アフタヌーンティーへの憧れ
経済的にも時間的にもゆとりのあるマダムたちの社交の場、アフタヌーンティー。
イギリスの貴婦人たちが開いていたお茶会が起源と言われており、現代では多少敷居が低くなったものの、超庶民のわたしにとってはまだまだ憧れの場である。
子育てや家事に追われる日々から解放されて、数時間でいいからアフタヌーンティーを楽しみたい。
そんな話をママ友に持ちかけたところ、わたしと同じくアフタヌーンティー未経験者のママ友が初アフタヌーンティーに参加してくれることになった。
アフタヌーンティーのアの字も知らない者が集まり、アフタヌーンティー会を開いたらどうなるのか。
アフタヌーンティー会場はカフェが多い
アフタヌーンティーをどこで楽しもうかと考えた時、一番はじめに思い浮かんだのはホテルだった。
わたしの住む浜松市にもカフェやラウンジを構える大型のホテルがいくつかあり、まずはそれらをあたった。
しかし、いわゆるアフタヌーンティーをメニューに掲げているホテルはとても少なく、かろうじて1件見つけたものの現在はやっていないという結果に。
ホテルに限定せず再度探したところ、ホテルよりカフェやレストランの方がアフタヌーンティーをやっているところが多いことに気づいた。
当初のイメージよりカジュアルな場でアフタヌーンティーが楽しめる時代になっているようだ。
そして今回わたしたちが初アフタヌーンティーを体験する場所も浜松市内のカフェだ。

こちらのカフェは個室利用も可能で、周りを気にすることなくアフタヌーンティーの世界に浸れると思い予約した。




初めての場所、初めてのアフタヌーンティーで緊張してしまい、あとから写真を見返して「撮る場所そこかよ」と思う写真しか残っていなかった。おしゃれでかわいらしいカフェなのに、申し訳ない。
俺のアフタヌーンティー
アフタヌーンティーの予定が決まってから最初に直面したのは、服装問題だ。
アフタヌーンティーとなったら、普段着ているゆるゆるのパーカーとダボダボのズボンで出向くのはさすがにまずいだろう。
しかし初めてのアフタヌーンティーでどんな服装で参加するのが正解かわからないため、各々“俺のアフタヌーンティー”をテーマに洋服を準備し、当日を迎える運びとなった。

服装以外にもマナーや約束ごとなど、アフタヌーンティーを楽しむために必要な知識や情報はあえて入れていない。
アフタヌーンティー経験者や有識者に指示を仰ぐのではなく、初めてアフタヌーンティーを体験する2人の主婦があたふたする記事なので、中身を求めてこの記事を読まないでほしい。
悩みに悩んだ末、わたしが着て行ったのはこちらのコーディネート。

実は前日までは別に用意していたカットソー&パンツスタイルで行く予定だったのだが、この日は普段より5度も気温が低く、急遽冬物のワンピースを引っ張り出してきた。
袖があり、膝が隠れる丈のワンピースならアフタヌーンティーにも向いていると思いこれにした。
そしてわたしと一緒に初アフタヌーンティーに挑戦してくれるのは、最近撮影のたびわたしに呼び出されているMちゃんだ。
Mちゃんのアフタヌーンティースタイルはこちら。

普段とは違う装いでアフタヌーンティーを楽しむ準備は万端。
さぁ来い、夢の段々タワー!
覚えきれない品数
こちらのカフェのアフタヌーンティーセットは、スイーツが乗ったタワーとドリンク2杯が含まれて1人2,500円。
はじめにドリンクについて説明があり、1杯目にメニューにある黄色い欄のドリンクを注文した場合2杯目はピンクの欄から選び、1杯目ピンクの欄のドリンクを注文した場合2杯目は黄色い欄からもピンクの欄からも選べるとのことだった。
複雑すぎて、途中で理解するのをあきらめた。

ミルクレモネードを注文するも、のどが渇いていたため一気に飲み干す。

そしてこちらが本日のメイン、スイーツタワー!


アフタヌーンティーの写真は意外と撮るのが難しい。被写体の見栄えがいいのでどう撮ろうが映える写真になると確信していたが、なかなかイメージ通りにならず苦戦した。
あとうしろのビートルジュースみたいな壁紙の主張が強い。
写真はイマイチでも、乗っているスイーツはすごくかわいいしおいしそう!



ドリンク同様スタッフさんが1品1品丁寧に説明してくれたのだが、品数が多すぎてこちらも途中で把握しきれなくなった。 かろうじて覚えているものだけキャプションに記したが、本当はほかのものもたくさん乗っている。
数えたところ、全部で13種類ものスイーツと軽食が乗っていた。
Mちゃんと「スタッフさんはよく覚えているね」と話していたら、「すみません!作ったスタッフが1品乗せ忘れたかもと言っていて…」とまた別のスタッフさんが入ってきた。
スタッフさんも覚えきれていなかった。