年末年始とくべつ企画 2022年12月29日

そうだ、あそこに行ってみよう!~2022年出かけた記事10選

行くぞーーーーー!!!!

……どこへ? どうやって?

一旦落ち着きましょう、編集部藤原です。こんな風に、どこかに行きたいけどどこに行けばいいかがわからなくなってしまった人のために、デイリーポータルZの2022年の記事の中から「おでかけ」にまつわる記事を10本ピックアップしました。

どれも気になるところばかりです!

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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原付バイクで東京から京都まで1日で行けるのか? ※行けました(西村まさゆき)

東京から京都まで、約500キロを原付バイクで1日で行けるだろうか。結論としては、行けました。

そして、孤独だ。

バイクの移動は、基本的に一人だ。きれいな景色をみても、面白い名前の発電所を見つけても、道の駅でそばを食べても、カメラの操作をしくじっても、わりと何も起きない。ツィッターに画像をアップしていいねされるのがせめてもの救いだ。

 

市川と本八幡で青春を味わう(谷頭和希)

市川と本八幡で地元の中高生が遊びやデートに行く場所を案内してもらった。 お金を使わずに楽しめるように考え抜かれたルートだ。

ほしさんが大きな声で言う。
「ここ、夜になるとゴキブリがめちゃくちゃ出るんですよね!わたし、前、ここでゴキブリ踏みました!」

おい、今日のコースはデートスポットじゃなかったのかよ、と言いたくなる気持ちを抑える。夜になると広場にカップルがいっぱいいるとか、そんな内容かと思ったら不意打ちだ。

 

どうみても居抜きの個室ビデオが川崎にある(いまいずみひとし)

JR南武線の尻手駅の近くに笑っちゃうくらい居抜きな個室ビデオ屋がある。
これ、どうみてもファミレスの居抜きである。たまたま隣を通りかかったのだが、思わず振り返ってしまうほどの居抜きっぷりだ。

 

ついに前橋IKEAができると聞いて、工事現場を見に行ってみたが(ぬっきぃ)

2017年7月、ぜんぜんできない前橋IKEA建設予定をジオラマにする。という記事を書きました。そして5年後の2022年、ついに前橋IKEAが2024年にできるという噂が!

IKEA予定地につくと、何もありませんでした。え、先月工事してたじゃん!とその場に座り込む私。

先月、予定地にあったプレハブと盛り土はIKEA建設工事ではなく発掘調査だったそうです。

海も山もうどんも!すべてが「映える」旅~地元の人頼りの旅in香川県~(安藤昌教) 

いきなり行って地元の人頼りで旅をする。香川はインスタ映えスポットにたくさん出会いました。

そしてやってきた「釜たま」がまたよかった。日の光が当たってうどんが神々しいのだ。味ももちろん最高。

トッピングした名物「いりこ天」もワイルドな味で美味しかったです。

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高知には涙が止まらなくなるほど美しい川がある~地元の人頼りの旅in高知~(小堺丸子)

いきなり現地に行ってあとは地元の人に頼り切って旅をする。高知では泣いてしまうくらい綺麗な川と現地の人に出会いました。

その美しい川は仁淀川という。

水質が日本一だそうで、本当に美しい。
その美しい川が、道なりにずっと続いていてバスから楽しめる。

それを眺めているとふと、先ほどひろめ市場で会った女性が言っていた「日本人で良かったと思う」という言葉が頭をよぎった。

 

 今はもうない秘境の温泉に行く(江ノ島茂道)

ずっと前に見つけた秘境の温泉。疲れ切った今こそもう一度行くべき、と思って探したらなくなっていました。

ようやく見つけた「星山温泉」。ただ、人がいない。管理人のおじさんがどこにいないのだ。

ここに風呂があった記憶がある。

周りを見ても、管理人のおじさんも入浴する人もいない。廃墟のような静けさと少しの恐怖。カラスの鳴き声が山の中にこだまする。

 

 新横浜にある「水没」が前提の公園(井上マサキ)

新横浜の日産スタジアムそばにある公園は、水没することが前提で作られている。想定される最大の水深は8.57m。真夏の空の下、水の底にいることを想像して巡った。

新横浜公園のそばには鶴見川が流れている。鶴見川は昔から“暴れ川“で有名で、大雨による洪水が頻繁に起きていた。

そこで、氾濫した川の水を一時的に溜め込んで、周辺の洪水被害を最小限に留めるための遊水池をここに作った。それが1997年のこと。

 

大阪観光の最終兵器は国立民族学博物館(大北栄人)

大阪にある「みんぱく」こと国立民族学博物館がみどころありすぎるので、どういうことなのか聞きました。

わかる。大学生の頃にみんぱくを訪れた私も「あるなあ」程度に思っていたのだが、これが歳を重ねるにつれどんどんおもしろくなっていくのである。

「これで暮らしてるのか!」「こんなものどうやって考えついたんだ!」「なんでこんな模様になるんだ…!!」などなど、一回社会を経験してから行くと世界の文化に対する驚きの声が増すばかり。

 

雑ピクニックのススメ(ほしあさひ)

私はもっと雑にピクニックをしたい。準備をしないでカジュアルにピクニックを楽しみたい。

シートがあるかないかで、ピクニックかどうかが決まる。シートがないピクニックは、ただ地面に座っている人になってしまう。ピクニックという行為の優雅さは最低限担保したい。

逆に言えば、シートさえあればどうとでもなるのだ。過度なおしゃれをする必要もない。自宅の部屋着のままだってかまわない。

 

地元の人頼りの旅は安定の観光案内になっています。市川も地元の人に案内してもらうとより興味深くなってきますね。

イケアの建設予定地や廃墟の温泉なんて、ここに出かけるの?と思われるでしょうが、それは各々の思い出に変換してもらって……、という意図で紹介させていただきました!

なんにせよブルーシート1枚もっておでかけすれば、どこでもピクニックになりますよ!

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