ラジオつきボールペン

熊:これいきましょう。ラジオつきペン
林:ハイテクだ。
熊:5ドル99セント
林:やすいなあ
熊:ヘッドホンで聴くんです。
林:リモコンつきだ。すげえ
熊:これ500円だったらかいますよね
林:…う、うん
熊:きこえるかな。
林:なんか間違ってる気がするなあ
熊:シークのボタンをおすと勝手にさがしてくれるんです
林:どう?
熊:おお、きこえる
林:(聞かせてもらう)くっきり聞こえるね。これどこの局だろう。
熊:どこですかね。
林:自分でどの局きいてるかわからないんだ。
熊:液晶とかないですから。

熊:(ききながら文字を書く)コードがじゃまです。
林:あ、やっぱり。
熊:いっしょうけんめい仕事しているフリしてラジオがきけますね。
林:イヤホンを耳に入れてる時点で仕事してるか謎。
熊:これポケットにいれたらかっこいいですよ
林:かっこいいかなあ。
輪ゴム玉のなかから意外なものが!

熊:じゃあゴムいきますか
林:これ日本のオフィスデポで見たことあるよ。ショックだった。
熊:いろもこんなですよ、ぜんぶ
林:これ弾むんじゃない
(投げてみる) どん、どん、どん

熊:弾みますね
林:これでアメリカの子どもは遊んでるんだろうなあ
熊:場所とらないように合理的なんですよ。値段は4.99ドル
林:ラジオつきボールペンと1ドルしか違わない。
熊:いちばんなかはどうなってるのかきになりますよね
林:最後どうなってるんだろうね
熊:分解してみますか!
熊くん輪ゴムをバリバリとむきはじめる。

林:巻くのきかいでやってんのかな
熊:キャベツっぽい色ですね
林:そうかなあ。でもむくの楽しそうだね。
熊:ストレス解消になります。
林:これでお金もらえたらいい。1日10個むいたらかえっていいとか
熊:ご飯とか食べながら。
林:同僚が乙葉とかで
熊:いいですね
林:(輪ゴムのにおいをかぐ)においが日本の輪ゴムと違う
熊:あ、たいへんですよ。なんかへんなものが見えてきた!
林:ほんとだ!
熊:もうすこしです。
林:巻くの人手かなあ。巻くのはやりたくないね。しごとで
熊:おかしくなりますね。
林:巻くのはどこかに発注したい。
(中身が見えてくる)

熊:何でこんな色なんでしょう
林:スーパーボール?
熊:すごい!さいごまであそべるんだ。
熊:ラムネのタマみたいなものですよ。
林:アメリカ人はなかにスーパーボールが入ってるの知ってるのかな。
熊:がんばって仕事した人だけがこのボールが見えるんですよ。
林:たこ焼きやさんとか。
熊:?
林:ほら、たこ焼きって箱を輪ゴムで止めるじゃん。
熊:ああ。
林:アメリカのホットドッグ屋とかって輪ゴムでとめないの?
熊:とめないですねえ