メールに負けるとすごく悔しい
まずは言い出しっぺの僕からチャレンジ。
最初にも書いたが、普段オフィスではメールがとどくのに30秒はかかっている気がする。
その時間で自分がどれだけ走れるのかが全くわからないが、とりあえず余裕をもって勝てそうな70メートルからやってみることにした。
対決ということで、送るメールの文面は果たし状をビジネスライクに書いたものとした。
今回は僕のメールに対する不満からはじまっていることなのだが、それを感情的に書きなぐるだけではただのクレーマーだ。
どんなときでも冷静に、オブラートに包みながらこちらの主張を伝えられることも、できる社会人の条件だろう。
さぁゆけ、俺の奥ゆかしい敵意よ。
まずは足ならし。とりあえず勝てるだろうと思っていた70メートルだったが、結果はまさかの大敗。
そしてこれ、ものすごく悔しいぞ。
悔しそうな姿を動画でもどうぞ
スポーツでもゲームでも、負けるときって戦況などである程度さとりながらその時をむかえると思う。
一方でこのメールとの勝負は、相手がどこにいるのか全く分からないので、きっと勝ってると期待しながら走っていると、急に負けがつきつけられる。その分ショックが大きいのだ。
ラーメン屋で行列にならんでいて、次は自分の番というところでなんの前ぶれもなく今日は終わりだと言われたら、膝からくずれてしまうだろう。
メールに負けると、そのぐらいの悔しさを味わうことになる。
オフィス外でのメールは速い
それにしても、メールが思っていた以上に速い。
タイムは9秒62。
このあとの勝負でもだいたいこのぐらいだったのだけど、じゃああのオフィスでの30秒は何だったのか。
動物園でおとなしくしていたチーターが野生に放たれたよう。お前そんなに速かったのかよ。
そう思って後日くわしい人に聞いたら、オフィスの場合、セキュリティのため相手にとどく途中にチェック用のフィルターが設定されていることがあるそうだ。
また、取りかえしがつくように、そもそも送信ボタンを押してもしばらくの間は発信されないようになっていることもあるそう。
オフィスの内と外では、事情がちがっていたのだった。