気軽で楽しい自作スクラッチ
自作スクラッチ、思ったより手軽に出来たので楽しかった。
手紙の一部をスクラッチにすると、相手の印象に残っていいかもしれない。
セロテープの上に絵の具を塗った場合はセロテープの境界が削りづらいので、大きなテープを使うのがいいかもしれない。
ポテチの袋は表面がツルツルしていたのでものすごく削りやすかった。自作スクラッチは研究の余地が多そうだ。
コインで銀色の部分を削ると当たりが出てくるスクラッチ。
あんまり当たることはないけれど、お手軽にドキドキ感を味わえる。
そんなスクラッチが自作出来ることを知った。
くじに限らず色んなものをスクラッチにしたら面白いのではないだろうか。
イオンで買い物をしたらスクラッチカードをもらった。
そうそう当たるものではない。
しかし削っているときは「どうかな……!?」とちょっと嬉しくなってしまうのでスクラッチは良いな。
調べたら、これは「スクラッチ印刷」という特殊な印刷のようだ。
削りカスがでなくて便利なようだ。
ただ、今回は昔ながらの削るスクラッチを自作していく。
ネットで「スクラッチ 自作」で調べると、おおむねこのような作り方が出てくるのである。
実に簡単だ。ちょっとやってみよう。
少し削りづらいけれど、スクラッチが出来た!へー、面白い。
余談だが、先日の自由ポータルZにセロハンテープで銀色の部分を剥がす「銀はがし」の記事が出ているので、合わせてこれも読んでほしい(力作!)。
さて「削る方の銀はがし」の方をこれからアレンジしていこう。
通常なら表に出ているのに、銀色で隠されてコインで削ったらドキドキするものって何かないか……と考えてみたが、一番日常的なものに思い当たった。
春のパンまつりのシーズンではなかったが、別のキャンペーンでシールが貼られていた。
食パンでも買わない限りは大体が1点のシールだと思うが、これが隠されていたら「もしかして2点以上あるのでは!」と思ったりはしないか。
削ったら2点シールが表れないか、スーパーのパン売り場で吟味する人がたくさん出てきそうだ。
売り場でこっそりスクラッチをする不届き者が現れるかもしれないな。
同じく食品のパッケージに書かれている数字をスクラッチにしてみた。
ポテトチップスのカロリーが書かれていたので隠してみた。
つまり、カロリー不定の状態だ。いっそゼロカロリーの可能性もある。
推理小説の革新が明らかになる部分をスクラッチにしたら、さらに印象に残るのではないだろうか。
後ろからババッと斜め読みして、革新っぽいところをあまり見ないようにして銀で隠した。
25年ぶりくらいにホームズを読み返して、核心部分を削る。
これはきっとこういうことなんじゃないかな!と想像しながら削って、それが当たっていたので嬉しい。
スクラッチするというひと手間がかかることで、普通に読むよりもドキドキするような気がする。
同じように「隠されたところを想像して読む」というところで、こんなものもスクラッチにしてみた。
賃貸物件の契約書で、甲と乙が毎回わからなくなってしまう。
全部隠してしまって、そこが甲なのか乙なのかを当てるのだ。
めちゃくちゃ頭に入った。
不動産屋での契約書の読み合わせも、一緒にスクラッチで削っていく方式にしてほしい。
最後に、フィクションの中でのドキドキも味わってみたい。
「身代金 ○○円 用意せよ」とある。
肝心なところが隠されていて、コインで削らないといけない。
現代の脅迫状が新聞紙で出来ているかはわからないが、おおむねサスペンスドラマの中くらいでしか見ることはない。
新聞紙の脅迫状、一度作ってみたかったのだ。
夢が叶った。
さすがに何紙も買って文字を集めないと出来ないのでは?と思っていたが、シンプルなメッセージだが一紙だけで出来た。
これが全国紙、クオリティペーパーの力か。
身代金のサブスクだ。
実際にこんなのが送られてきたらめちゃくちゃびっくりする。
毎月コンビニで払うのかな、それとも銀行振込かな。
フリップ芸のようになってきた。
大喜利にも使えることがわかったので、バラエティで導入を検討してほしい。
自作スクラッチ、思ったより手軽に出来たので楽しかった。
手紙の一部をスクラッチにすると、相手の印象に残っていいかもしれない。
セロテープの上に絵の具を塗った場合はセロテープの境界が削りづらいので、大きなテープを使うのがいいかもしれない。
ポテチの袋は表面がツルツルしていたのでものすごく削りやすかった。自作スクラッチは研究の余地が多そうだ。
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