広告企画 2019年2月4日

南米人向けバスツアーでスペイン語が話せるようになるのか

南米人向けバスツアーに混ざりました。

海外旅行というものがある。日本ではない場所に旅行に行くことだ。日本にはない文化、食べたことのない料理など、知らなかった世界を直接知ることのできる刺激的な方法だ。

ただ海外旅行には不安があるのも事実。不安の多くは言葉の問題に集約されるだろう。知らない国で言葉が通じないなんて不安で当たり前なのだ。なんとか楽してしゃべれるようにならないだろうか。そこでバスツアーなのだ。

※この記事はJTBがあたらしく始めたヨーロッパの日本語周遊バスMyBusランドクルーズの広告企画です。前回の記事「究極のバス旅をもとめて!日本vs欧州700キロ昼行バスの旅」もぜひご覧ください。
 

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

前の記事:メキシコの壁画の迫力にただただ立ち尽くす

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ヨーロッパへの誘い

当サイトの編集部安藤さんから「ヨーロッパに行きませんか?」とお誘いを受けた。私はここ1年半くらい中南米しか行っていなかったので、行きます、と即答した。聞くとバスツアーらしく、オランダからベルギーを通りフランスへ行くらしい。

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編集部の安藤さん

バスツアーなのでてっきり日本から始まるパックツアーだと思っていたけれど、そうではなく、自分たちでオランダの空港まで行って、そこからバスツアーに参加ということで、現地ツアーに近い感じかもしれない。

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安藤さんに南米の格好を、と言われる

安藤さんはいう。「地主くん南米好きじゃないですか。南米の衣装を持ってきてもらえる?」と。ヨーロッパに行くのになぜ南米の衣装なのか。若干の疑問と共に不安にもかられたが、それくらいならばと思い持って行くことにした。いつ行きます? と聞いたら、とりあえず集合日にオランダに来てくれたらいいから、と。

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オランダ?

てっきり一緒に行くものだと思っていたら現地集合らしいのだ。一緒に行きましょうよ、と言ったけれど「せっかくだから地主くん、イギリスでも見ておいでよ」と続ける。バスツアー開始日にオランダにいてくれればいいから、と。オランダ集合なのに、イギリス行けという謎のおすすめだった。

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で、イギリスに来ました!

言葉の壁は気持ち次第

海外旅行は言葉の問題が高いハードルとなる。イギリスでもそれを実感した。現地の人が言ってることがわからないのだ。大学でようやくbe動詞を理解した私にとって、英語はものすごく高いハードルだった。

でも、イギリスであることに気がついてからというもの言葉の壁はなくなった。

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日本でよく家にいるのがポイントです!

私は日本ではよく家にいる。へたすると1週間以上人と話さない時もある。外に出てもあまり話さない。友達が少ないから。

ということは知っている人がいない海外で、誰と話す必要があるというのか。つまり英語が話せたとしても話すシチュエーションがないのでは、話せなくても同じなのだ。

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イギリスから電車で(ひとりで)、
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約束の地オランダに移動!(ひとりで)

ただ、その街について詳しく知りたいとなると話が変わってくる。建物の歴史とか、建物の名前とか、知りたいけれど言葉がわからないから「まあいいか」となってしまう。そんなわけでバスツアーというのはとても素晴らしいと思うのだ。ガイドさんがいて、説明してくれるのだろうから。

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オランダの空港に来ました!
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ここでひとり、安藤さんの到着を待ちます!

聞き間違えていなければ、ここに今日安藤さんが来るはずなのだ。海外で現地集合というのはしたことがなかったので緊張感があった。果たして安藤さんは本当に到着するのか、そんなに私と飛行機に乗りたくなかったのか等、いろいろな感情を持ちながら到着を待った。

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来た! そのへんで会うみたいに普通に来た!これで荷物全部だという。あいかわらずびっくりするほど軽装である。

合流からの驚きの展開!

そしたら来た。遅れてごめんね、といいながら本当に安藤さんはやってきた。モスクワ経由で来たらしい。それもちょっと意味がわからないけれど、とにかく会えてよかった。こういう小さな達成感も旅の醍醐味である。

この日はそのままホテルまで行って一泊して次の日からバスに乗る。しかしこの次の日からの展開が急だった。

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次の日の朝に真顔の担当編集からスペイン語の本を渡される!

安藤さんとホテルで朝食を食べていると、なぜか彼は急にスペイン語の本を僕に渡してきた。聞くとこのバスツアー、どうも南米人向けらしい。つまりガイドも日本語じゃないのだ。南米の格好を持って来いと言われた訳がわかったぞ。

安藤さんは言う「ほら、地主くん言葉を学びたがっていたじゃない。ひとりでイギリスで過ごしたあと、南米人向けのツアーに参加したら否が応にも言語が覚えられるかなと思って」 と。なるほど。ならば英語でよかったのではないか。

しかしツアーはすでに始まっている。時すでに遅しである。

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読み込んだよね!

南米人向けツアーに南米人がいない

とりあえず必死でスペイン語の本を読み、なるべく同じツアー客と仲良くなれるようにと、日本から持ってきた南米の衣装を着てツアーバスを待った。経験上南米人はノリがいいので、友達になれる可能性は高い。行ける気がする。そう思わないとやってられない、ということもある。

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……。

しかしこの私の晴れない顔を見て欲しい。急にスペイン語の本を渡され、南米人向けのツアーだということを理解し、覚悟を決めて南米の衣装を着てバスに乗り込んだのだ。知らされた事実をポジティブに飲み込んだつもりだった。しかし、バスに乗り込むと南米人はいなかったのだ。ひとりもである。

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しいていえば一人だけ南米人っぽい人がいるが、それは私です

南米人向けツアーと聞いていたけれど、ツアー客はインド人、インドネシア人、オーストラリア人など各国からの人々と我々だった。南米人いない。安藤さんも驚いていたので事情を知る人はもはや誰もいない。

それにしてもこの状況ではスペイン語の本を必死で読み込んだあの時間も、日本から持ってきた南米の衣装も、まぁ必要ないだろう。私一人だけが浮いているのだ。日曜日のアドバルーンくらい浮いているのだ。どうしてくれようか。

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でもこのあと楽しくなります!!!

はたして言葉は話せるようになるのか。 

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