広告企画♪ 2016年2月12日

間違えてNASAに行く

NISA!
NISA!
NISAは少額投資非課税制度のことである。

今回はマネックス証券がNISAのことをわかりやすく説明してほしいということだったので、勉強するために現地まで行ってきました。

でも行先をちょっと間違えました。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。(動画インタビュー)

前の記事:高知へ行ってトマトばかり食べてきました

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

現地からNISAについてお伝えします

NISAは少額投資非課税制度のことである。

聞いたことはあるけどよく知らない、僕を含めほとんどの人がそんな感じではないだろうか。そこで今回、NISAについて勉強するために現地までやってきた。

現地での写真をまじえて説明したいと思う。


NISAのポイントその1
毎年120万円までの
新規投資分が非課税
NISAの特徴は年間120万円まで、新規の投資が非課税になること。
ところでNASAのスペースシャトルは135回のミッションを果たし、そのうちの120回目(STS120)は「ディスカバリー」という機体がこなしました。
ところでNASAのスペースシャトルは135回のミッションを果たし、そのうちの120回目(STS120)は「ディスカバリー」という機体がこなしました。
これが120回目のミッションをこなしたディスカバリー。
これが120回目のミッションをこなしたディスカバリー。


NISAのポイントその2
非課税の期間は
5年間
120万円までの投資に税金がかからない期間は5年間。つまり毎年120万円ずつ5年間買い続ければ最大600万円が非課税になるということ。
国際宇宙ステーションの運用は建設当初は2016年までの約5年間を予定していました(その後延長が決定)。"
国際宇宙ステーションの運用は建設当初は2016年までの約5年間を予定していました(その後延長が決定)。


NISAのポイントその3
NISAの制度は
10年間継続
NISAの制度が始まったのが2014年。これが2023年までの10年間続く。
アポロ10号は月の周回軌道で観測モジュールを初めてテストした回です。
アポロ10号は月の周回軌道で観測モジュールを初めてテストした回です。


どうだろう、言葉ではわかりにくい株の話も、現地の写真があるとぐっとわかりやすくなっただろう。行ってよかったと思う、NISA。
NISA!
NISA!
新しく株をはじめるなら
NI…SA?
NI…SA?
あれ?
まちがえた!ここNASAだ!
まちがえた!ここNASAだ!
しまった!

NISAだと思ってやってきたら、NASAだった!という茶番でした。


ほぼこれがしたかっただけの記事です。

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まちがえてNASAまで来た

マネックス証券のNISAを紹介するため、NASAまでやってきた。

日本版ISA(Individual Saving Account)がNISA、アメリカ航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration)がNASA。言うまでもなく、似ているのは略語だけである。
まちがえた!という茶番をやるためだけにここまで来たわけです。
まちがえた!という茶番をやるためだけにここまで来たわけです。
実はこの企画、ずいぶん前にマネックス証券の担当者にウケねらいで提案していたものだ。
提案していたことすら忘れていたのだけれど、そうだ、マネックス証券ってやる会社だった
提案していたことすら忘れていたのだけれど、そうだ、マネックス証券ってやる会社だった。
あの話をいまごろ思い出したのだろうか、「そういえばNASAに行くって言ってましたよね」と連絡を受けた時には口に出して「まさか」と言ってしまった。投げっぱなしにしていたブーメランが半年くらいかけて戻ってきた形である。

というわけで僕は今、フロリダにいます。
NASAのケネディ宇宙センターはフロリダにあります。
NASAのケネディ宇宙センターはフロリダにあります。

フロリダにいます、と簡単に書いたが、ここまでの道のりが長すぎたので少しだけ報告させてほしい。この企画、出オチで終わるにはもったいないほど過程が盛り上がったのだ。一人で。

いつか急にフロリダに出張が決まった時の参考にでもしてもらいたい。

君はESTAを知っているか

NISAの前にまずESTAをご存じだろうか。これも僕はNISA同様、聞いたことはあるけど直接関係なさそうだしいいか、くらいにしか認識していなかった。

ESTAというのは電子渡航認証システムのこと。アメリカに行くときには渡航の72時間前までに申請しておくことが推奨されている。申請はインターネットで簡単にできて、たいていの場合は申請後すぐに認証がおりるので、忘れて空港に行ってしまっても、1時間くらい余裕があればその場でなんとかなったりするらしいのだ。

