特集 2023年5月31日

自分で作ってみておいしかった世界の料理 ベスト3(選者:高瀬雄一郎)

こんにちは、編集部 石川です。

隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。

今日は奥様が世界一周旅行中で「嫁が世界一周旅行中の旦那」というTwitterアカウントもお持ちの高瀬さん。奥様が行った国の料理を日本で作って楽しんでいるそうです。いままでに作った料理のベスト3を聞きました。

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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高瀬さんが選ぶ「妻が行った国の料理で、僕が好きなもの」おすすめベスト3

――高瀬さんの奥さんが世界一周旅行中なんですか。

高瀬:はい。結婚して7年になるんですけど、3年目の2019年に、妻が世界一周旅行にいくことになったんです。
僕は仕事をやめていくまでの興味はなかったので一緒には行かなかったんですけど。

――それで奥さんが行った先の料理を、日本にいる高瀬さんが食べている…?

高瀬:これってすごい珍しい状態だからなにか楽しめないかなと思って、妻が行った国の料理を、日本にいる僕が順番につくって追いかけることにしたんです。

――なるほど、どのくらい作りましたか?

高瀬:妻は今までに40以上の国をまわっていて、僕はそのうち17ヵ国の料理をつくりました。
今回はその中で特においしかったものベスト3を紹介します。

――よろしくお願いします!

※注:レシピは日本で手に入りやすい食材に合わせてアレンジしてあります。

【第3位】

ラグメン(カザフスタン)

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――これはどんな料理ですか?

高瀬:にんにく・しょうが・クミンなどで味つけをした牛肉(本場では羊肉)のトマト煮込みを、うどんにかけて食べるものです。

――エキゾチックな煮込みとうどんの組み合わせがいいですね。

高瀬:そうなんです。上にかかってる牛肉のトマト煮込みが、ちょっとエスニックな風味でめちゃくちゃおいしくて。作ってる途中に味見でつまみ食いしたら止まらなくなっちゃうぐらいです。

そしてそれがモチモチのうどんともよく合って、食べごたえがあるんですけどどんどんいけちゃいます。豚のしょうが焼きとかカレーがあるとご飯がすすむじゃないですか。そのうどん版はこれっていう感じです。

――なるほど、わかってきました。

高瀬:太めの麺が合うので、きしめんでもすごくいいと思います。

――では次は2位お願いします!

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【第2位】

サマルカンド・ポロ(ウズベキスタン)

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――全く聞いたことのない料理です。

高瀬:お米・牛肉(本場では羊肉)・にんじんを土鍋に入れて、塩・こしょうだけの味つけで炊いたごはんです。

――チャーハン的なものではなく、炊き込みご飯なんですね。

高瀬:はい。土鍋で炊いてるからなのか、お肉のうまみとにんじんの甘さがすごく出ていて、ほんとに塩・こしょうで味つけしただけ!?と思うぐらい豊かな味の炊きこみご飯です。

お肉料理とかでうまみが止まらなすぎてずっと噛んでたいと思うことってあると思うんですけど、あの感じをはじめてご飯で味わいました。

――特殊な調味料を用意しなくていいのも良いですね。

高瀬:ですね。材料を鍋に入れて炊くだけなので、作るのが簡単なのもおすすめのポイントです。

――では次はいよいよ1位お願いします!

⏩ 次ページは1位の発表!

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