メールがなかなか届かなくて気まずい時間をなくしたい
ふだん仕事をしていると「近くにいる同僚にメールを送ってから口頭で補足説明したい」という時がある。
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この時間が気まずい。
体感としては30秒から1分。
「なかなか来ませんね」「もうすぐ届くと思うんですけど」とか言いながら、2人でPCの画面を見つめるだけの時間がすぎていく。
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きっと紙に印刷して走ってとどけていたら、この気まずさは味わわず、もっとスマートに用件をすませられていたのだろう。
いつだって最適な手段を使いこなせるのができる社会人というもの。メッセージを伝えるときの選択肢としてダッシュも備えておきたい。
実際、何メートルまでなら走ったほうが速いのか。メールと競走して調べてみよう。
先行研究があった
そんな意気ごみを編集部の石川さんに伝えたところ、
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ライターの三土さんが 走るvsメール という最高のタイトルで16年以上前に記事を書いていた。
僕よりもはるか前にメールとの競走をしている。ほんとうの意味での先駆者だ。
ただ、当時と今では通信環境もだいぶ変わっているだろう。なので今回は、情報のアップデートとしてやってみることにした。
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メールの到着を見える化する
やってきたのは荒川の河川敷。
さえぎるものは何もない、競争するにはもってこいのまっすぐな道だ。
ただ、なにぶん今回の相手は目に見えないメール。勝ち負けがよく分かるようにしたい。
そこで、ここにオフィスと同僚をセットする。
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そしてメールが届いたら旗をあげてもらうことにした。メール到着の見える化だ。
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赤旗をあげる仕事→知ってる
PCを見ながら赤旗をあげる仕事→そんなのない
一方で対戦する人間は紙をもって走り、
それを机の上においてある書類ケースに届ける。
旗があがるのと紙が届くののどっちが速いか、これで勝ち負けを判定することにしたい。
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