普通ならば。
僕はなんとかならなかったですけどね。
僕はなんとかならなかったですけどね。
普通ならばその場でなんとかなってしまうらしいESTAだが、僕の場合はなんとかならなかった。それというのも当日、ちょうどアメリカのESTA申請サイトがメンテナンス中だったのだ。

するとどうなると思う
飛行機に乗れないんだぜ。
飛行機に乗れないんだぜ。
本気で乗せてくれないのだ。アメリカ、ウケる。

結局僕のESTAは飛行機が飛び立って数時間後、サイトのメンテナンス終了とともに受理されたわけだけれど、飛んでしまった飛行機はもう戻ってこない。

というわけで変更手数料300ドルを支払って元気に次の便を確保した。
笑ってるけどもちろん自腹だからな。
笑ってるけどもちろん自腹だからな。
このESTAによる一便分の遅れが、後からボディブローのように効いてくるわけだけれど、この時点ではまだそれを知る由もなかった。
機内でちょうどNASAをテーマにした映画を見て泣いた。そういえば僕は子どもの頃宇宙飛行士になりたかったのだ。
機内でちょうどNASAをテーマにした映画を見て泣いた。そういえば僕は子どもの頃宇宙飛行士になりたかったのを思い出した。
飛行時間17時間、飛ぶ前に12時間以上(これは僕のせいだけど)、こうしてはるばるアメリカはオーランド国際空港までやってきた。NASAはもうすぐそこである。
本当に来た!
本当に来た!
しかし飛行機一本見送ったおかげで着いたのは夜中である。とりあえず予約していたホテルへと向かう。
陽気なドライバーさんでなごんだ。
陽気なドライバーさんで和んだ。
ホテルに着いた頃にはすでに日をまたいでいた。はやくシャワー浴びて寝たい。

しかしあろうことか3泊分予約していたはずのホテルが全日程キャンセルされているではないか。
「だってお前来ないからさ、全部キャンセルしといたよ。」
「だってお前来ないからさ、全部キャンセルしといたよ。」

なにその親切。

確かに日をまたぐほど遅れることがわかっていたらホテルに電話でもして1泊分キャンセルすべきだったのだろう。でも僕はESTAにかかりっきりでそれをしなかった。正直言うと少し頭の隅には浮かんだのだが、初日は泊まったことにして(3日分支払い済みなので)残り2泊分はそのまま泊めてくれるだろう、と甘く考えていたのだ。

僕がホテルともめてる時に不良みたいな人がやってきてカウンターに足をかけて靴紐を結んでいた。アメリカに来たんだな、と思った。
僕がホテルともめてる時に不良みたいな人がやってきてカウンターに足をかけて靴紐を結んでいた。アメリカに来たんだな、と思った。
結局別のホテルを探して歩き回ることに。どこか、誰か、僕を泊めてください。
結局別のホテルを探して歩き回ることに。どこか、誰か、僕を泊めてください。
幸運なことにほどなくして2泊分の宿が確保できたのでカードで支払いして(これも自腹)事なきを得た。

と思ったのだけれど、ここで僕のカードが1日の限度額を超えたため使えなくなり、手持ちの円をすべてドルに換えても、NASAに行くことを考えると帰りの空港までのタクシー代すらあやしいという事態になった。怒涛の連鎖反応。海外取材、こうでなくっちゃ、という展開である。
ホテル近くの歯医者が24時間営業だった。
どうでもいいけどホテル近くの歯医者が24時間営業だった。
なにはともあれ、泊まるところも確保できたのでひとまず休んで、明日はなんとしてでもNASAに行こうと心に誓った。なにしろそのためだけに来たのだ。
翌日の朝食。泊めてもらっただけラッキーなので特に言うことはないです。
翌日の朝食。泊めてもらっただけラッキーなので特に言うことはないです。
それでは気を取り直して、いざNASAへ!

