特集 2020年5月26日

コーンマヨネーズをじゃがいもかけたらおいしい

コーンマヨネーズがおれを呼んでいる

食べ物というものは食欲が最大になったときに食べると至福だ。例えば、焼肉を食べたいと思って、何日も我慢してからようやく食べることができた焼肉は月間MVPの味だろう。今、食べたいものはコーンマヨネーズパンです。食べたいけど我慢しています。

1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー)

前の記事:下駄を自作するのに8年かけた話


コーンマヨネーズパンを食べたくなるときがある

コーンマヨネーズパン。コンビニや町のパン屋で見かけるとなんだか気持ちがワクワクするのと同時に「こんなカロリーの高いものを食べていいのか」と罪悪感にも似た感情が生まれる。でも、おいしいから買ってしまう。

コーンの甘さとシャキシャキとした心地よい食感、マヨネーズのまろやかなコクとうまさが口の中を駆け巡る。あれはいいものだ。

001.jpg
バイオレンスカロリー。

でも、コーンマヨネーズだけではだめなのだ。そこにパンがあってこそ物語が始まる。

自分でコーンマヨネーズパンを作りたい

一度、自分で作ってみたいと思っていた。お店のやつもおいしいのだが、もっとコーンをたっぷりにして食べたいのだ。欲求が人類を発展させてきた。今、地球の歴史におけるコーンマヨネーズパンの概念が変わるかもしれない。

002.jpg
缶を開けたら、汁を捨てて、そこにマヨネーズを入れて混ぜる。

缶に直接マヨネーズを入れる。容器を使わないのは洗うのが面倒くさいのもあるが、料理ができるように見えるからだ。

003.jpg
これでもかとたっぷりと乗せる。

真ん中にくぼみがあるだろう。何をのせるかって、そうです。卵です。ありがとうございます。こちらこそありがとうございます。

004.jpg
時代が変わるときってこういうときかもしれない。

コーンが大量に乗っているせいか焼くのに時間がかかる。15分ぐらい焼いた。卵は固まらず、温泉卵ぐらいのゆるさになったが完成。

005.jpg
「おれはパンを食べているのではない。カロリーを食べているのだ」という気持ちになるおいしさである。
006.jpg
人類が求めていた答えがここにあった。
いったん広告です

リモートで食べているところを見守ってもらう

パンでもかなりおいしいが、ごはんなどの違う主食でもおいしいのではないか。コーンマヨネーズに希望と可能性を見出した。

一人で食べ比べをしても淡々と進んでしまうと思ったので、友人にリモートで食べているところを見てもらうことにした。

007.jpg
今回、食べているところを見てくれる能登さん。自分で考えておいて「見てくれるってなんだろう」と当日思った。
008.jpg
「コーンマヨネーズパンってこれであってます?」と言われて見せられたが、コーンマヨネーズパンに正解などないので「大丈夫です」と伝えた。
009.jpg
「持ったら全部コーンが落ちました」と言われたのを、
010.jpg
マヨネーズを横に置きながら聞いた。

もちとコーンマヨネーズ

試したのは5品。5位から1位までを順番に紹介していこう。まずは5位。もちにコーンマヨネーズをかけてみた。
 

011.jpg
もちと好きな女の子は一度、やかせてほうがいい。その方がふりかえってくれるから。

もちが焼けたらあんこやきな粉をかけたい気持ちをぐっとこらえて、コーンマヨネーズをかける。

012.jpg
これを食べているのに「ダイエットしてます」と言ったら怒られるだろう。

今回、テーマとして「おいしく見せたい」というのがある。

もちにコーンマヨネーズをかけるだけではなく、ひと手間を加えて、見た目も味もただかけるよりもおいしくなるようにしたい。

パッと思いついたのはラー油だった。

013.jpg
希望の光が見えませんか? 

マヨネーズの中にピリッとした味がしておいしい。でも、マヨネーズのまろやかな味がもちには薄い。もちにはもっと濃い味の方が合う。

能登さんに見せたら「これ、まだ調理中ですよね」と言われた。完成だよ。

014.jpg
これはこれでありかもしれない。
015.jpg
「これ食べたいですか?」と聞いたら、「全然です」と先ほどのパンを食べていた。

65点/100点

もちにはあんことしょうゆ、きなこなどの頭が揺さぶられるほどの味付けが似合う。

 

ステーキ屋で出てきそうなコーンマヨネーズごはん

パンが合うならご飯も合うだろうということで、ご飯にコーンマヨネーズを乗せた。

016.jpg
ファミリーマートでこういうおにぎりを見たことがある。あのときと同じ「カロリーの存在感がすごいな」と思った。

ただ、これだけだと何かさびしくないだろうか。これを焼いて、ドリアみたいにしよう。チーズをのせようかと思ったが、それはおそろしいことになると思ってやめた。ノストラダムスの大予言ぐらい怖いことが起こる。あと、すごく太る。

017.jpg
焼いた!マヨネーズを追加でかけた。親が見たら怒るタイプのごはん。
018.jpg
熱々なドリアを頑張って見せたが、
019.jpg
トイレに行っていました。

