトマトです。以前こちらの記事でレシピは公開しています。
記事:土用の丑の日には甘酒料理を食べよう
分量は甘酒と黒酢が各大サジ2杯。塩と黒胡椒が各小さじ1/2程度。オリーブオイルが大サジ1ぐらい。タマネギが1/4個ぐらい。
甘酒、黒酢、塩、黒胡椒を混ぜたところに荒く刻んだタマネギを入れて、最後にオリーブオイルを入れて混ぜ合わせたら出来上がり。これをスライスしたトマトに乗せます。
甘酒黒酢ドレッシングの酸味と日本酒ホワイトバルサミコハイの酸味が良くあいます。飲酒量倍増、飲み終わったら即追加作成な味です。是非お試しください。
そんなもの手に入らねーよ!というあなたに。
日本酒ホワイトバルサミコハイうまいわー、と書いたのはいいですが、やはりホワイトバルサミコ酢なんて簡単に手に入らないですよね。ネットで購入するにも割といいお値段です。
そんなわけで、近所のコンビニでも用意できる飲み方もご用意しました。
用意するのはワンカップ大関。それにキリンレモンと酢。あと氷、大きめのグラスです。
つくり方はこちらも簡単。ワンカップ大関を、氷を入れたグラスに注ぎます。
続いてキリンレモンを日本酒と同量ぐらい注ぎ入れます。
キリンレモンだけでもいいのですが、かなり甘くなるので、お好みで大サジ2から3杯程度の酢を入れます。軽く混ぜて完成です。
日本酒キリンレモンハイは、日本酒ホワイトバルサミコハイよりもかなりお菓子的な甘さがあります。ラムネの甘さと共に軽く酢の酸味を感じる。アルコール感はほとんどありません。サクサク飲めます。
日本酒キリンレモンハイ
ワンカップ大関:半分
キリンレモン:同量程度
米酢:大サジ2杯か3杯(お好みで)
レモン:少々
そして、この酒に合わせる料理ですが、もうお菓子感覚で自由にやってください。日本酒だからこれとか、この味に対してのマリアージュが、ペアリングがとか難しいことは忘れましょう。
ピザポテトでガンガン飲んで、楽しめばそれで良し!
だって、お酒ですから。飲んで楽しくないとね。
楽しく飲もう
日本酒は飲み方や合わせる料理が難しいとよく言われます。そこは飲む方が自由にやって全く問題ありません。
町には多くの酒屋があります。そこには長く日本酒に携わり、日本酒のことをよく知った店員がいます。まずはそんな方に聞いてみてください。きっといい酒を紹介してくれます。いわゆるジャケ買い的なのもいいでしょう。
何かに合わせて高めるとか、ペアリングがどうのとかは確かに素晴らしことです。そういう難しいことは後からで。まずは楽しむ。ご飯を食べると元気が出る。お酒を飲むと楽しくなる。寝ると頭がスッキリする。そんな感じで今夜も良い日本酒を!
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