特集 2024年8月16日

約300キロの麦稈ロールを解体する

麦稈ロールというものがある。「麦稈」は「ばっかん」と読む。夏に北海道に行くと広大な農地に麦稈ロールが置かれている景色をよく目にする。正体は名前からもわかるように麦わらを丸めたものだ。

そんな麦稈ロールを解体したいと思う。巨大なのだ。麦わらがどのようにロールになっているのだろうか。300キロってどのくらいなのだろうか。

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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麦稈ロールとは

麦稈ロールは麦を刈り取った後の麦わらで作られる。今回の麦稈ロールは小麦で、小麦の収穫はコンバインで穂先だけを刈り取るので、それ以外は畑に残ることになる。それを丸めてロールにしたものが麦稈ロールだ。

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これが麦稈ロールです!

麦稈ロールの使い方はいろいろある。その一つは敷料といって、家畜の寝床に敷くために畜産農家に売却される。それ以外にもマルチとして畑で使うこともできる。マルチとはイネなどで土壌を覆うことをいい、現在はビニール製のものがよく使われる。日の光を遮り、雑草が生えるのを抑えるなどの役割がある。

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ビニールのマルチです!

今回は上記の麦稈ロールを解体して、畑に持って行き、マルチとして使うことを目的としている。麦稈ロールを解体するのは初めてだ。どのくらいの量になるのか楽しみだ。

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ちなみにこれが小麦です!

 

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麦稈ロールを解体する

今回の麦稈ロールは室内に展示してあったものだ。室内で解体すると麦わらが舞って大変なことになりそうなのでまずは外に出す。持ち上げることはできないので転がす。丸いから転がすことは容易だ。大人3人の力があればだけど。

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転がして、
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外に出す!

展示されている時はよく観察していなかったのだけれど、弧を描く部分にはネットのようなものがかかっていた。これがあるから麦稈ロールは形を保っていられるわけだ。

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弧を描く部分にはネットがある!
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平らな面はそのまま! 芸術だね!
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ネットを切る!

ネットをカッターでカットした。すると面白いように麦わらが取れる。バンバン取れる。剥がれるというイメージに近いかもしれない。キャベツの葉を剥ぐ感じだ。キャベツは剥いでも剥いでもキャベツだけれど、それと一緒で剥いでも剥いでも麦わらだ。

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剥ぐ!
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これがロールになっていました!
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運ぶために箱に入れる!

永遠なんてないと思っていた。永遠の愛を誓ったとしても、それは本当に永遠なのだろうか。私は永遠を信じない。しかし、永遠を信じる時がやってきた。それが今回だ。永遠なのだ。麦稈ロールから麦わらを剥いで箱に入れるを繰り返す。全然麦稈ロールが小さくならないのだ。

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永遠はある、と思った瞬間!

麦稈ロールの解体なんてしたことがないから、若干ではあるけれど甘く見ていた。そもそも数がなかったからでもあるけれど、箱(ゴミ箱)はすぐに足りなくなり、ビニール袋に詰めることになった。ゴミ袋はすぐに満杯になる。

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箱(ゴミ箱)がいっぱいになり、
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ゴミ袋に!

⏩ 解体すればするほど増える

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