特集 2024年4月30日

ヘッドホンはいつだんごになるのか

ケーブル類を入れているポーチから有線のヘッドホンを取り出したらだんごになっていた。

有線のヘッドホンはすぐにからまってだんごになる。

いったいいつだんごになるのだろう。

その瞬間を見届けてやろう。
 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

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これがヘッドホンだんご

だんごになったヘッドホンをほどいている間に目的地につく。
急いでリモート会議に出るときなどはヘッドホン知恵の輪を解かずにからまったまま使うこともある。とても短くて不便だ。

しかもヘッドホンがふたつある

なぜヘッドホンが2つもあるのかはわからない。
たぶんスマホでのリモート会議では大げさなヘッドセットより純正のヘッドホンが意外に良いという話をどこかで読んだのだろう。
それが2回あったと思われる。

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タイムラプスで見たい

気になるのはヘッドホンがだんごになるタイミングである。カバンのなかでヘッドホンがシュルシュルシュルシュル…とだんごになっていくさまが見たい。植物の成長の早回し動画のようにその様子を撮りたい。 

ケーブルがだんごになる瞬間を撮る装置を作った

ポーチにはヘッドホンのほか、USBの充電ケーブル、アップルウォッチの充電ケーブルを入れて実際のポーチに近いみっちり感を出した。

ポーチやスマホはガムテープでアクリルの土台にとめてある。こういうときは頑張らずに最初からガムテープを使うようにしている。諦めが肝心だ。

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実験 1) ポーチにケーブルを入れて揺らす

ではこれを持って外に出てみよう。30分ほど歩き回ってみた。

ほうほう。

別に僕はケーブルを主役にしたMVを作ろうとしたわけではないのだが、そんな映像ができてしまった。そしてケーブルはだんごになってない。

ビフォー
アフター

ちょっとはケーブルが動いているがほぼ変わりない。お膳立てしたときほどうまくいくのは修理の人が来たときの家電のようだ。

からまなかった理由はポーチがフラットだったからかもしれない。

ポーチにマチがないのだ。ポーチのなかでケーブルが動く余裕がない。だからからまなかった。

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実験2  マチのあるポーチにケーブルを入れて揺らす

急遽雑貨店でマチのあるポーチを買った。アクスタケースだそうだ。アクスタ文化まではキャッチアップしていたが専用のケースがあるとは知らなかったよ。

だが僕はヘッドホンを入れてだんごにする

これを紙袋に入れて、おおきく振りながら30分歩いた。

あの人なにかいいことでもあったのかしら、みたいな感じで歩いたがヘッドホンをだんごにしたいだけである

そしてまたも結果は変わらなかった。

ビフォー
アフター

 変わらない。
ケーブルはだんごにならない。だんごは上新粉から作られるから。
そういう結論で終わらない。まだ続く。

⏩ ポーチをもみくちゃにする

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