年末年始とくべつ企画 2022年12月30日

2022年インターネットのおもしろかった記事

デイリーポータルZライター・ネットサーフィンでAIに描いてもらった画像

自分たちの記事じゃなくてもおもしろい記事が大好き。

そんな私たちが選んだ記事を紹介する年にいちどの日がやって来ました。

声を出す笑いからにやにやまで。

2022年のいいインターネットを楽しんでください。

(構成・林雄司)

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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こういうインターネットが好き

まずはスカッと愉快に読める爽やかおもしろ記事から。

これいい企画ですよね。ロケットニュースは「ホテルの朝食だけ食べたい」など横展開できるシリーズがあって唸ってます。

推薦:林 雄司

会員登録しないと読めないですが、デイリーっぽい発想で面白かったです

推薦:江ノ島茂道

本を読むことの楽しさが具現化されていて、読書の追体験ができてよかったです。

推薦:江ノ島茂道

僕もロケットニュースで、このシリーズばっかり読んでました。Amazonで低評価の商品を買ってみて、実際どうか検証しています。だいたいはレビュー通り最悪なのですが、一口に最悪と言ってもいろんな方向性があるんだな…と思った次第です

推薦:石川 大樹

個人ブログですごく面白かったのはこれです。ディズニープラスの日本語ロゴのフォントなんとかならんのか問題。
ディズニープラス入ってない僕でも「ディズニー系でこういうの見たことあるぞ」って思ってしまったほどの、突破力のある「あるある」でした。しっかり集めてあるし突っ込みも歯切れが良くて笑いました。

推薦:石川 大樹

タイトルからもう面白かったです。いろんな展開があってすごいです。

推薦:爲房 新太朗

動物のおもしろ写真アワード。世界の野生写真家が撮っているので美しく、かっこよく、おもしろいです。珍プレー好プレー集のような味わい。

推薦:林雄司

知らない世界

こういうのもあるのか、毛穴や鼻の穴が広がる系の面白さです。毛穴が広がるのはもちろん比喩です。

レースクイーンのインタビュー記事。オーソドックスなインタビューですが「夜ご飯もコンビニ弁当とかで」「地元の所沢を朝5時に出て……」「パチスロがきっかけ」など発言が愉快でした。

推薦:林 雄司

「金は払う、冒険は愉快だ/川合俊夫」まるでハードボイルド小説のよう。文体も「読むロック」という感じで最高。連載の続きが楽しみです。

推薦:拙攻

21坪で月商1,000万円超え『肉野菜炒め ベジ郎』。「ありそうでなかった」が成功の理由。ビジネス評論でありながら、見事な経営ストーリーで読み応えあります。食いてー、ベジ郎。

推薦:拙攻

今年京都大学を卒業された方の個人ブログです。学生寮を出ていく際のイベント「退寮100半荘」のことを書いていて、マージャンを知らないとわからない部分もあるんですが、大変さとおもしろさが追体験できるすごい文章でした。終盤に『GET WILD』が幻聴で聴こえてくるっていう話があるんですが、まじでマージャンの曲にしか思えなくなります。

推薦:まこまこまこっちゃん

伊藤ガビンさんの「はじめての老い」シリーズ。色々思うところが生まれます。

推薦:大北 栄人

いったん広告です

なるほど!

頭を使うと面白は両立するんですよね。おもしろい上におみやげがついてくる記事。

美術作品ってこういうことがあるんだと思った記事です。 

推薦:江ノ島茂道

NHKらしく専門家に聞いて、その結果、おっぱっぴーなんですよね。めちゃくちゃ面白いじゃんかよと地団駄を踏みました。

推薦:林 雄司

自由派音楽理論(SoundQuest)

音楽理論がめちゃくちゃわかりやすく学べるサイト。いままでずっとβ版だったのですが今年の3月に正式版になりました。わかりやすい説明にくわえて図も豊富、「とにかくわからせるぞ」っていう執念を感じさせる作りです。サンプルにすごい量の動画が貼ってあって、実例とともに学べるのも本での学習にはなかったアドバンテージです。挫折したことある人は一回見てほしい。

推薦:石川 大樹

神戸駅前「毒キノコ」大量発生の謎 取材後に体験した「見事なオチ」朝日新聞神戸支社の記者さんが駅前に生えた大量のキノコの謎に迫る→意外で皮肉めいた実情が明らかになる→記事にしてデスクに報告→ま新聞とネット記事の作り方の違いそのもの!!!!と思いました。間にSNSが一枚噛んでるのもドラマチックです。さかのボツ→ボツになったことをツイート→バズる→顛末まるっとwithnewsで記事化

推薦:古賀 及子

おもしろいことになった

狙ってないのにおもしろいことになってる記事。こういうのは尊いです。

時事通信の、冬季五輪のキャラ「ビンドゥンドゥン」の写真を集めたページです。メダリストが抱いてる写真が多いですが、よく見るとみんなで転がされてたり、なんかシワシワになってたり、顔だけ雪に埋まってたりとひどい目にあってるのがいろいろあって笑いました。

推薦:石川 大樹

【怖い画像注意】2022年は画像生成AIのすごいのがいくつも出てきて話題になりましたが、そこから生まれた都市伝説。ホラー画像を生成すると特定の女性が画像内に現れてくるという話で、別のAIを使っても同じ女性が出てくるのだそうです。都市伝説ってこんなに早く生まれるんだ…!と思いました。

推薦:石川 大樹

大和証券G本社、「キッザニア」で貸切イベント シングルマザー家族1000人招待会員登録が要るので少し説明すると、大和証券がキッザニアで子ども相手に名刺交換イベントを開催。それだけでシュールで面白いですが「社員の名刺3枚を集めると景品と交換でき、社長か副社長の名刺は1枚で景品交換できる」とのこと。社長がレアポケモンと化した現場の様子を想像するとにやにやしてしまいます。

推薦:拙攻


おもしろければどこのサイトでもいい

デイリーポータルZ以外でおもしろい記事を見つけて、それがあまり読まれてないと「なんでこれが読まれてないのだ?」と思ったり編集部で話をしています。

どうも私たちは自分たちのサイトじゃなくて、おもしろいもの全般が好きみたいです。

猫好きは自分ちの猫だけじゃなくて、世の中の猫すべてが好きだと聞いたことがあります。つまり、おもしろ記事は猫。

2023年もインターネットの猫、おもしろ記事を愛おしんでいきましょう!

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