いざ、NASAへ

翌日のフロリダは霧で真っ白だった。青い空と強い日差しを期待していたので少し意外である。

でも僕はもうちょっとやそっとの意外性では驚かない体になっている。イワシでも降ってこない限り慌てないだろう。

別にいいよ、真っ白で。
別にいいよ、真っ白で。

ところでNASAだけど、これがフロリダ半島の端っこ、おおよそ人間が近づかないような場所にあるのだ。

ロケットとか打ち上げるのだから当たり前なのだけれど、おかげでどう行けばいいのか本当に悩んだ。

日に1便のバスを逃したので結局タクシーを拾った。
日に1便のバスを逃したので結局タクシーを拾った。

タクシーを拾ったはいいが、ケネディスペースセンターまで!と告げると運転手はギアを変え、ハイウェイをぶっ飛ばしはじめた。

湿地帯を横目に車は走る。しかし1時間経っても着かないしメーターは上がりっぱなしだし途中で給油しはじめるしで、僕は不安でずっとGPSで現在地を確かめていた。

不安になって「NASAですよ。」と発音を変えて何度も念を押した。
不安になって「NASAですよ。」と発音を変えて何度も念を押した。
ベネズエラ人のタクシー運転手、アルフレッドさんと互いの家族の話をするほどに打ち解けた頃、ようやくNASA・ケネディ宇宙センターに着いた。

正面入り口でアルフレッドに写真を撮ってもらったが、なぜだろう、どこか元気がない。
元気出せ。
元気出せ。
しかしここからがすごかった。NISAとひっかけてやってきただけなのに、NASAのすごさにぶっ飛ぶことになる。


次のページでNASAの実力がさく裂します。

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NASAでかい

NASA・ケネディ宇宙センターは有人ロケットの打ち上げが行われている本気の政府関係施設なのだけれど、ビジターセンターの部分は観光用に開放されていてチケットを買って見学することができる。

ここまでの道のりを思い出すと5年くらい年を取ったような気がするが、目の前に巨大なロケットを見るとやはりテンションが上がる。
なにしろ迫力がすごいのだ。そして晴れた。
なにしろ迫力がすごい。そういえばいつの間にか晴れた。
これはスペースシャトルの燃料タンク。見上げすぎて肩がこるくらい一つ一つがでかい。
これはスペースシャトルの燃料タンク。見上げすぎて肩がこるくらい一つ一つがでかい。
前にも書いたが僕は小学生の頃は宇宙飛行士になりたいと思っていた。NASAに入ってスペースシャトルに乗って、人類のまだ見ぬ世界を調べに行くのだ、と。

その夢が最初の「NASAに入って」の部分だけ、表面的にではあるがかなったことになる。あの時の僕に教えてやりたい。おまえは将来、ギャグでNASAに行くことになるぞ、と。
よかったな!おれ。
よかったな!おれ。
施設内では、スペースシャトルが計画され試行錯誤のすえ、繰り返し使えるスペースシップとして運用されるまでのストーリーが感動仕立てで映像化されている。
これが泣けるんだ。
これが泣けるんだ。
360度の全天空映像で映し出されるスペースシャトル発射の迫力たるや。これですでに感無量なのだけれど、飛び立った後がまたすごかった。
ものすごい音でスペースシャトルが飛び立っていくと
ものすごい音でスペースシャトルが飛び立っていくと
なんとスクリーンが開いてその向こうに
なんとスクリーンが開いてその向こうに
実物のスペースシャトル・アトランティスが展示されているのだ。
実物のスペースシャトル・アトランティスが展示されているのだ。
こんなの泣くだろう。

他にも人類を月へと連れて行ったアポロ計画の緊張感をそのまま保存した管制室や実際に使われたロケット、大気圏再突入ポッドなんかがストーリーと共に展示されていて、見せ方がもう本気で感動させに来ている。
遠かったけど来てよかった、本当に。
遠かったけど来てよかった、本当に。
さらにバスツアーに参加すると、ロケットの発射台の周辺施設まで近づくことができる。
ツアーに参加するとガイドさんがアメリカンギャグを小粋にはさみながら説明してくれます。
ツアーに参加するとガイドさんがアメリカンギャグを小粋にはさみながら説明してくれます。
スペースシャトルが組み立てられた建物。この建物、なんと一階建て。一階建てビルとしては世界最大なのだとか。
スペースシャトルが組み立てられた建物。これなんと一階建てで、一階建てビルとしては世界最大なのだとか。
この砂利道はなにかというと
この砂利道はなにかというと
この建物みたいな車がスペースシャトルを載せて走るための専用道路でした。
スペースシャトルを載せてこの建物みたいな車が走る専用道路でした。
スペースシャトルは今はもう飛んでいないのだけれど、ロケットは今でもこのケネディ宇宙センターから打ち上げられているのだという。
遠くに見えるのが実際にアポロを打ち上げた発射台。
遠くに見えるのが実際にアポロを打ち上げた発射台。
かぶりつきですわ。
かぶりつきですわ。

