心配事の1割は起こる
「心配事の9割は起こらない」っていうじゃないですか。そういう本もあったりしますよね。
そんなに心配しすぎないようにね、という優しさからくるアドバイスなんでしょうけど「残り1割は起こるんだ」と思うんですよ。
1割。10%ですよ。サイコロを振って1の目が2回連続で出る確率(約2.78%)の、3倍以上の確率で起こります。起こるよそれ。
そんな感じなので、未来のことを考えることがとても苦手です。旅行の計画とかまったく立てられない。有事に備えて時間に余裕をもたせすぎるため、実際に出かけると次の電車まで無の30分が生まれたりします。
SEだったころ「障害発生に備えて、常に最悪のシナリオを想定しよう」的なアドバイスを受けたことがありますが、僕にとって最悪のシナリオは「死」だったので何も役に立ちませんでした。
戸締まりが気になって何度も戻る
僕の話ばかりしても仕方がないので、当サイトのライター陣に心配性エピソードを恐る恐る募集しました。思いのほか集まりました。よかった。
特に集まったのが鍵に関するもの。わかる。鍵ってかけてもかかってないですよね。
スマートタグいいですね! そしてポケットの中で握りしめる鍵の心強さよ。僕は車の鍵でも同じようなことやります。すごい遠くからキーレスエントリーでドアを開けたりする。
会社の戸締りが気になって何度も戻ってしまいます。
自分が最後の時が多々あるので、各階の戸締りをするのですが、「あれ、あの階の鍵閉めたか?」「電気消してないかもしれない」「あ、さっき戻ったときにセキュリティの設定してないかも」と不安になって戻ってしまいます。
たまに「いや、閉めたはずだ!」と不安を振り切って帰っても寝るときに不安になって戸締りしてなくてトラブルになる夢を見ます(一度も閉め忘れたことはなく、問題になったこともないです)
(江ノ島茂道)
何度戻っても確かめても、まるでゾンビのように心配事はよみがえるもの。そもそも会社の戸締まりって気軽に頼まれる割に責任が重すぎますよね。
林さんからは写真ももらいました。

さっそく真似したいと思います。カギをさして右に回しきった写真のほうが安心できるかな。
飲食店に再確認、チケットを何度も確認
そして出張や旅行も心配の宝庫。非日常は心を解放するだけでなく、新たな心配を生み出します。
海外出張……! 無事に帰れるかだけでも心配なのに、仕事もしなければならないプレッシャー。安眠できるわけがない。
ホテルの予約日を間違えるの怖い……! そして「別のホテルを渡り歩く」なんて想像するだけで不安です。本当にちゃんと予約できているのだろうか。
そして本当にちゃんと予約できているか確かめる岡田さん。こうやればいいのか。
電子チケットのときはスマホの充電切れにも備え、「ネットが繋がらなかったらどうなるんだろう」とモヤモヤしながら入口まで行きます。どうすることもできないんですけど。
念のため持って行く、ご飯を作りすぎる
心配性は荷物も多くなります。「念のため」は魔法の合い言葉。
晩ごはんのおかずが足りなくなるのが心配で、つい買いすぎたり作りすぎたりしてしまいます。
結果的に食べすぎて太りがちなので、最近はたくさん食べてもあんまり太らないもの(豆腐とかワカメとか)を食べすぎるようにしています。
一人だけ心配のテンションが違って申し訳ないです。
(べつやくれい)
失敗したときのリカバリー(豆腐とかわかめとか)まで考えられると気持ちが強くなりますね……!
というわけで募集します
あなたの心配性エピソードを送ってください。家族、同僚、友だちの話でも構いません。「死」が心配なのは重々承知していますので、なるべくポップな心配にしていただけると助かります。
いま「この程度の心配では……」と投稿をためらわれたと思いますが、人助けだと思って一旦送っていただけるとうれしいです。
お待ちしています! 本当に!