当たり前のようにすでに記事で紹介されてた
ところでさっきもしやと思って調べたら、デイリーポータルZではすでにこの飛行場について書かれていた。
しかしかなり前の情報。
建物も当時とずいぶん変わっているようだ。
というわけで、2023年最新版の情報をお届けしたいと思います!


今回のレポートでは現在の飛行場の様子と、大興奮した上空からの眺めをメインでお届けします。
旅のスタートから興奮できるぞ!
私は東京の島に行くのがちょっとした憧れだった。
今年の春頃、たまたま竹芝のあたりを散策していると東京の島々へと繋ぐフェリー乗り場を見つけ、島への憧れをふと思い出し、この機会に行くことを決めた。
調べてみると、島によっては調布から飛行機でも行けるようだ。
行きは飛行機、帰りはフェリーにしたら全て初体験になって楽しそうじゃないか。
そんなわけで調布飛行場にやってきたのだ。

本来の旅であれば、行った先がメインであり、行き帰りの行程は面倒くさいことが多いもの。
だけどいま、私はすでにワクワクしている。
この旅が、いきなりメインディッシュから始まりそうな予感がしている!

ターミナルは、今時のきれいなコミュニティセンターのような外観だった。
違うのはこの建物の向こうには滑走路があり、小さいながら飛行機が見えるということ。

ターミナルに入るとご覧の通り、人がぜんぜんいなかった。
9月頭の平日で、ちょうど島のオフシーズンに入った頃だったのもあるだろう。
それに飛行機は小型のため、そもそも乗れる人数は限られているから閑散とするのは仕方ないのかもしれない。

まずはカウンターでチェックインをした。
奥にあるフライトボードを見ると、大島・新島・神津島・三宅島行きの便が書かれている。
私が向かう新島は1日4便で、他の島より多かった。
荷物の重量を計り、5キロを超えた場合は超過料金を払う。
新島の場合は超過 1kgにつき260 円で、1000円ちょっと払った。
簡単に超えるので注意が必要だ。

特産品以外にも、島の地元の広報紙も並んでいた。
島の細かいイベントごとや、人材募集なんかが載っていて、思わず自分が移住した時のことを想像してしまう。


自販機では大島の椿油と粗塩、新島のくさやとペペロンオイル、神津島の岩のり、三宅島のあしたば炊き込みご飯の素が売られていた。
ほんの少しだが島について知ることができる。

2階には休憩スペースと、ワークスペースが2席あった。
やはりこちらも開放感があり居心地が良い。
しかし見事に誰もいない。
他に乗る人たちは慣れていて、ギリギリに来るのだろうか。

実際に飛行機に乗らなくても、散歩がてらに飛行機を眺めてお土産を買って帰るのもいいかもしれない。

フライト時間までまだ時間があるので周辺も見てみた。
するとすぐそばに素敵な公園が!

遊具に乗った時の視線の先には実際の滑走路があり、運転士になったようでさらに気分が盛り上がった。
そうこうしている内に搭乗時間が近づいてきた。
手荷物チェックを受けたあと、控室で救命胴衣についての説明アナウンスを聞く。

同じ便での搭乗者は8名だった。
もはや大家族程度の人数。贅沢である。
ああ…サイズ感がかわいい。
ツーショット撮って私の飛行機ですと言いたくなるサイズだ。





ファービー的な愛玩用玩具は、上空を飛行中のみ使用可能なようだ。
だが35分の短いフライトだ、正直それどころじゃないだろう。