都市が現れた
襟裳岬を越えて太平洋上では雲の上に出て地上が見えなくなったが、地上が見えてきた。

仙台かと思って撮ったが

よく見ると写真上部の川の中州にドーム状の建物が見える。

石ノ森萬画館だ。石ノ森章太郎の記念館だ。12年前、石巻に行ったときに前を通った。
海と並行する水路


小さい船は海に出ると転覆するので、川を下ってきた船が隣の川に移動するために作った運河だそうだ。
「工事は明治10年に着工されました。その様子はとてもにぎやかで、餅やだんごがよく売れたそうです。」とのこと。(定川出来川沿岸土地改良史より)
だんごを想像してもう一度写真を見てみよう。
リアス海岸だ!
そしていよいよ期待していた海岸線が見えてきた。

東北上空を通るのでどこかでリアス海岸を期待していたが、ついに来た!松島だ。リアス海岸は横から見ると島が幾重にも重なって風光明媚だが、上から見るとかゆい。

大きな船2
そしてまた大きな船が見えた。太平洋を北上している。
MarineTrafficで見ると…

これはフェリーきたかみで決定。全長192.5mの大きな船だ。


最高になぞりたい地形
そして飛行機は宮城を南下、福島に入る。


松川浦は地図でずっと気になっていたし、拙著「地図なぞり」にも収録してある。まさに本に収録した通りの地形が上空から見えて唸り声が出る。ヒカリエ前でチャンカワイを見たときぐらい興奮した。

まだ地図に載ってない風力発電


いわき三和ウインドファーム、という風力発電のようだ。