缶コーヒーみたいな山
まずは離陸してすぐ気になった地形である。
飛行機の軌跡がわかるflighrradar24というサービスを見ると、僕が乗っている左側の席の先にあるのは…斜里岳だ。そうか、あれは斜里岳という山だったのか。
いい肉を見ればポテトチップスの袋と言い、雪山を見ると缶コーヒーと言ってしまうのが自然に対する経験値の低さを物語っている。
これです
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恐竜がいる湖
次に見えてきたのは雪原の中にある丸い山
位置情報から地図を見ると…
若い俳優の名前はいつまでも覚えないがクッシーの名前はすぐに出てくる。
人工的な円
次に見えてきたのは不思議な円
写真についていた位置情報によると浦幌町だった。
グーグルマップの航空写真にも映っているが、説明が何もない。ただ、古い航空写真を見ると円の中央に棒が立っているのが見える。
棒があって円形の土地といえばなにかの通信所だろう。「浦幌・通信所」で検索すると位置を把握するための電波を発信する施設の跡地であることが分かった。(十勝太ロラン航路標識事務所)。
ストリートビューでは見ると入り口の門は閉ざされていた。
北海道で岬といえば
岬が見えてきた。
位置情報を元に調べるとやっぱり襟裳岬だった。なにもない春で有名な襟裳岬である。(襟裳岬 - 森進一)
船舶だって同定したい
襟裳岬を通過し海のうえを飛んでいると船が見えた。
しかしこの写真だけ位置情報がついてなかった(窓からiPhoneを離してホタテスープを飲んでいたからかも)。
でも大丈夫、撮影時刻からflightrader24でちょうどその頃の飛んでいた位置を調べて、MarineTrafficというサイトでその時間に付近を航行していた船を見てみる。
重ねるとこうなる。
飛行機に一番近いところにいるMORNING CONCERTという船があやしい。ほかの船も調べてみたが、これだけ全長199.98mもあって突出して大きかった。
この船に違いない、ということにしたい。韓国の自動車運搬船だそうだ。