これが悪魔の爪、ツノゴマです
いただいたツノゴマの実がこちらである。
文句なくかっこいい。

原産地は北アメリカ。踏みつけた動物に刺さって運ばれることで、種を遠くへ移動させるという生存戦略をとっているようだ。
やっていることはオナモミやゴボウと同じだが、その攻撃力は桁違い。こんなの絶対痛いだろ。


これをくれた方から、実を割ったら種が入っているのではと教えてもらった。
せっかくのかっこいいツノゴマの実なので割るのはもったいなかったが、思い切って開いてみると、中から黒い虫がボロボロでてきてギャー。
でもよく見たら、どうやらこれが種のようだ。ツノゴマの種、全然ゴマじゃなかった。


3/31 種を蒔く
種蒔きの時期は春らしいので、三月末に埋めてみることにした。
子どもの頃に飼っていたカナブンの亡骸を土に返したことを思い出した。本当にこれは種なのだろうか。

5/10 ようやく芽がでた
一か月以上変化のなかったツノゴマだが、ゴールデンウィークを終えたあたりでようやく芽が出てきた。
その色は意外にもワインレッドで、さすが外国の植物だなと私に思わせた。

その芽はよく見ると産毛のようなものがたくさん生えていて、よく小さなハエが止まっていた。なにかおいしい汁でも出ているのだろうか。
これが食虫植物ならパタッと挟むのだろうなと思いながら、いくらカメラを近づけても逃げないハエをしばらく眺めた。

5/26 畑に植え替える
5月の下旬になると葉っぱから赤みが消えて、普通の植物になってきた。
ここまで育てば、もう畑に移しても大丈夫だろう。