そのすきにもうひと手間を加えたい。先日、スーパーに行って思わず買ったものをかけてみる。

020.jpg
クレイジーなペッパーことクレイジーペッパー。

ハーブなどの香辛料とコショウが混ざった調味料である。これをかけたら何でもおいしくなる。今週、カレーライスにクレイジーペッパーをかけた食べた。とてもクレイジーな味がした。

021.jpg
もし家を買って、玄関に絵画をかざるならこの写真をモチーフにしてほしい

戻ってきた能登さんに「よくチェーン店のステーキ屋で出てきそうな見た目ですね」と言われた。確かに似ている。「おいしいですよね」と聞いたら、「安っぽい...おいしそうですね」と言っていた。震えるこぶしをそっとひざの上に置いた。

022.jpg
ジャンクな味がして「はちゃめちゃにしてほしい」と思ったときに食べたい。

78点/100点

おいしいというよりもジャンクな味という感じ。急に太らなければならないときに食べるといいと思う。

 

いったん広告です

ちくわのおいしいはなまるなうどん

3位はうどん。うどんって食欲がないときでも食べられる。10キロは食べられると思う。

023.jpg
はなまるうどんでも出してほしいぐらいの見た目になった。はなまるな完成度。

うどんにコーンマヨネーズを乗せただけだと思っただろう。これもひと工夫した。ポイントはちくわです。

024.jpg
ちくわにコーンマヨネーズを入れました。大歓声が聞こえる。

ちくわにはなにを入れたっていい。あるものはきゅうりを、あるものは希望を、そして私はマヨコーンを入れた。

025.jpg
自信満々にうまそうだと思った見せたら「100満点で25点の見た目」と言われて、価値観が違うと感じた。
026.png
でも、かんじんなのは味だ。
027.jpg
ちくわがおいしくて宇宙になった。

ちくわに入ったコーンのシャキシャキ感とマヨネーズの風味がとても合う。これ、おつまみにありだな。

うどんもつゆにマヨネーズが混ざってまろやかになる。サラダうどんみたいになっておいしい。

028.jpg
途中、能登さん背景を筆者を背景にした。

80点/100点

ちくわのポテンシャルがすごい。ちくわと子どもたちには素敵な未来がある。

 

もちもちしておいしいコーンマヨネーズ餃子

2位は餃子だ。餃子がまずかった歴史を私は知らないので、コーンマヨネーズ餃子もおいしい。

031.jpg
作ろうと思って冷蔵庫を開けたら、
032.png
餃子の皮が2袋もあって驚いたので見せた。「早く作ってください」と言われたので作る。

そんなこと言うなよと思いながら、コーンマヨの他に入れる食材を紹介する。餃子といえば、肉が入っているだろう。なので代わりにツナを入れることにした。

033.png
「今回、肉の代わりにツナを入れようと思います」と伝えた。きっとテンションが上がっただろうと画面を見たら、
034.jpg
もうひつじをかぞえはじめているのかと思うぐらい眠いのが伝わってくる。早く作ろう。

作ろう。ツナの油を切ったら、マヨコーンと混ぜる。シンプル。自由の名の下に黒コショウを入れてもいい。

035.jpg
これが餃子の具になるとは中国4000年の歴史にはなかっただろう。
036.jpg
餃子を包む。
037.jpg
そして焼けたものがこちらです。蒸し焼きにするときに入れた水が多かったのか、水餃子のようにもちもちしている。
038.jpg
ツナのうまみが出てこれはおいしい。ビールが飲みたくなりますね。

90点/100点

お店で出してもいいぐらいおいしかった。コーンのシャキシャキした食感と餃子の皮との相性がいい。

 

いったん広告です


今回、一番おいしかったもの

そして、今回一番おいしかったものを紹介しよう。

039.jpg
040.jpg
041.jpg
042.jpg
043.jpg
じゃがいもです!

よく洗ったら、ラップを巻いて電子レンジで3分ぐらいチンをすれば、ホクホクのじゃがいもが食べられる。手軽でおいしい。じゃがいも革命が起こった。

044.jpg
熱くてふるえた。

95点/100点

マヨネーズとじゃがいもは間違いない。あしたはきっとホームランだ!

能登さんにどれが一番、おいしそうか聞いたら「じゃがいもです」との言っていた。「北海道出身だからですか?」と聞いたら「ご飯で冒険したくないタイプなので」と元も子もないことを言われた。


コーンマヨネーズはこどもに大人気らしいが大人だって食べたい

リモートで食べ比べをやってみたが、見守ってくれた能登さんいわく「動物園で檻の中にいる動物を見ている感じでした」とのこと。

自分も見られていて「動物ってこんな気持ちなんだろうな」と思っていた。動物みたいに自由に暮らしていきたいですね。

045.jpg
能登さんが作ったさんまのキーボードを見せられて「魚はコーンマヨネーズには合わないな」と思った。あと、なんで作った。

 

▽デイリーポータルZトップへ

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓

 

今日のみどころ