特集 2023年5月31日

自分で作ってみておいしかった世界の料理 ベスト3(選者:高瀬雄一郎)

 

【第1位】

シチャワマ(アラブ首長国連邦)

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――これもまた聞いたことがない料理です。

高瀬:お酢・シナモン・マスタードなどに2時間漬けこんだ牛肉に、トマトや玉ねぎを加えてオーブンで焼いたものです。

――味の想像が全然つきません…!

高瀬:僕も実際食べてみるまではそうでした。お酢があんまり得意じゃないので、こんなに漬けこんだやつ大丈夫かなと思ってたんですけど……むしろそのおかげでお肉のジューシーさが引き出されて、でもさっぱりしていて、めちゃくちゃ食欲をそそられる味でおいしかったです。

暑い日にこそもりもり食べたくなる感じで、さすが中東の料理だなと思いました。シナモンの風味がするのも異国感があって良かったです。

――日本でも、これから夏になったら作ってみたい料理ですね!

 

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これと2位のサマルカンド・ポロは実家に帰省したときにも作って、家族にも大好評でした(高瀬)(左はタイのヤムウンセン/春雨サラダ)
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次は中南米

――世界の料理をいろいろ作ってみて、どうですか?

高瀬:実は今まで作ったものの中には、レシピ通りつくったけどうまくいかなかったものもありました。僕は料理があんまり得意じゃないので……。

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ミャンマーのチェッターアールヒン(ミャンマー風肉じゃが)。海外の料理は味が濃いとはいえさすがにここまでじゃないだろと思うぐらいしょっぱくなってしまった。
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スープができるはずなのに、なぜかタマゴとじになってしまったギリシャのコトスパ・アヴゴレモノ(卵とレモンのスープ)

――実際自分で現地で食べたわけじゃないから、という難しさもありますよね。

高瀬:そうですね。そんな中で、ベスト3にあげた3つは僕でもすごくおいしく作れたので、作りやすい・失敗しにくい料理でもあると思います。

――ところで奥さんはまた海外にいるそうですね。

高瀬:実は2019年からの妻の世界一周旅行は、のこり2ヶ月というところでコロナがきてしまって中断状態だったんです。

でもそれから3年たってまた海外にも行けるようになったので、妻はこの4月からまた旅にでていて今は中米のグアテマラ(メキシコの南どなり)にいます。

中南米の料理はまだ手をつけられていないんですけど、チョコレートを入れたカレー、お肉のコーラ煮などおもしろそうなものが多いので、これから作っていきたいと思っています。

――またいい料理が見つかったら教えてください…!

高瀬さんが料理作りの参考にしている本はこちら!過去にはライター馬場さんが筆者の方にインタビューした記事もあります。

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