普通にワニがいる

スペースシャトルを打ち上げる時、近くにいると振動と熱とで死んでしまうのだけれど、離れたところで見ていてもやはり死んでしまうらしい。さてどうしてでしょう。

答えはワニに食われるから。ツアーのガイドさんが教えてくれたアメリカンなぞなぞである。

なんでワニ?と思うだろう。いるんだ、ワニが。
その辺の水たまりに普通にワニがいる。
その辺の水たまりに普通にワニがいる。
フロリダには日本で言うところのカメくらいの感覚でワニがいる。ほら、カメって天気がいいと甲羅干ししに出てくるだろう、あれがフロリダではワニなだけである、同じだ。

このあたりは温暖な湿地帯で、もともと人はあまり住んでおらず、ワニとかマナティとかでかい鳥とか、そういうワイルドアニマルがうじゃうじゃいたのだとか。いた、というか今でもうじゃうじゃいる。

どうだろう、NASA、行きたくなったでしょう。はっきりいって日本から近くはないので、個人で行くにはいろいろとハードルが高いのだけれど、それでも宇宙が好きな人はもちろん、動物好きや感動好き、巨大な物好きなど、誰が行っても楽しめると思うのでおすすめです。

そうだ、この記事NISAの記事だった。


NISAとNASAとの共通点が明らかに。

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NISA再び

ここでもう一度まじめに戻ってNISAについて振り返りたい。

最初にも説明したように、NISAは120万円までの新規株の購入分が非課税となる。

僕は株をやったことがなかったのでよくわからないのだが、これはきっとすごいことなのだろう。たとえば日本でもそうだが、アメリカでも物を買うと税金がかかる。

だいたいの物には税金がかかる。それはそうとこのお店、飲み物のラインナップがゲータレード、レッドブル、ネスクイック(ココア)、ヨープレイ(ヨーグルト)と極端だった。
だいたいの物には税金がかかる。それはそうとこのお店、飲み物のラインナップがゲータレード、レッドブル、ネスクイック(ココア)、ヨープレイ(ヨーグルト)と極端だった。

NISAではこの「新しく株を買っても税金がかからない」非課税措置が株の購入から5年間続くのだ。この制度自体は2023年まで10年間続く。

つまり毎年120万円ずつ5年間買い続けたら600万円分の株を買っても非課税ということである。それらが全部上がって5億になったとしても税金がかからないんだぞ。

5億になったらいよいよ宇宙事業に着手したい。
5億になったらいよいよ宇宙事業に着手したい。

もちろん株なのでいつ値上がりするのかわからないわけだけれど、持っていればこういう夢が見られるということは確かだ。

そう、人類が宇宙を夢見たように。
そう、人類が宇宙を夢見たように。

言い忘れたがNISAの対象者は日本に住む20歳以上の人である。

ここで注意したいのは一人が持てるNISA口座は一つだけ、という点。NASA土産も一つだけと言われたらものすごく迷うだろう。一緒だ。しっかり選ぼう(きっとNISA口座の株式手数料が無料のマネックス証券がいいよ)。

NASAのお土産がNASAでしか買えないように、NISAは日本でしか買えないのだ。
NASAのお土産がNASAでしか買えないように、NISAは日本でしか買えないのだ。
というわけでNISAは初めての投資にちょうどいいと思う。投資で先のことを考えるきっかけに、NISAをどうぞ。

以上、NASAからお届けしました。

NASAにもNISAにも夢がある

字面が似ているから、というだけでNASAに来てみたのだけれど、来て本当によかったと思う。忘れていた夢を思い出したというか、かなえたい夢を持つ楽しさを思い出したというか。

投資もきっと夢を見たりするのが楽しいんじゃないかなと、強引につなげて日本に帰りたいと思います。
実はこの記事、帰りの空港で書いています。天候の悪化で飛行機が26時間遅れるらしいので。
実はこの記事、帰りの空港で書いています。天候の悪化で乗り継ぎ便に間に合わず、次の便が出るの26時間後らしいので。


明日2/13はNISA(213)の日。

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